●下記3点は前回ご案内いたしましたが、価格が漏れておりましたため再掲載
いたします。
<Channel Classics>
CCSSA 32311(SACD-Hybrid) ¥2580
ヴィヴァルディ:ソプラノのための宗教作品集&協奏曲集 ──
弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調RV.129《マドリガル風》
詩篇第112《主の僕たちよ、主をほめたたえよ》ト長調RV.601
フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲RV.431a《偉大なるムガール人》
モテット《まことの安らぎはこの世にはなく》RV.630
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調RV.547
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、フロリレジウム
録音:2011年4月4日-6日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会
(ロンドン)
CCSSA 31811(SACD-Hybrid) ¥2580
オン・ザ・ロード - トランペットのための作品集 ──
ズビンデン:トランペット、スネア・ドラムとピアノのための協奏曲Op.6
ルイジーニ:コルネットとピアノための奇想曲
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》より 来たれ希望よ!
ブルジョワ:トランペット、トロンボーンとピアノのための三重奏曲Op.285
エベン:トランペットとピアノのための《ファンタジア・ヴェスペルティーナ》
グルネリウス:フルートとミュート・トランペットのための二重奏曲
ウィルソン(デュグイッド編):コルネットとピアノのための《カートゥーン》
ヘンドリックス:
トランペットとエレクトロニクスのための《オン・ザ・ロード》
フォンゼ:フリューゲルホルンまたはトランペットのための《薪割り》
ベリオ:無伴奏トランペットのための《グッド・ナイト》
ヴィム・ファン・ハッセルト(トランペット)、
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)、
エミリー・バイノン(フルート)、グスタヴォ・ヒメノ(打楽器)、
マルティン・フォンゼ(フェンダー・ローズ・ピアノ&ビブランドネオン)、
イェルク・ブリンクマン(チェロ)、
クラウディオ・プンティン(バス・クラリネット)、
エリコ・タケザワ(ピアノ)、ノリコ・イシカワ(ピアノ)
録音:2011年、メノナイト教会(アムステルダム)
<Piano 21>
P21 043-N
カツァリス・プレイズ・ショパン ──
ショパン:
前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》
(ライヴ録音:2010年9月23日、茅ヶ崎市民文化会館)
前奏曲第20番ハ短調Op.28-20、前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、前奏曲第4番ホ短調Op.28-4
(ライヴ録音:2003年12月12日、ハイデルベルク)
パガニーニの思い出、ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1
(ライヴ録音:1999年6月20日、エヒテルナハ)
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66(録音:1978年、パリ)
春ト短調Op.74-2、コントルダンス変ト長調
(ライヴ録音:2003年12月12日、ハイデルベルク)
ワルツ第3番イ短調Op.34-2《華麗なる円舞曲》
(ライヴ録音:1989年12月20日、津田ホール)
3つのエコセーズ(ライヴ録音:1991年9月7日、シュトゥットガルト)
コルトー編:ラルゴ(ライヴ録音:2010年11月6日、ハイデルベルク)
練習曲第12番ハ短調Op.10-12《革命》、
練習曲第3番ホ長調Op.10-3《別れの曲》、
マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1
(録音:2010年12月、ハイデルベルク)
アレグレット、マズール、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
マズルカ第45番ト短調Op.67-2、マズルカ第46番ハ長調Op.67-3、
マズルカ第47番イ短調Op.67-4、夜想曲第6番ト短調Op.15-3
(ライヴ録音:2010年10月8日、浜離宮朝日ホール)
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2(ライヴ録音:2007年2月23日、ゲッティンゲン)
夜想曲第20番嬰ハ短調、ラルゲット
(ライヴ録音:2010年11月4日、ハイデルベルク)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<THOROFON>
CTH 2570 ¥1680
(ボーナスCDつき)
「ペルヴェツ・モディ・プレイズ・スクリャービン」
悲劇的詩曲Op.34/練習曲 嬰ハ短調Op.2-1
24の前奏曲 Op.11/左手のための2つの小品 Op.9
ワルツ 変イ長調 Op.38/2つの詩曲 Op.32
ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調Op.30/詩曲「炎に向かって」Op.72
(ボーナスCD)「サウンド・ファンタジー」
ペルヴェツ・モディ(Pf)
録音:2008年12月バーデン=バーデン
ペルヴェツ・モディはインド出身の若手ピアニストで現在はドイツを拠点に活動
を続けている。インドで勉強した後、ドイツに留学。特にスクリャービンの音楽
に深く傾倒しその演奏はマルタ・アルゲリッチにも絶賛されている。フランス印
象派のように繊細、精緻なスクリャービンである。2枚目は1枚目と同じ音源に環
境音、効果音などを加えた実験的なサウンド・インスタレーション的ディスク。
CTH 2579 ¥1680
「ペルヴェツ・モディ・プレイズ・スクリャービンVol.2」
ピアノ・ソナタ第1番Op.6
10のマズルカOp.3
ピアノ・ソナタ第9番《黒ミサ》Op.68
ペルヴェツ・モディ(Pf)
録音:2009-2010年
アルゲリッチにも絶賛されている若手ピアニスト、ペルヴェツ・モディが傾倒し
ているスクリャービンの作品集第2集。第1集(CTH2570)は小品を中心にしたアル
バムをリリースしているが、こちらは2曲のソナタがメイン。その圧倒的な打鍵
力と音楽の推進力を堪能して頂きたい。
CTH 2565 ¥1680
「ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイトと仲間の音楽」
ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイト(1709-58):フルート・ソナタ イ短調
ヨハン・クヴァンツ(1697-1773):トリオ・ソナタ ハ短調QV2:3
ヤコブ・フリードリヒ・クラインクネヒト(1722-94):トリオ・ソナタ ホ短調
ヨハン・プファイファー(1697-1761):トリオ・ソナタ ト長調
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-59):トリオ・ソナタ 変ホ長調
C.F.デベルト(伝1700-70):フルート・ソナタ ホ短調Op.1-4
ボン・ディ・ヴェネツィア(伝1738-67):ディヴェルティメント イ長調Op.3-6
エリザベト・ヴァインツィアール(Fl)、
エドムント・ヴェヒター(Fl)、
エヴァ・シーファーシュタイン(Cemb)、
フィリップ・フォン・モルゲン(Vc)
録音:2010年1月
ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイトを直訳すれば単にバイロイトのヘルミ
ーネという意味で、本当の苗字ではない。ヴィルヘルミーネはプロイセンの王
族で、ドレスデンでヴァイスからリュートをヨプファイファーより作曲の指導
を受けた。バイロイトという土地はバロック時代すでに独自の文化圏を形作っ
ており、この土地に縁のある作曲家の作品を集めた珍しいバロック音楽のご当
地もの。
CTH 2569 ¥1680
「移行」-アンサンブル・モバイル
グバイドゥーリナ:コントラバスのための7つの練習曲(2008)
クラウス・アーガー(b.1946):2つのギターのための《移行》(1990)
グバイドゥーリナ:《良心の呵責》-3つのギターとコントラバスのための(2008)
アンサンブル・モバイル:
【ソフィア・グバイドゥーリナ(ドナー・チューブ)、
イヴォンヌ・ツェーナー(G)、パヴェル・フロポフスキー(G)、
ウルリケ・ライトマイヤー(G)、アレクサンドル・ススリン(Cb)】
録音:2009年11月、60:04
グバイドゥーリナの近作が収められている注目のディスク。《7つのエチュード》
はコントラバスのピツィカート、グリッサンド、またチェロのように伸びかなア
ルコなどコントラバスのあらゆる奏法を駆使した小品集。《良心の呵責》は調性
的なパッセージを挟みつつ、コントラバスの孤独なモノローグと黙示録的な暗い
音楽が続く。クラウス・アーガーはオーストリアの作曲家。
CTH 2560 ¥1680
「ハラルド・ゲンツマー(1909-2007)/管弦楽作品集Vol.4」
(1)交響曲第5番
(2)管弦楽のための協奏曲第2番
(3)舞踏組曲
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル
録音:2007-2008年、DDD、59'06
ハラルト・ゲンツマーはドイツの作曲家で若い頃、レーガー、R.シュトラウス
の影響を受けて作曲活動を始め、ヒンデミットに師事、後にシェーンベルクら
新ウィーン楽派の影響も受けている。しかし現代音楽特有の晦渋さ、スノビズ
ムは皆無で、近現代の諸技法を折衷しながら終始聴き手を飽きさせない音事象
を次々と繰り広げる。ヒンデミット、バルトーク、オルフらの影響を感じさせ
ながら、急進的な前衛とは一線を画す作風が特徴。
CTH2572 2枚組 ¥3360
ハラルド・ゲンツマー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
CD1)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番-第3番、プログレッション
CD2)ヴァイオリン・ソナタ第1番-第5番
ビョルン・クライマン(Vn)、
マルティン・シュトゥファルト(Pf)
録音:2009年12月
※こちらはハラルド・ゲンツマーのヴァイオリン作品集。ゲンツマーはレーガ
ー、R.シュトラウス、そして師匠のヒンデミットの影響を受けた他、新ウィー
ン楽派の影響も受けているが、ここに収められたヴァイオリン作品はいずれも
新古典主義的な傾向が強く、ストラヴィンスキー、フランス6人組(のドイツ的
解釈とでも言おうか)を思わせる作品。つまり古典的な様式・旋律が新しい和声、
複調などで換骨奪胎されており、おそらくヒンデミット経由の影響であると思
われる。
CTH 2559 ¥1680
「カール・フリードリヒ・アーベルと現代のガンバ作品集」
アーベル(1723-1787):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ホ短調WK.150
ヴォルフガング・シュルツ(b.1948):
幻想曲(1991)-ジモーネ・エッケルトのためのスペインの風景つきのリチェルカ
ーレ
アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタGB-Lbi Add.31697
マンフレート・シュターンケ(b.1951):半文盲のマヒワ(1996)
アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタMS Drexel5871
岡津たまえ(b.1953):子守歌(1993/94)
アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調WK152
ジモーネ・エッケルト(Gamb)、
ハンブルク・ラートス・ムジーク
ウルリヒ・ヴェデマイヤー(テオルボ)
録音:2009年2月
カール・フリードリヒ・アーベルはJ.S.バッハがケーテンの宮廷楽団の楽長だっ
た時に首席ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者を勤めた作曲家。このディスクは彼のヴィ
オラ・ダ・ガンバ作品と現代音楽をカップリングしたユニークな内容。ジモーネ
・エッケルトはあのジョルディ・サヴァールの弟子で現在はハンブルク音楽院
で教鞭を執りつつ活動している気鋭の女流奏者。
CTH 2566 ¥1680
「ポツダム・サンスーシ平和教会のヴォール・オルガン」
レーガー:トッカータOp.59-5、フーガOp.59-6、序奏とパッサカリア ニ短調
メシアン:《栄光の体》より第1曲、第4曲、第6曲
レーガー:コラール《我々は、明るい朝の星を持っているとして》による幻想曲
Op.40-1、
コラール《目を覚まし、声は私たちを呼び出して》による幻想曲Op.52-2
マティアス・ヤコブ(Org)
録音:2008年7月
ポツダム・サンスーシ平和教会はサンスーシ公園の中に1840年代に建てられた
ヨーロッパでは比較的新しい教会で、ここに設置されたオルガンの名は設計者
ゲラルト・ヴォールに由来している。ポツダムのオルガンの中では最も大きく、
機能も充実しており、その為、ロマン派から現代作品の演奏に適しているため
レーガーとメシアン作品で大きな演奏効果を発揮している。マティアス・ヤコ
ブは1948年生まれで現在当教会の専属オルガニスト兼音楽監督を勤めつつヨー
ロッパ、アメリカで活動を続けるベテラン。
CTH 2568 ¥1680
「火と情熱を持って」
ウェーバー:協奏的大二重奏曲Op.48
レーガー:アルバムとタランテラ
ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード
プーランク:クラリネット・ソナタ
セバスティアン・タイレ(Cl)、
ニコラス・リンマー(Pf)
録音:2009年7月
セバスティアン・タイレはドイツ・バンベルク出身で現在バンベルク響、ライ
プツィヒ・ゲバントハウス管などのオーケストラの副主席奏者として活動して
いる。古典から近現代作品までクラリネットの定番レパートリーを安定した技
術で吹き込んでいる。
CTH 2571 ¥1680
「北から南へ」-マンドリンとギターによるアメリカ音楽
フレデリック・ハンド(b.1947):祈り/ガーシュイン:3つの前奏曲
ジョン・ウィリアムズ(b.1932):シンドラーのリスト
エドゥアルド・アングロ(b.1954):古代の空気
ロゲリオ・デンテロ(b.1967):TnT組曲
エグベルト・ジスモンチ(b.1947):水とワイン
セルソ・マチャド(b.1953):コロ、サンバ・コロ
マヒモ・ディエゴ・プホル(b.1957):ソナチネ・カオティカ
デュオ・トレケル・トレースター:
【シュテファン・トレケル(マンドリン)、ミヒャエル・トレースター(G)】
録音:2010年1月
当デュオは2004年に結成されたデュオ。北アメリカはニューヨークを立って南ア
メリカを南下、ブラジルまでの旅路を出身作曲家の作品で辿る内容。編曲もセン
ス抜群の大変良質なサロン音楽。
CTH 2573 ¥1680
フレデリック・ショパン:作品集
(舟歌 嬰へ長調Op.60/マズルカ 嬰ヘ短調Op.59-3/夜想曲 嬰ヘ長調Op.15-2
ワルツ 嬰ハ短調Op.64-2/ポロネーズ 嬰ハ短調Op.26-1
マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3/前奏曲 嬰ハ短調Op.45/マズルカ 嬰ハ短調Op.50-3
夜想曲 嬰ハ短調Op.27-1/マズルカ 嬰ハ短調Op.41-1
ポロネーズ 嬰ヘ短調Op.44)
エドゥアルド・スタン(Pf)
録音:2010年4月,イエス・キリスト教会、ベルリン
なぜか嬰ハ、嬰へを主音とする長・短調ばかりの曲を集めたショパン・リサイタ
ル。黒鍵はショパンが好み、また演奏家にとっては困難な調性でもあり、ピアニ
ストの総合的な音楽性が問われるため野心的なプログラミングと言えよう。スタ
ンはルーマニア生まれ、パウル・バドゥラ・スコダ、ボリス・ベルマンらに師事、
ヨーロッパ、アメリカで盛んに活動を行っている最近注目の若手。余計なルバー
ト、思わせぶりな身振りが皆無の非常に現代的、都会的なショパンである。
CTH 2574 ¥1680
「国際シューベルト歌曲コンクール2009優勝者トマス・ヴィヤ」
シューベルト:歌人の持ち物、ひめごと、窓辺にて、舟人ほか
シェーンベルク:興奮した人々、警告、座礁、さすらい人
ブラームス:9つの歌曲Op.32/ブゾーニ:5つのゲーテの詩による歌曲
トマス・ヴィヤ(Br)、
ダヴィッド・サントス(Pf)
録音:2010年9月
国際シューベルト歌曲コンペティションは歌手と伴奏者のためのコンクールで
バリトンのトマス・ヴィヤとピアノのダヴィッド・サントスの二人は2009年度の
優勝者。二人は同じ年にグラーツで行われた現代音楽のコンペティションでも
優勝している。ヴィヤは1982年ポーランド出身でバロックから現代音楽まで幅
広いレパートリーを持ち、現在ベルリン・ドイツ・オペラなどで活躍している
注目の若手。
CTH 2575 ¥1680
ベスト・オヴ・マルテ・ブルバ(トランペット)
J.S.バッハ:アリア/マルテ・ブルバ:旅/クリス・ニューマン:シフィリス
ハンス=ヨアヒム・ヘスポス:iOSCH/N.ヘイダック:アルプホルンのためのソロ
ハイナー・ゲッベルス:夜の小品II
アルブレヒト・リアーマイヤー:サークルII/I
ミヒャエル・セル:スーパー・パラダイス
アドリアナ・ヘルスキー:世界の終わり
マルテ・ブルバ(Trp)
ほか
録音:1986-2008年
マルテ・ブルバは1957年生まれのドイツのトランペット奏者でマルテ・ブルバ
仕様というトランペットがあるほど、トランペット界に影響力のある音楽家。
このディスクはThorofonでこれまでリリースしたディスクから現代音楽を中心
に編集した内容。バッハも現代的なアレンジが施されている。
CTH 2576 ¥1680
シューマンへのオマージュ「夢の絵」
シューベルト:ワルツOp.9-32、D.365/シューマン:アベッグ変奏曲Op.1
シューマン:夕べにOp.12-1/ドビュッシー:月の光
シューマン:幻想曲Op.17/シューマン:ノヴェレッテOp.21-8
シューマン:予言の鳥Op.82-7/フランツ・フォラーバー:RSへの感謝
J.S.バッハ:インヴェンション イ短調/シューマン:フゲッタOp.126-4
フランツ・フォラーバー:コラールとパッサカリア
ブラームス:間奏曲Op.118-6/シューマン:主題 変ホ長調(1854)
フランツ・フォラーバー(Pf)
録音:2010年5月
フォラーバーはシューマンに関連する古典から現代作品(自作を含めた)をプロ
グラミングしたコンサートを世界各地で行い、ディスクでもシューマン:ピアノ
作品全集を完成させている(CTH2530、13枚組)。この一枚はその全集の補遺的な
アルバム。
CTH 2577 ¥1680
「女性作曲家によるフルート作品集」
アンナ・アマリア・フォン・プロイセン(1723-87):フルート・ソナタ ヘ長調
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1739-67):フルート・ソナタ ト長調Op.1-6
レオポルディーネ・ブラヘトカ(1809-1887):序奏と変奏曲Op.39
セシル・シャミナード(1857-1944):星のセレナードOp.142
メラニー・ボニ(1858-1937):フルートとピアノのための小品Op.189
ジェルメーヌ・タイユフュール(1892-1984):フォルラーヌ
リリ・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
バーバラ・ヘラー(b.1936):パーランド
グロリア・コーツ(b.1938):亡霊/ドロテー・エーベルハルト(b.1952):夢
カロリーネ・アンシンク(b.1959):マリウスの墓碑銘
アネッテ・シュランク(b.1964):模索
クリスティーネ・K.ブリュックナー(b.1967):ツェトノ
エリザベト・ヴァインツィアール(Fl)、
エヴァ・シーファーシュタイン(Cemb,Pf)、
フィリップ・フォン・モルゲン(Vc)
録音:2010年1月
古今の女性作曲家のフルート作品ばかりを集めた珍しいアルバム。フルート・リ
スナーにとっては新しいレパートリーを探すよい手がかりとなろう。
CTH 2578 ¥1680
ルードヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):歌曲集
(3つの歌曲、3つの女性の歌、ノットゥルノ、新年の歌、原始の牧歌、
ほか全25曲)
レベッカ・ブロベルク(Sop)、
フィリップ・マイヤーヘーファー(B)、
ハンス・マルティン・グレープナー(Pf)
録音:2010年6-9月
ルートヴィヒ・トゥイレはR.シュトラウスに代表されるミュンヘン楽派」の一
員に数えられるオーストリア出身のドイツの音楽教育家・作曲家。ヨーゼフ・
ラインベルガーらに作曲を師事後、ミュンヘン音楽アカデミーの教授に就任し、
数多くの門弟を育成した。弟子にヘルマン・アーベントロート、エルネスト・
ブロッホ、クラウス・プリングスハイムらがいる。R.シュトラウス、ツェムリ
ンスキー、ヴォルフらの音楽に通じる後期ロマン派のドイツ・リートの最良の
伝統を受け継いだいずれも美しい歌曲集。
いたします。
<Channel Classics>
CCSSA 32311(SACD-Hybrid) ¥2580
ヴィヴァルディ:ソプラノのための宗教作品集&協奏曲集 ──
弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調RV.129《マドリガル風》
詩篇第112《主の僕たちよ、主をほめたたえよ》ト長調RV.601
フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲RV.431a《偉大なるムガール人》
モテット《まことの安らぎはこの世にはなく》RV.630
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調RV.547
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、フロリレジウム
録音:2011年4月4日-6日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会
(ロンドン)
CCSSA 31811(SACD-Hybrid) ¥2580
オン・ザ・ロード - トランペットのための作品集 ──
ズビンデン:トランペット、スネア・ドラムとピアノのための協奏曲Op.6
ルイジーニ:コルネットとピアノための奇想曲
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》より 来たれ希望よ!
ブルジョワ:トランペット、トロンボーンとピアノのための三重奏曲Op.285
エベン:トランペットとピアノのための《ファンタジア・ヴェスペルティーナ》
グルネリウス:フルートとミュート・トランペットのための二重奏曲
ウィルソン(デュグイッド編):コルネットとピアノのための《カートゥーン》
ヘンドリックス:
トランペットとエレクトロニクスのための《オン・ザ・ロード》
フォンゼ:フリューゲルホルンまたはトランペットのための《薪割り》
ベリオ:無伴奏トランペットのための《グッド・ナイト》
ヴィム・ファン・ハッセルト(トランペット)、
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)、
エミリー・バイノン(フルート)、グスタヴォ・ヒメノ(打楽器)、
マルティン・フォンゼ(フェンダー・ローズ・ピアノ&ビブランドネオン)、
イェルク・ブリンクマン(チェロ)、
クラウディオ・プンティン(バス・クラリネット)、
エリコ・タケザワ(ピアノ)、ノリコ・イシカワ(ピアノ)
録音:2011年、メノナイト教会(アムステルダム)
<Piano 21>
P21 043-N
カツァリス・プレイズ・ショパン ──
ショパン:
前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》
(ライヴ録音:2010年9月23日、茅ヶ崎市民文化会館)
前奏曲第20番ハ短調Op.28-20、前奏曲第6番ロ短調Op.28-6、
前奏曲第7番イ長調Op.28-7、前奏曲第4番ホ短調Op.28-4
(ライヴ録音:2003年12月12日、ハイデルベルク)
パガニーニの思い出、ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1
(ライヴ録音:1999年6月20日、エヒテルナハ)
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66(録音:1978年、パリ)
春ト短調Op.74-2、コントルダンス変ト長調
(ライヴ録音:2003年12月12日、ハイデルベルク)
ワルツ第3番イ短調Op.34-2《華麗なる円舞曲》
(ライヴ録音:1989年12月20日、津田ホール)
3つのエコセーズ(ライヴ録音:1991年9月7日、シュトゥットガルト)
コルトー編:ラルゴ(ライヴ録音:2010年11月6日、ハイデルベルク)
練習曲第12番ハ短調Op.10-12《革命》、
練習曲第3番ホ長調Op.10-3《別れの曲》、
マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1
(録音:2010年12月、ハイデルベルク)
アレグレット、マズール、マズルカ第44番ト長調Op.67-1、
マズルカ第45番ト短調Op.67-2、マズルカ第46番ハ長調Op.67-3、
マズルカ第47番イ短調Op.67-4、夜想曲第6番ト短調Op.15-3
(ライヴ録音:2010年10月8日、浜離宮朝日ホール)
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2(ライヴ録音:2007年2月23日、ゲッティンゲン)
夜想曲第20番嬰ハ短調、ラルゲット
(ライヴ録音:2010年11月4日、ハイデルベルク)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<THOROFON>
CTH 2570 ¥1680
(ボーナスCDつき)
「ペルヴェツ・モディ・プレイズ・スクリャービン」
悲劇的詩曲Op.34/練習曲 嬰ハ短調Op.2-1
24の前奏曲 Op.11/左手のための2つの小品 Op.9
ワルツ 変イ長調 Op.38/2つの詩曲 Op.32
ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調Op.30/詩曲「炎に向かって」Op.72
(ボーナスCD)「サウンド・ファンタジー」
ペルヴェツ・モディ(Pf)
録音:2008年12月バーデン=バーデン
ペルヴェツ・モディはインド出身の若手ピアニストで現在はドイツを拠点に活動
を続けている。インドで勉強した後、ドイツに留学。特にスクリャービンの音楽
に深く傾倒しその演奏はマルタ・アルゲリッチにも絶賛されている。フランス印
象派のように繊細、精緻なスクリャービンである。2枚目は1枚目と同じ音源に環
境音、効果音などを加えた実験的なサウンド・インスタレーション的ディスク。
CTH 2579 ¥1680
「ペルヴェツ・モディ・プレイズ・スクリャービンVol.2」
ピアノ・ソナタ第1番Op.6
10のマズルカOp.3
ピアノ・ソナタ第9番《黒ミサ》Op.68
ペルヴェツ・モディ(Pf)
録音:2009-2010年
アルゲリッチにも絶賛されている若手ピアニスト、ペルヴェツ・モディが傾倒し
ているスクリャービンの作品集第2集。第1集(CTH2570)は小品を中心にしたアル
バムをリリースしているが、こちらは2曲のソナタがメイン。その圧倒的な打鍵
力と音楽の推進力を堪能して頂きたい。
CTH 2565 ¥1680
「ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイトと仲間の音楽」
ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイト(1709-58):フルート・ソナタ イ短調
ヨハン・クヴァンツ(1697-1773):トリオ・ソナタ ハ短調QV2:3
ヤコブ・フリードリヒ・クラインクネヒト(1722-94):トリオ・ソナタ ホ短調
ヨハン・プファイファー(1697-1761):トリオ・ソナタ ト長調
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-59):トリオ・ソナタ 変ホ長調
C.F.デベルト(伝1700-70):フルート・ソナタ ホ短調Op.1-4
ボン・ディ・ヴェネツィア(伝1738-67):ディヴェルティメント イ長調Op.3-6
エリザベト・ヴァインツィアール(Fl)、
エドムント・ヴェヒター(Fl)、
エヴァ・シーファーシュタイン(Cemb)、
フィリップ・フォン・モルゲン(Vc)
録音:2010年1月
ウィルヘルミーネ・フォン・バイロイトを直訳すれば単にバイロイトのヘルミ
ーネという意味で、本当の苗字ではない。ヴィルヘルミーネはプロイセンの王
族で、ドレスデンでヴァイスからリュートをヨプファイファーより作曲の指導
を受けた。バイロイトという土地はバロック時代すでに独自の文化圏を形作っ
ており、この土地に縁のある作曲家の作品を集めた珍しいバロック音楽のご当
地もの。
CTH 2569 ¥1680
「移行」-アンサンブル・モバイル
グバイドゥーリナ:コントラバスのための7つの練習曲(2008)
クラウス・アーガー(b.1946):2つのギターのための《移行》(1990)
グバイドゥーリナ:《良心の呵責》-3つのギターとコントラバスのための(2008)
アンサンブル・モバイル:
【ソフィア・グバイドゥーリナ(ドナー・チューブ)、
イヴォンヌ・ツェーナー(G)、パヴェル・フロポフスキー(G)、
ウルリケ・ライトマイヤー(G)、アレクサンドル・ススリン(Cb)】
録音:2009年11月、60:04
グバイドゥーリナの近作が収められている注目のディスク。《7つのエチュード》
はコントラバスのピツィカート、グリッサンド、またチェロのように伸びかなア
ルコなどコントラバスのあらゆる奏法を駆使した小品集。《良心の呵責》は調性
的なパッセージを挟みつつ、コントラバスの孤独なモノローグと黙示録的な暗い
音楽が続く。クラウス・アーガーはオーストリアの作曲家。
CTH 2560 ¥1680
「ハラルド・ゲンツマー(1909-2007)/管弦楽作品集Vol.4」
(1)交響曲第5番
(2)管弦楽のための協奏曲第2番
(3)舞踏組曲
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル
録音:2007-2008年、DDD、59'06
ハラルト・ゲンツマーはドイツの作曲家で若い頃、レーガー、R.シュトラウス
の影響を受けて作曲活動を始め、ヒンデミットに師事、後にシェーンベルクら
新ウィーン楽派の影響も受けている。しかし現代音楽特有の晦渋さ、スノビズ
ムは皆無で、近現代の諸技法を折衷しながら終始聴き手を飽きさせない音事象
を次々と繰り広げる。ヒンデミット、バルトーク、オルフらの影響を感じさせ
ながら、急進的な前衛とは一線を画す作風が特徴。
CTH2572 2枚組 ¥3360
ハラルド・ゲンツマー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
CD1)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番-第3番、プログレッション
CD2)ヴァイオリン・ソナタ第1番-第5番
ビョルン・クライマン(Vn)、
マルティン・シュトゥファルト(Pf)
録音:2009年12月
※こちらはハラルド・ゲンツマーのヴァイオリン作品集。ゲンツマーはレーガ
ー、R.シュトラウス、そして師匠のヒンデミットの影響を受けた他、新ウィー
ン楽派の影響も受けているが、ここに収められたヴァイオリン作品はいずれも
新古典主義的な傾向が強く、ストラヴィンスキー、フランス6人組(のドイツ的
解釈とでも言おうか)を思わせる作品。つまり古典的な様式・旋律が新しい和声、
複調などで換骨奪胎されており、おそらくヒンデミット経由の影響であると思
われる。
CTH 2559 ¥1680
「カール・フリードリヒ・アーベルと現代のガンバ作品集」
アーベル(1723-1787):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ホ短調WK.150
ヴォルフガング・シュルツ(b.1948):
幻想曲(1991)-ジモーネ・エッケルトのためのスペインの風景つきのリチェルカ
ーレ
アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタGB-Lbi Add.31697
マンフレート・シュターンケ(b.1951):半文盲のマヒワ(1996)
アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタMS Drexel5871
岡津たまえ(b.1953):子守歌(1993/94)
アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調WK152
ジモーネ・エッケルト(Gamb)、
ハンブルク・ラートス・ムジーク
ウルリヒ・ヴェデマイヤー(テオルボ)
録音:2009年2月
カール・フリードリヒ・アーベルはJ.S.バッハがケーテンの宮廷楽団の楽長だっ
た時に首席ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者を勤めた作曲家。このディスクは彼のヴィ
オラ・ダ・ガンバ作品と現代音楽をカップリングしたユニークな内容。ジモーネ
・エッケルトはあのジョルディ・サヴァールの弟子で現在はハンブルク音楽院
で教鞭を執りつつ活動している気鋭の女流奏者。
CTH 2566 ¥1680
「ポツダム・サンスーシ平和教会のヴォール・オルガン」
レーガー:トッカータOp.59-5、フーガOp.59-6、序奏とパッサカリア ニ短調
メシアン:《栄光の体》より第1曲、第4曲、第6曲
レーガー:コラール《我々は、明るい朝の星を持っているとして》による幻想曲
Op.40-1、
コラール《目を覚まし、声は私たちを呼び出して》による幻想曲Op.52-2
マティアス・ヤコブ(Org)
録音:2008年7月
ポツダム・サンスーシ平和教会はサンスーシ公園の中に1840年代に建てられた
ヨーロッパでは比較的新しい教会で、ここに設置されたオルガンの名は設計者
ゲラルト・ヴォールに由来している。ポツダムのオルガンの中では最も大きく、
機能も充実しており、その為、ロマン派から現代作品の演奏に適しているため
レーガーとメシアン作品で大きな演奏効果を発揮している。マティアス・ヤコ
ブは1948年生まれで現在当教会の専属オルガニスト兼音楽監督を勤めつつヨー
ロッパ、アメリカで活動を続けるベテラン。
CTH 2568 ¥1680
「火と情熱を持って」
ウェーバー:協奏的大二重奏曲Op.48
レーガー:アルバムとタランテラ
ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード
プーランク:クラリネット・ソナタ
セバスティアン・タイレ(Cl)、
ニコラス・リンマー(Pf)
録音:2009年7月
セバスティアン・タイレはドイツ・バンベルク出身で現在バンベルク響、ライ
プツィヒ・ゲバントハウス管などのオーケストラの副主席奏者として活動して
いる。古典から近現代作品までクラリネットの定番レパートリーを安定した技
術で吹き込んでいる。
CTH 2571 ¥1680
「北から南へ」-マンドリンとギターによるアメリカ音楽
フレデリック・ハンド(b.1947):祈り/ガーシュイン:3つの前奏曲
ジョン・ウィリアムズ(b.1932):シンドラーのリスト
エドゥアルド・アングロ(b.1954):古代の空気
ロゲリオ・デンテロ(b.1967):TnT組曲
エグベルト・ジスモンチ(b.1947):水とワイン
セルソ・マチャド(b.1953):コロ、サンバ・コロ
マヒモ・ディエゴ・プホル(b.1957):ソナチネ・カオティカ
デュオ・トレケル・トレースター:
【シュテファン・トレケル(マンドリン)、ミヒャエル・トレースター(G)】
録音:2010年1月
当デュオは2004年に結成されたデュオ。北アメリカはニューヨークを立って南ア
メリカを南下、ブラジルまでの旅路を出身作曲家の作品で辿る内容。編曲もセン
ス抜群の大変良質なサロン音楽。
CTH 2573 ¥1680
フレデリック・ショパン:作品集
(舟歌 嬰へ長調Op.60/マズルカ 嬰ヘ短調Op.59-3/夜想曲 嬰ヘ長調Op.15-2
ワルツ 嬰ハ短調Op.64-2/ポロネーズ 嬰ハ短調Op.26-1
マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3/前奏曲 嬰ハ短調Op.45/マズルカ 嬰ハ短調Op.50-3
夜想曲 嬰ハ短調Op.27-1/マズルカ 嬰ハ短調Op.41-1
ポロネーズ 嬰ヘ短調Op.44)
エドゥアルド・スタン(Pf)
録音:2010年4月,イエス・キリスト教会、ベルリン
なぜか嬰ハ、嬰へを主音とする長・短調ばかりの曲を集めたショパン・リサイタ
ル。黒鍵はショパンが好み、また演奏家にとっては困難な調性でもあり、ピアニ
ストの総合的な音楽性が問われるため野心的なプログラミングと言えよう。スタ
ンはルーマニア生まれ、パウル・バドゥラ・スコダ、ボリス・ベルマンらに師事、
ヨーロッパ、アメリカで盛んに活動を行っている最近注目の若手。余計なルバー
ト、思わせぶりな身振りが皆無の非常に現代的、都会的なショパンである。
CTH 2574 ¥1680
「国際シューベルト歌曲コンクール2009優勝者トマス・ヴィヤ」
シューベルト:歌人の持ち物、ひめごと、窓辺にて、舟人ほか
シェーンベルク:興奮した人々、警告、座礁、さすらい人
ブラームス:9つの歌曲Op.32/ブゾーニ:5つのゲーテの詩による歌曲
トマス・ヴィヤ(Br)、
ダヴィッド・サントス(Pf)
録音:2010年9月
国際シューベルト歌曲コンペティションは歌手と伴奏者のためのコンクールで
バリトンのトマス・ヴィヤとピアノのダヴィッド・サントスの二人は2009年度の
優勝者。二人は同じ年にグラーツで行われた現代音楽のコンペティションでも
優勝している。ヴィヤは1982年ポーランド出身でバロックから現代音楽まで幅
広いレパートリーを持ち、現在ベルリン・ドイツ・オペラなどで活躍している
注目の若手。
CTH 2575 ¥1680
ベスト・オヴ・マルテ・ブルバ(トランペット)
J.S.バッハ:アリア/マルテ・ブルバ:旅/クリス・ニューマン:シフィリス
ハンス=ヨアヒム・ヘスポス:iOSCH/N.ヘイダック:アルプホルンのためのソロ
ハイナー・ゲッベルス:夜の小品II
アルブレヒト・リアーマイヤー:サークルII/I
ミヒャエル・セル:スーパー・パラダイス
アドリアナ・ヘルスキー:世界の終わり
マルテ・ブルバ(Trp)
ほか
録音:1986-2008年
マルテ・ブルバは1957年生まれのドイツのトランペット奏者でマルテ・ブルバ
仕様というトランペットがあるほど、トランペット界に影響力のある音楽家。
このディスクはThorofonでこれまでリリースしたディスクから現代音楽を中心
に編集した内容。バッハも現代的なアレンジが施されている。
CTH 2576 ¥1680
シューマンへのオマージュ「夢の絵」
シューベルト:ワルツOp.9-32、D.365/シューマン:アベッグ変奏曲Op.1
シューマン:夕べにOp.12-1/ドビュッシー:月の光
シューマン:幻想曲Op.17/シューマン:ノヴェレッテOp.21-8
シューマン:予言の鳥Op.82-7/フランツ・フォラーバー:RSへの感謝
J.S.バッハ:インヴェンション イ短調/シューマン:フゲッタOp.126-4
フランツ・フォラーバー:コラールとパッサカリア
ブラームス:間奏曲Op.118-6/シューマン:主題 変ホ長調(1854)
フランツ・フォラーバー(Pf)
録音:2010年5月
フォラーバーはシューマンに関連する古典から現代作品(自作を含めた)をプロ
グラミングしたコンサートを世界各地で行い、ディスクでもシューマン:ピアノ
作品全集を完成させている(CTH2530、13枚組)。この一枚はその全集の補遺的な
アルバム。
CTH 2577 ¥1680
「女性作曲家によるフルート作品集」
アンナ・アマリア・フォン・プロイセン(1723-87):フルート・ソナタ ヘ長調
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1739-67):フルート・ソナタ ト長調Op.1-6
レオポルディーネ・ブラヘトカ(1809-1887):序奏と変奏曲Op.39
セシル・シャミナード(1857-1944):星のセレナードOp.142
メラニー・ボニ(1858-1937):フルートとピアノのための小品Op.189
ジェルメーヌ・タイユフュール(1892-1984):フォルラーヌ
リリ・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
バーバラ・ヘラー(b.1936):パーランド
グロリア・コーツ(b.1938):亡霊/ドロテー・エーベルハルト(b.1952):夢
カロリーネ・アンシンク(b.1959):マリウスの墓碑銘
アネッテ・シュランク(b.1964):模索
クリスティーネ・K.ブリュックナー(b.1967):ツェトノ
エリザベト・ヴァインツィアール(Fl)、
エヴァ・シーファーシュタイン(Cemb,Pf)、
フィリップ・フォン・モルゲン(Vc)
録音:2010年1月
古今の女性作曲家のフルート作品ばかりを集めた珍しいアルバム。フルート・リ
スナーにとっては新しいレパートリーを探すよい手がかりとなろう。
CTH 2578 ¥1680
ルードヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):歌曲集
(3つの歌曲、3つの女性の歌、ノットゥルノ、新年の歌、原始の牧歌、
ほか全25曲)
レベッカ・ブロベルク(Sop)、
フィリップ・マイヤーヘーファー(B)、
ハンス・マルティン・グレープナー(Pf)
録音:2010年6-9月
ルートヴィヒ・トゥイレはR.シュトラウスに代表されるミュンヘン楽派」の一
員に数えられるオーストリア出身のドイツの音楽教育家・作曲家。ヨーゼフ・
ラインベルガーらに作曲を師事後、ミュンヘン音楽アカデミーの教授に就任し、
数多くの門弟を育成した。弟子にヘルマン・アーベントロート、エルネスト・
ブロッホ、クラウス・プリングスハイムらがいる。R.シュトラウス、ツェムリ
ンスキー、ヴォルフらの音楽に通じる後期ロマン派のドイツ・リートの最良の
伝統を受け継いだいずれも美しい歌曲集。