★ユニバーサル・クラシック・セール第3弾のお知らせ★
10月から年末にかけて、ユニバーサル・ミュージック(DG,DECCA,PHILIPS)の
BOXものの大セールを開催いたします。対象商品は250点以上となります。
現在、セールリストを準備中で、近日当店HPに掲載いたします。
よろしくお願いいたします。
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<2L>
2L 54SACD(SACD-Hybrid) 2280
エリオット・カーター(1908- ):室内楽作品集
チェロとピアノのためのソナタ/Figment for cello alone /Figment no.2-
アイヴィス氏の思い出(チェロ)
Enchanted Preludes(フルートとチェロのための)/Scrivo in Vento(風に書く)
(フルートのための)
Gra(ゲーム)(クラリネットのための)/Con leggerezza pensosa:
Omaggio a Italo Corvino(クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための)
/Fragment no.1(弦楽四重奏のための)/Fragment No.2(弦楽四重奏のための)
/エレジー(弦楽四重奏のための)
ヨハンネス・マッテンス・アンサンブル
【ヨハンネス・マッテンス(Vc) ヨアシム・シェルソース・クヴェツィンスキ
(P) トム・オッタル・アンドレアセン(Fl) アンジェイ・マエフスキー(Cl)
アンデシュ・シェルベリ・ニルソン(Vn) イ・ヤン(Vn)
アンデシュ・レンスヴィーク(Va)】
録音:2008年1月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
[制作:ヴォルフガング・プラッゲ 録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ]
2度のピューリッツァー賞を受賞するなどアメリカを代表する作曲家エリオッ
ト・カーターが今年の12月に100歳を迎えます。昨年2007年だけで9曲の新曲を
発表するなど現在も活発な作曲活動を続けており、今年は世界各地で記念の演
奏会が企画されています。このアルバムのエリオット・カーターの100歳を祝
うとともに、マッテンスにカーターの音楽を紹介した師レナード・ステーンに
捧げられました。
チェロとピアノのための書かれた曲を弦楽四重奏のために改訂した「エレジー」
とチェロとピアノのためのソナタと、40年以上を隔てて作曲されたソロとアン
サンブルのための作品。オスロ・フィルハーモニック管弦楽団のチェリスト、
ヨハンネス・マッテンスと彼の友人たちがアルバム・プロジェクトの中心。
録音の準備にあたってマッテンスはニューヨークに渡り、カーターから解釈に
ついて個人的なアドバイスを受けました。ヴィオラのアンデシュ・レンスヴィ
ークはフィルハーモニックの同僚。ノルウェー放送管弦楽団の首席奏者を務め
るトム・オッタル・アンドレアセンはノルウェー室内管弦楽団でも演奏するフ
ルーティスト。ノルウェー・オペラで演奏するアンジェイ・マエフスキーとイ
・ヤン。ヨアシム・シェルソース・クヴェツィンスキはコンサートピアニスト、
室内楽奏者として活躍しています。アンデシュ・シェルベリ・ニルソンは、オ
スロ・フィルハーモニックの第1コンサートマスターを務める父スティーグ・
ニルソンのアルバム "Solo+"(2L 47SACD)でデュオ共演しています。作曲家の
ヴォルフガング・プラッゲがプロデュースを担当。
<Simax>
PSC 1223 2280
ゲイル・トヴェイト(1908-1981):歌曲集
「アスラウグ・ヴォーの詩による14の歌」
答えてくれ、私の竪琴よ/三月のゆうべ/ハシバミのくぼみで/夏の市/
古いりんごの木/野の種/寝ずの番をして/北極光/馬に乗る男たち/鍵/彼らは
フィヨルドを漕いで行った
「オラヴ・H・ハウゲの詩」 作品243
フィドル/ランゲライク/ジギタリス/柳笛/雪/黒い十字架
「アスラウグ・ロースター・リュグレの詩」 作品246
入江のゆうべ/櫂の動きはやわらかく/悲しみをかかえて
ペール・ヴォレスタード(B) シーグムン・イェルセット(P)
録音:2008年3月17日-19日 ノルウェー音楽大学リンデマンホール(オスロ)
[制作:ヨールン・ペーデシェン 録音:ジェフ・マイルズ]
ゲイル・トヴェイトは民族音楽の収集に情熱を燃やし、いわばグリーグの後継
とも言える人物。ベルゲンの生まれ。オスロ郊外のドランメンで学生生活を送
り、第2次世界大戦中の1941年、ハルダンゲルフィヨルドのヌールハイムスン
にあるトヴェイト農場に住まいを移しました。トヴェイトは近隣の村と農場を
まわり、1000を超す民謡を収集。それを、基にピアノのための「ハルダンゲル
の50の旋律 作品150」と管弦楽のための「ハルダンゲルの100の旋律 作品
151」を作りました。1970年、自宅農場が火事に遭い、5分の4ともいわれる作
品が焼失してしまいました。しかし、楽譜の残された作品も多く、ノルウェー
音楽アカデミーを中心に復元作業の行われた作品とともにトヴェイトの音楽
は、ノルウェーの人びとと世界の人びとから愛されつづけています。この歌曲
の詩は、ノルウェー放送局が企画した西ノルウェー地方の詩人の肖像シリーズ
のための作品。古典歌曲、劇中歌、ポピュラーソングなど、異なったスタイル
で書かれています。トヴェイト自身がピアノまたはハープシコードを弾いて
共演した放送録音を参考にしながら録音が行われました。
PSC 1288 2280
ベーストリップ(Bass Trip)-ダブルベースのための現代作品集
テッポ・ハウタ=アホ:カデンツァ(ダブルベース・ソロのための)
アルヴォ・ペルト/ダン・ステュッフェ編:
鏡の中の鏡(ダブルベースとピアノのための)
ポール・ラムジエ:
夢の動物園 III「サハラの降雨林」(ダブルベースとチェロのための)
ヨン・オイヴィン・ネス:一陣の風(ダブルベースとヴィオラのための)
マリオ・ラヴィスタ:薄暮(ダブルベース・ソロのための)
ヘンリク・ヘルステニウス:夕影(ダブルベースと打楽器のための)
ラーシュ・ペッテル・ハーゲン:讃歌(ダブルベース・ソロのための)
シュテファン・シェーファー:別れ(ダブルベースとピアノのための)
ペーテリス・ヴァスクス:ベーストリップ(ダブルベースと声のための)
ダン・ステュッフェ(ダブルベース) ゴンサロ・モレーノ(P)
オイスタイン・ビルケラン(Vc)
カスリーン・ブロック(Va)
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(Prec)
スサンナ・ヴァルムロード(Vo)
録音:2007年6月、9月、12月 ノルウェー音楽大学リンデマンホール(オスロ)
[制作:エーリク・ガルド・アムンセン 録音:アウドゥン・ストリーペ]
ダン・ステュッフェは、ノルウェー・オペラ管弦楽団の首席ダブルベース奏者
から現在オスロ・フィルハーモニックのソロ奏者を共同で務めています。ヨー
ラン・ニューベリ、クヌート・ギュトレルに学び、ゲイリー・カーのアシスタ
ントとしても働きました。ソロアルバム3作目もフィンランド、ドイツ、アメリ
カ、ノルウェー、メキシコ、ラトヴィアといったさまざまな国籍の作曲家たち
の新しい作品から構成されました。
「ステュッフェは音の探求に集中。通常の音の組み立ての中から、誰もが思っ
てもいなかった色彩とニュアンスを引き出した」
(ゲイリー・カー)。
PSC 1174(SACD-Hybrid) 2280
バルトーク:ヴァイオリンのための作品
アンダンテ(ヴァイオリンとピアノのための)、ヴァイオリンソナタ ホ短調
ハンガリー民謡集「子供のために」Sz42 第1巻・第2巻 から(ヴァイオリンと
ピアノのための)
無伴奏ヴァイオリンソナタ Sz117(1944)
エリセ・ボートネス(Vn)
【使用楽器:1689年製ストラディヴァリ アルディティ、1785年製J・B・ガダ
ニーニ】
ホーヴァル・ギムセ(P)
録音:2005年9月3日-5日、2007年11月20日-21日 ソフィエンベルグ教会
(オスロ)
[制作:ヴェガール・ランドース 録音:トマス・ウォウルデン]
バルトークの創作ではヴァイオリンのための音楽とヴァイオリンが重要な役割
を担う作品が大きな位置を占めていたと考えられます。ブダペスト音楽アカデ
ミーの学生時代、1902年のロマンティックな「アンダンテ」。翌1903年に作曲
したホ短調のヴァイオリンソナタ。ヴァイオリニストのティヴァダル・オルサ
ーグ共同でピアノのための「子供のために」(Sz42)第1巻・第2巻の9曲を編曲
した「ハンガリー民謡集」。バルトーク晩年、もっとも完成度の高い作品のひ
とつとされる「無伴奏ヴァイオリンソナタ」。エリセ・ボートネス(1971-)は
トロンハイム生まれ。ヴェルターヴォ四重奏団のメンバーを経て、2007年か
ら、テリエ・トンネセン、スティーグ・ニルソンとともにオスロ・フィルハ
ーモニック管弦楽団及びデンマーク放送交響楽団、WDRケルン放送交響楽団、
トロンハイム交響楽団 第1コンサートマスター。彼女が共演に選んだのは、
ホーヴァル・ギムセ(1966-)。彼と共演することの多いテレフセンは、「ギム
セは、伝統的なスタイルでは、ノルウェーでもっとも優秀なピアニスト」と
評価しています。これまでに発売したアルバムは非常に高い評価を受けてい
ます。
<BelAir>
BAC 034(DVD-Video) 2枚組 5800
字幕:英独仏伊西
ワーグナー:「ワルキューレ」
ロバート・ギャンビル(T ジークムント)
エヴァ=マリア・ウェストブロック(S ジークリンデ)
ミハイル・ペトレンコ(Bs フンディング)
ウィラード・ホワイト(Br ヴォータン)
エファ・ヨハンソン(S ブリュンヒルデ)
リリ・パーシキヴィ(Ms フリッカ)
ほか
サイモン・ラトル(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ステファヌ・ブロンシュウェグ
2007年7月、エクサンプロヴァンス音楽祭の新たなメイン劇場として、新築な
ったばかりのプロヴァンス大劇場で、ラトル指揮ベルリン・フィルによる「ワ
ルキューレ」が上演されました。しかもオーケストラはラトルの手兵ベルリン
・フィルというのですから、話題にならないはずがありません。さらに歌手も
強力。日本でもおなじみのロバート・ギャンビルのジークムント、ウィラード
・ホワイトのヴォータン、エファ・ヨハンソンのブリュンヒルデ、スウェーデ
ンの名メッゾ、リリ・パーシキヴィのフリッカといった面々に加え、2008年の
バイロイト音楽祭でもジークリンデを歌い大絶賛されたエヴァ=マリア・ウェ
ストブロックのジークリンデと、聞き応え満点。演出のステファヌ・ブロン
シュウェグ(日本ではドイツ語風にブラウンシュヴァイクと読まれることも)
は、1964年パリ生まれ。ラトルと「指環」のチクルスを完結させる予定です。
哲学を学んだ人らしく、シンプルで見やすい舞台の中に薀蓄を込めた舞台で好
評を得ています。
<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 222 2250
「サン=サーンス:チェロと管弦楽のための作品全集」
(1)チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
(2)チェロ協奏曲第2番ニ短調Op.119
(3)組曲 ニ短調Op.16
(4)ロマンス ヘ長調Op.36
(5)アレグロ・アパッショナートOp.43
(6)白鳥
ヨハネス・モーザー(Vc)
ファブリス・ボロン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
「ブラームスと同時代の作曲家たち」をテーマにこれまで3枚のアルバムを発
表してきたドイツの俊英チェリスト、モーザー。来日で人気も急上昇中の彼が
第4弾にして初の協奏曲アルバムをリリース。内容はサン=サーンスが書いた
オーケストラを伴うすべてのチェロ作品を収めたもの。聴く機会の多い協奏曲
第1番をはじめ、極端に録音に恵まれないのがふしぎな隠れ名曲の第2番、アン
コール・ピースとしておなじみの「白鳥」にいたるまで、知と情のバランスの
取れた作品の数々は、ただの速筆の多作家ではないサン=サーンスを知るに十
分。ときに若者らしく颯爽と、またときにじっくりと語りかけるようなモーザ
ーのチェロは、ケラス、ブルネロ、ウィスペルウェイと実力を兼ね備えたイケ
メンのチェリストが居並ぶ中で、若き大器としての存在感を存分に感じさせる
ものとなっています。
<Talent>
DOM 381006 2枚組 4600
ショーソン:
(1)ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調Op.21
(2)未完成弦楽四重奏曲ハ短調Op.35
(3)ピアノ四重奏曲 イ長調Op.30
(4)ピアノ三重奏曲 ト短調Op.3
シャロン四重奏団、ダリア・ウズィエル(Pf)
☆ショーソンの素晴らしい室内楽をまとめて聴ける喜び!
DOM 381002 2枚組 4600
ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1、第2番Op.120-2
ヴィオラ・ソナタ第1番Op.120-1、第2番Op.120-2
ヴォルフガング・マイヤー(Cl) ピエール・アンリ・エレブ(Va)
アンドレ・デ・グローテ(Pf)
ブラームス最後のソナタ作品、2曲(ヘ短調、変ホ長調)のクラリネット・ソナ
タは1894年に作曲されましたが、のち(1895年)にヴィオラ用にも編曲されまし
た。ブラームス晩年の憂愁と諦念に満ちた音楽を甘いクラリネットの音色と渋
いヴィオラの音色で聴き比べられるのはブラームス好きにはたまらないで
しょう。
DOM 2929101(SACD-Hybrid) 2300
ウェーバー:祝典序曲
ワーグナー:「妖精」序曲
マスネ:「ウェルテル」前奏曲
マイヤベーア:祝典序曲
ビゼー:「真珠とり」前奏曲
スッペ:「ファンティニッツァ」序曲
シューベルト:「フィエラブラス」序曲
ワルター・プルースト(指)ロイヤル・フィル
DOM 292972(SACD-Hybrid) 2300
ショスタコーヴィチ/バルシャイ編:
(1)室内交響曲Op118a(弦楽四重奏曲第10番の編曲)
(2)室内交響曲Op49a(弦楽四重奏曲第1番の編曲)
(3)室内交響曲Op110a(弦楽四重奏曲第8番の編曲)
コンラート・ファン・アルフェン(指)ロッテルダム室内管
ショスタコーヴィチの傑作をSACDで聴ける喜び!特にOp.110aが感動的。
DOM 2929106(SACD-Hybrid) 2300
(1)マスネ:管弦楽組曲第7番「アルザスの風景」
(2)ギュスターヴ・シャルパンティエ:組曲「イタリアの印象」
(3)サン=サーンス:アルジェリア組曲
マルコ・グイダリーニ(指)ニース・フィル
フランス近代音楽の傑作をSACDで聴ける喜び!
DOM 2911127 2300
シャルル・オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870):
ピアノ三重奏曲第1番Op.58、グラン・トリオOp.64、トリオOp.4、夜想曲
ナガタ・クニコ(Vn) カサイ・ヒロトシ(Pf) マーク・ドロビンスキー(Vc)
ド・ベリオはベルギーのヴァイオリニスト、作曲家。ヴィオッティに学び典雅
な双方で知られる19世紀フランコ・ベルギー楽派の創始者で、ヴュータンやイ
ザイなどを育てたことで有名。
DOM 2911121 2300
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859):
クラリネットとピアノのためのデュオ・ブリランテOp.30
幻想曲Op.30
コンチェルティーノOp.63
アダージョとポラッカ
ルイジ・マジストレッリ(Cl) クラウディア・ブラッコ(Pf)
ライシガーはウェーバーの後のドレスデンのカペルマイスターでワーグナー
「リエンツィ」の初演者。
DOM 2911128 2300
ダンディ:ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.63
山の詩Op.15
ディアーヌ・アンデルセン(Pf)
DOM 292996(SACD-Hybrid) 2300
グリエール(1875-1956):
チェロ協奏曲 ニ短調Op.81
ホルン協奏曲 変ロ長調Op.91
マルク・スーストロ(指)ロイヤル・フレミッシュ・フィル
フランス近代音楽の傑作をSACDで聴ける喜び!
DOM 2910122 2300
ヴュータン:
ヴィオラ・ソナタ Op.108
未完成ヴィオラ・ソナタ遺作第14番
ピエール・アンリ・フエレブ(Va) アンジェリーヌ・ポンデペイレ(Pf)
DOM 291165 2300
ベートーヴェン:
「ユダス・マカベウス」の主題による変奏曲WoO.45
「恋人か女房が」の主題による変奏曲 Op.66
「恋を知る男たちは」による変奏曲 WoO.46
ピアノ三重奏曲第9番 変ホ長調 WoO.38
ピアノ三重奏曲第10番 変ホ長調「創作主題による14の変奏曲」Op.44
ピアノ三重奏曲第11番 ト長調「カカドゥ変奏曲」Op.121a
マルク・ドロビンスキー(Vc)アレクサンドル・ラビノヴィッチ(Pf)
トリオ・ヴィドム
10月から年末にかけて、ユニバーサル・ミュージック(DG,DECCA,PHILIPS)の
BOXものの大セールを開催いたします。対象商品は250点以上となります。
現在、セールリストを準備中で、近日当店HPに掲載いたします。
よろしくお願いいたします。
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<2L>
2L 54SACD(SACD-Hybrid) 2280
エリオット・カーター(1908- ):室内楽作品集
チェロとピアノのためのソナタ/Figment for cello alone /Figment no.2-
アイヴィス氏の思い出(チェロ)
Enchanted Preludes(フルートとチェロのための)/Scrivo in Vento(風に書く)
(フルートのための)
Gra(ゲーム)(クラリネットのための)/Con leggerezza pensosa:
Omaggio a Italo Corvino(クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための)
/Fragment no.1(弦楽四重奏のための)/Fragment No.2(弦楽四重奏のための)
/エレジー(弦楽四重奏のための)
ヨハンネス・マッテンス・アンサンブル
【ヨハンネス・マッテンス(Vc) ヨアシム・シェルソース・クヴェツィンスキ
(P) トム・オッタル・アンドレアセン(Fl) アンジェイ・マエフスキー(Cl)
アンデシュ・シェルベリ・ニルソン(Vn) イ・ヤン(Vn)
アンデシュ・レンスヴィーク(Va)】
録音:2008年1月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
[制作:ヴォルフガング・プラッゲ 録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ]
2度のピューリッツァー賞を受賞するなどアメリカを代表する作曲家エリオッ
ト・カーターが今年の12月に100歳を迎えます。昨年2007年だけで9曲の新曲を
発表するなど現在も活発な作曲活動を続けており、今年は世界各地で記念の演
奏会が企画されています。このアルバムのエリオット・カーターの100歳を祝
うとともに、マッテンスにカーターの音楽を紹介した師レナード・ステーンに
捧げられました。
チェロとピアノのための書かれた曲を弦楽四重奏のために改訂した「エレジー」
とチェロとピアノのためのソナタと、40年以上を隔てて作曲されたソロとアン
サンブルのための作品。オスロ・フィルハーモニック管弦楽団のチェリスト、
ヨハンネス・マッテンスと彼の友人たちがアルバム・プロジェクトの中心。
録音の準備にあたってマッテンスはニューヨークに渡り、カーターから解釈に
ついて個人的なアドバイスを受けました。ヴィオラのアンデシュ・レンスヴィ
ークはフィルハーモニックの同僚。ノルウェー放送管弦楽団の首席奏者を務め
るトム・オッタル・アンドレアセンはノルウェー室内管弦楽団でも演奏するフ
ルーティスト。ノルウェー・オペラで演奏するアンジェイ・マエフスキーとイ
・ヤン。ヨアシム・シェルソース・クヴェツィンスキはコンサートピアニスト、
室内楽奏者として活躍しています。アンデシュ・シェルベリ・ニルソンは、オ
スロ・フィルハーモニックの第1コンサートマスターを務める父スティーグ・
ニルソンのアルバム "Solo+"(2L 47SACD)でデュオ共演しています。作曲家の
ヴォルフガング・プラッゲがプロデュースを担当。
<Simax>
PSC 1223 2280
ゲイル・トヴェイト(1908-1981):歌曲集
「アスラウグ・ヴォーの詩による14の歌」
答えてくれ、私の竪琴よ/三月のゆうべ/ハシバミのくぼみで/夏の市/
古いりんごの木/野の種/寝ずの番をして/北極光/馬に乗る男たち/鍵/彼らは
フィヨルドを漕いで行った
「オラヴ・H・ハウゲの詩」 作品243
フィドル/ランゲライク/ジギタリス/柳笛/雪/黒い十字架
「アスラウグ・ロースター・リュグレの詩」 作品246
入江のゆうべ/櫂の動きはやわらかく/悲しみをかかえて
ペール・ヴォレスタード(B) シーグムン・イェルセット(P)
録音:2008年3月17日-19日 ノルウェー音楽大学リンデマンホール(オスロ)
[制作:ヨールン・ペーデシェン 録音:ジェフ・マイルズ]
ゲイル・トヴェイトは民族音楽の収集に情熱を燃やし、いわばグリーグの後継
とも言える人物。ベルゲンの生まれ。オスロ郊外のドランメンで学生生活を送
り、第2次世界大戦中の1941年、ハルダンゲルフィヨルドのヌールハイムスン
にあるトヴェイト農場に住まいを移しました。トヴェイトは近隣の村と農場を
まわり、1000を超す民謡を収集。それを、基にピアノのための「ハルダンゲル
の50の旋律 作品150」と管弦楽のための「ハルダンゲルの100の旋律 作品
151」を作りました。1970年、自宅農場が火事に遭い、5分の4ともいわれる作
品が焼失してしまいました。しかし、楽譜の残された作品も多く、ノルウェー
音楽アカデミーを中心に復元作業の行われた作品とともにトヴェイトの音楽
は、ノルウェーの人びとと世界の人びとから愛されつづけています。この歌曲
の詩は、ノルウェー放送局が企画した西ノルウェー地方の詩人の肖像シリーズ
のための作品。古典歌曲、劇中歌、ポピュラーソングなど、異なったスタイル
で書かれています。トヴェイト自身がピアノまたはハープシコードを弾いて
共演した放送録音を参考にしながら録音が行われました。
PSC 1288 2280
ベーストリップ(Bass Trip)-ダブルベースのための現代作品集
テッポ・ハウタ=アホ:カデンツァ(ダブルベース・ソロのための)
アルヴォ・ペルト/ダン・ステュッフェ編:
鏡の中の鏡(ダブルベースとピアノのための)
ポール・ラムジエ:
夢の動物園 III「サハラの降雨林」(ダブルベースとチェロのための)
ヨン・オイヴィン・ネス:一陣の風(ダブルベースとヴィオラのための)
マリオ・ラヴィスタ:薄暮(ダブルベース・ソロのための)
ヘンリク・ヘルステニウス:夕影(ダブルベースと打楽器のための)
ラーシュ・ペッテル・ハーゲン:讃歌(ダブルベース・ソロのための)
シュテファン・シェーファー:別れ(ダブルベースとピアノのための)
ペーテリス・ヴァスクス:ベーストリップ(ダブルベースと声のための)
ダン・ステュッフェ(ダブルベース) ゴンサロ・モレーノ(P)
オイスタイン・ビルケラン(Vc)
カスリーン・ブロック(Va)
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(Prec)
スサンナ・ヴァルムロード(Vo)
録音:2007年6月、9月、12月 ノルウェー音楽大学リンデマンホール(オスロ)
[制作:エーリク・ガルド・アムンセン 録音:アウドゥン・ストリーペ]
ダン・ステュッフェは、ノルウェー・オペラ管弦楽団の首席ダブルベース奏者
から現在オスロ・フィルハーモニックのソロ奏者を共同で務めています。ヨー
ラン・ニューベリ、クヌート・ギュトレルに学び、ゲイリー・カーのアシスタ
ントとしても働きました。ソロアルバム3作目もフィンランド、ドイツ、アメリ
カ、ノルウェー、メキシコ、ラトヴィアといったさまざまな国籍の作曲家たち
の新しい作品から構成されました。
「ステュッフェは音の探求に集中。通常の音の組み立ての中から、誰もが思っ
てもいなかった色彩とニュアンスを引き出した」
(ゲイリー・カー)。
PSC 1174(SACD-Hybrid) 2280
バルトーク:ヴァイオリンのための作品
アンダンテ(ヴァイオリンとピアノのための)、ヴァイオリンソナタ ホ短調
ハンガリー民謡集「子供のために」Sz42 第1巻・第2巻 から(ヴァイオリンと
ピアノのための)
無伴奏ヴァイオリンソナタ Sz117(1944)
エリセ・ボートネス(Vn)
【使用楽器:1689年製ストラディヴァリ アルディティ、1785年製J・B・ガダ
ニーニ】
ホーヴァル・ギムセ(P)
録音:2005年9月3日-5日、2007年11月20日-21日 ソフィエンベルグ教会
(オスロ)
[制作:ヴェガール・ランドース 録音:トマス・ウォウルデン]
バルトークの創作ではヴァイオリンのための音楽とヴァイオリンが重要な役割
を担う作品が大きな位置を占めていたと考えられます。ブダペスト音楽アカデ
ミーの学生時代、1902年のロマンティックな「アンダンテ」。翌1903年に作曲
したホ短調のヴァイオリンソナタ。ヴァイオリニストのティヴァダル・オルサ
ーグ共同でピアノのための「子供のために」(Sz42)第1巻・第2巻の9曲を編曲
した「ハンガリー民謡集」。バルトーク晩年、もっとも完成度の高い作品のひ
とつとされる「無伴奏ヴァイオリンソナタ」。エリセ・ボートネス(1971-)は
トロンハイム生まれ。ヴェルターヴォ四重奏団のメンバーを経て、2007年か
ら、テリエ・トンネセン、スティーグ・ニルソンとともにオスロ・フィルハ
ーモニック管弦楽団及びデンマーク放送交響楽団、WDRケルン放送交響楽団、
トロンハイム交響楽団 第1コンサートマスター。彼女が共演に選んだのは、
ホーヴァル・ギムセ(1966-)。彼と共演することの多いテレフセンは、「ギム
セは、伝統的なスタイルでは、ノルウェーでもっとも優秀なピアニスト」と
評価しています。これまでに発売したアルバムは非常に高い評価を受けてい
ます。
<BelAir>
BAC 034(DVD-Video) 2枚組 5800
字幕:英独仏伊西
ワーグナー:「ワルキューレ」
ロバート・ギャンビル(T ジークムント)
エヴァ=マリア・ウェストブロック(S ジークリンデ)
ミハイル・ペトレンコ(Bs フンディング)
ウィラード・ホワイト(Br ヴォータン)
エファ・ヨハンソン(S ブリュンヒルデ)
リリ・パーシキヴィ(Ms フリッカ)
ほか
サイモン・ラトル(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ステファヌ・ブロンシュウェグ
2007年7月、エクサンプロヴァンス音楽祭の新たなメイン劇場として、新築な
ったばかりのプロヴァンス大劇場で、ラトル指揮ベルリン・フィルによる「ワ
ルキューレ」が上演されました。しかもオーケストラはラトルの手兵ベルリン
・フィルというのですから、話題にならないはずがありません。さらに歌手も
強力。日本でもおなじみのロバート・ギャンビルのジークムント、ウィラード
・ホワイトのヴォータン、エファ・ヨハンソンのブリュンヒルデ、スウェーデ
ンの名メッゾ、リリ・パーシキヴィのフリッカといった面々に加え、2008年の
バイロイト音楽祭でもジークリンデを歌い大絶賛されたエヴァ=マリア・ウェ
ストブロックのジークリンデと、聞き応え満点。演出のステファヌ・ブロン
シュウェグ(日本ではドイツ語風にブラウンシュヴァイクと読まれることも)
は、1964年パリ生まれ。ラトルと「指環」のチクルスを完結させる予定です。
哲学を学んだ人らしく、シンプルで見やすい舞台の中に薀蓄を込めた舞台で好
評を得ています。
<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 222 2250
「サン=サーンス:チェロと管弦楽のための作品全集」
(1)チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
(2)チェロ協奏曲第2番ニ短調Op.119
(3)組曲 ニ短調Op.16
(4)ロマンス ヘ長調Op.36
(5)アレグロ・アパッショナートOp.43
(6)白鳥
ヨハネス・モーザー(Vc)
ファブリス・ボロン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
「ブラームスと同時代の作曲家たち」をテーマにこれまで3枚のアルバムを発
表してきたドイツの俊英チェリスト、モーザー。来日で人気も急上昇中の彼が
第4弾にして初の協奏曲アルバムをリリース。内容はサン=サーンスが書いた
オーケストラを伴うすべてのチェロ作品を収めたもの。聴く機会の多い協奏曲
第1番をはじめ、極端に録音に恵まれないのがふしぎな隠れ名曲の第2番、アン
コール・ピースとしておなじみの「白鳥」にいたるまで、知と情のバランスの
取れた作品の数々は、ただの速筆の多作家ではないサン=サーンスを知るに十
分。ときに若者らしく颯爽と、またときにじっくりと語りかけるようなモーザ
ーのチェロは、ケラス、ブルネロ、ウィスペルウェイと実力を兼ね備えたイケ
メンのチェリストが居並ぶ中で、若き大器としての存在感を存分に感じさせる
ものとなっています。
<Talent>
DOM 381006 2枚組 4600
ショーソン:
(1)ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調Op.21
(2)未完成弦楽四重奏曲ハ短調Op.35
(3)ピアノ四重奏曲 イ長調Op.30
(4)ピアノ三重奏曲 ト短調Op.3
シャロン四重奏団、ダリア・ウズィエル(Pf)
☆ショーソンの素晴らしい室内楽をまとめて聴ける喜び!
DOM 381002 2枚組 4600
ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1、第2番Op.120-2
ヴィオラ・ソナタ第1番Op.120-1、第2番Op.120-2
ヴォルフガング・マイヤー(Cl) ピエール・アンリ・エレブ(Va)
アンドレ・デ・グローテ(Pf)
ブラームス最後のソナタ作品、2曲(ヘ短調、変ホ長調)のクラリネット・ソナ
タは1894年に作曲されましたが、のち(1895年)にヴィオラ用にも編曲されまし
た。ブラームス晩年の憂愁と諦念に満ちた音楽を甘いクラリネットの音色と渋
いヴィオラの音色で聴き比べられるのはブラームス好きにはたまらないで
しょう。
DOM 2929101(SACD-Hybrid) 2300
ウェーバー:祝典序曲
ワーグナー:「妖精」序曲
マスネ:「ウェルテル」前奏曲
マイヤベーア:祝典序曲
ビゼー:「真珠とり」前奏曲
スッペ:「ファンティニッツァ」序曲
シューベルト:「フィエラブラス」序曲
ワルター・プルースト(指)ロイヤル・フィル
DOM 292972(SACD-Hybrid) 2300
ショスタコーヴィチ/バルシャイ編:
(1)室内交響曲Op118a(弦楽四重奏曲第10番の編曲)
(2)室内交響曲Op49a(弦楽四重奏曲第1番の編曲)
(3)室内交響曲Op110a(弦楽四重奏曲第8番の編曲)
コンラート・ファン・アルフェン(指)ロッテルダム室内管
ショスタコーヴィチの傑作をSACDで聴ける喜び!特にOp.110aが感動的。
DOM 2929106(SACD-Hybrid) 2300
(1)マスネ:管弦楽組曲第7番「アルザスの風景」
(2)ギュスターヴ・シャルパンティエ:組曲「イタリアの印象」
(3)サン=サーンス:アルジェリア組曲
マルコ・グイダリーニ(指)ニース・フィル
フランス近代音楽の傑作をSACDで聴ける喜び!
DOM 2911127 2300
シャルル・オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870):
ピアノ三重奏曲第1番Op.58、グラン・トリオOp.64、トリオOp.4、夜想曲
ナガタ・クニコ(Vn) カサイ・ヒロトシ(Pf) マーク・ドロビンスキー(Vc)
ド・ベリオはベルギーのヴァイオリニスト、作曲家。ヴィオッティに学び典雅
な双方で知られる19世紀フランコ・ベルギー楽派の創始者で、ヴュータンやイ
ザイなどを育てたことで有名。
DOM 2911121 2300
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859):
クラリネットとピアノのためのデュオ・ブリランテOp.30
幻想曲Op.30
コンチェルティーノOp.63
アダージョとポラッカ
ルイジ・マジストレッリ(Cl) クラウディア・ブラッコ(Pf)
ライシガーはウェーバーの後のドレスデンのカペルマイスターでワーグナー
「リエンツィ」の初演者。
DOM 2911128 2300
ダンディ:ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.63
山の詩Op.15
ディアーヌ・アンデルセン(Pf)
DOM 292996(SACD-Hybrid) 2300
グリエール(1875-1956):
チェロ協奏曲 ニ短調Op.81
ホルン協奏曲 変ロ長調Op.91
マルク・スーストロ(指)ロイヤル・フレミッシュ・フィル
フランス近代音楽の傑作をSACDで聴ける喜び!
DOM 2910122 2300
ヴュータン:
ヴィオラ・ソナタ Op.108
未完成ヴィオラ・ソナタ遺作第14番
ピエール・アンリ・フエレブ(Va) アンジェリーヌ・ポンデペイレ(Pf)
DOM 291165 2300
ベートーヴェン:
「ユダス・マカベウス」の主題による変奏曲WoO.45
「恋人か女房が」の主題による変奏曲 Op.66
「恋を知る男たちは」による変奏曲 WoO.46
ピアノ三重奏曲第9番 変ホ長調 WoO.38
ピアノ三重奏曲第10番 変ホ長調「創作主題による14の変奏曲」Op.44
ピアノ三重奏曲第11番 ト長調「カカドゥ変奏曲」Op.121a
マルク・ドロビンスキー(Vc)アレクサンドル・ラビノヴィッチ(Pf)
トリオ・ヴィドム