クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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06-06 No.13-2

2006年06月16日 13時41分18秒 | Weblog
<ARTA>
F1 0141 \2080
ヤン・イグナーツ・フランチシェク・ヴォイタ(17世紀後半):
ムジクス・サルターリス
聖ヨハン・ネポムクのArietta cordialis から 序奏
愛されしわが魂よ[Anima mea dilecta」(*)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番/同第2番/同第3番
Threnodia hujus temporis(*/+)
Parthia amabilis(ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための)
聖ヨハン・ネポムクのArietta cordialis(*/+/#)
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ(*))
マルタ・ファディエヴィチョヴァー(ソプラノ(#))
ハサン・エル=ドゥニア(カウンターテナー(#))
マレク・オルブラジメク(テノール(#))
ミハエル・ポスピーシル(バス(+))
ラ・ガンベッタ
エレン・マホヴァー(ヴァイオリン、ヴィオラ、テナー・ヴィオル)
マルチン・カリスタ(ヴァイオリン)
カレル・ムニュク、ヤロスラフ・ロウチェク(バロックトランペット)
ヴィエラ・ミクラーシュコヴァー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
デニス・ブラウアー・イヴェルセン(ヴィオローネ)
ミトスラフ・シュトゥデント(アーチリュート)
ピエトロ・プロッセル(calichon[galizona]、バロック・ギター)
キアラ・グラナータ(トリプル・バロック・ハープ)
モニカ・クノブロホヴァー(ヴァージナル)
アダム・ヴィクトラ(ポジティヴ・オルガン)
ペトロ・カロウセク(ティンパニ)
ヴォイタはビーバー(1644-1704)と同時代にチェコ(ボヘミア)で活躍し
た作曲家。プラハの聖ヴァーツラフSeminaryおよびプラハ大学で音楽のみな
らず様々な学問を身につけ、薬学博士となりました。ヴォイタの生涯につい
ては、彼自身が大学で書き残した以上の記録以外、プラハの聖ミクラーシュ
教会のBenedictinesのhouse physicianを務めたこと以外ほとんど情報があり
ません。彼が書かれたことがわかっているの音楽作品は現在27曲のみで、た
くさんの作品を書いたかどうかもわかっていません。現存が確認できるもの
はわずか7曲にとどまりますが、このアルバムにはそれら7曲がすべて収録さ
れています。3つのヴァイオリン・ソナタは、チェコ人によって書かれた現存
する最初のヴァイオリン・ソナタとされています。これら3曲のヴァイオリン、
および「Parthia amabilis」のヴァイオリンとヴィオラでは、調弦を変える
スコルダトゥーラが使われています。
ラ・ガンベッタは16-17世紀の音楽をピリオド楽器を使用して演奏するチェ
コのアンサンブル。ソリストを務めるエレン・マホヴァーは、ジョン・ホロ
ウェイ、キアラ・バンキーニ、サイモン・スタンデイジ、エンリコ・ガッ
ティ、ヴィーラント・クイケンらのマスタークラスに参加した奏者で、ムジ
カ・フロレアの中心メンバーでもあります。

F1 0146 2枚組 \3050
アントニーン・レイハ[アントン・ライヒャ](1770-1836):
クラヴィーアのための36のフーガ
ヤロスラフ・トゥーマ(フォルテピアノ)
使用楽器:1790年、アントン・ワルター製
ベートーヴェンの親友にして同僚であったチェコ(ボヘミア)出身の作曲家
レイハ。「36のフーガ」は最初の12曲が1799年にパリで出版され、1805年に
残りの24曲を加えた全36曲がウィーンで出版(ハイドンへ献呈)されました。
トゥーマは2003年のプラハの春音楽祭でも全曲を演奏しています。





<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72156 \2180
「ヴァイオレント・ヴィオラ」
コダーイ:(1882-1967):アダージョ(*)
ヒンデミット(1895-1963):五部のソナタ Op.25 No.1
ブリテン(1913-1976):ラクリメ Op.48(*)
(ダウランドの歌曲「私の嘆きで人の心を動かせるものなら」の投影
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ソナタ第1番 BWV1001 から アダージョ(#)
ラヴェル(1875-1937):カディッシュ(*)(#)
ストラヴィンスキー(1882-1971):ロシアの歌(*)(#)
ジョン・ダウランド(1563-1626)/マイケル・スミス編曲:
噴きこぼれよ、わが涙(+)/私の嘆きで人の心を動かせるものなら(+)
エスター・アピトゥレイ:ピツィカート(+)
不詳/フィン・メリッケ編曲:
ソング・フロム・ジョージア(ヴィオラ・トリオのための)(+)
ヴュータン(1820-1881):悲歌 Op.30(*)
エスター・アピトゥレイ(ヴィオラ)
タナカ・リエ(ピアノ(*))
アムステルダム・ヴィオラ・クァルテット(+)
エスター・アピトゥレイ、ロヒャー・ファン・デル・タク、
ミーケ・ホニング、エルンスト・グラッペルハウス
録音:2004年1月、ローン、Nederlands Hervormde教会
衝撃的なタイトルを付けられたヴィオラ・アルバム。(#)の原曲はヴァイオリ
ンのために書かれたもの。エスター・アピトゥレイはアムステルダムのスウェ
ーリンク音楽院でミッシャ・ゲレルに、ベルリン音楽大学でブルーノ・ジュ
ランナに師事するかたわら、ライト・ミュージックの歌手およびサクソフォ
ン奏者として活躍していたという異色の才媛。1990年からヴィオラ奏者とし
てのソロ活動を開始、2000年にはアムステダム・ヴィオラ・クァルテット
(旧称Alt Tijd Quartet)を結成し、オーケストラでは陽の当たりにくいヴィ
オラに注目を集めるため、ユニークなレパートリーの開拓と魅力的なパファ
ーマンスの展開に力を注いでいます。

CC 72157 2枚組 \3300
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス
クィンク・ヴォーカル・アンサンブル
マリエット・カースシーター、マリエッテ・ウルデリク(ソプラノ)
マルレーネ・ゴルトステイン、カリン・ファン・デル・プル(アルト)
ハリー・ファン・ベルネ、マッテュス・ホーヘンデュク(テノール)
ケース・ヤン・デ・コニング、ウィアルト・ウィトホルト(バス)
レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ(*))
ウィーネケ・ヨルダンス(ピアノ(+))
ディルク・ルイメンス(ハルモニウム(#))
録音:2004年10月11-15日、ハールレム、Doopsgezinde教会
使用楽器:
1858年、プレイエル製(*)/1869年、プレイエル製(+)/1878年、Victor
Mustel製(#)
すでに20年以上にわたって活躍を続けているオランダの五重唱団クィンクが、
3人のゲスト・メンバーを迎え1パート1人編成で歌い上げたロッシーニの宗
教大作。

CC 72158 \2180
チェコの遺産 II
スメタナ(1824-1884):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.15
ドヴォルジャーク(1841-1904):ピアノ三重奏曲変ロ長調 Op.21
デヴィフ・トリオ
ハンナ・デヴィフ(ピアノ)
サラ・オーツ(ヴァイオリン)
ヤスパー・ハフェラール(チェロ)
録音:2005年6月26-27日、9月9-10、12日、フェーネンダール、
ストゥディオ・ファン・スフッペン
2003年結成、ハンガリー出身のデヴィフ、南アフリカ共和国出身のオーツ、
オランダ出身のハフェラールという国際色豊かなトリオによるチェコ・レパ
ートリー。

CC 72161 \2180
「ある聖人の宝 17世紀の音楽」
バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1595-fl1623-1638):
カンツォーネ「それは軍神マルスか」
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):
それは軍神マルスか
フィリップ・フリードリヒ・ブーフナー(1614-1669):ソナタ IX
ジョヴァンニ・アントニオ・ベルトーリ(1598-1645以後):第7ソナタ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589?-1630?):第1ソナタ
ヨハン・ミヒャエル・ニコライ(1629-1685):ソナタ ニ長調
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570頃-1622頃):なんと美しい
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェーザレ(1590頃-1667):
ソナタ「ラ・アウグスターナ」
ヨハン・ローゼンミュラー(1616-1694):第3ソナタ
フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1615-1683):
ソナタ「ラ・モニカ」
ジュアン・バウティスタ・ジョセ・カバニーリェス(1644-1712):
ガリャルダス I
チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550頃-1597頃):
天使が羊飼いたちに
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェーザレ(1590頃-1667):
ソナタ「ラ・ヒエロニマ」
マルコ・アントニオ・フェッロ(?-1662):第5ソナタ
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1595)/
フランチェスコ・ロニョーニ(1585頃-1624頃):
あなたは美しい、わが愛する人よ
コルネリウス・ティスマンスゾーン・パドブルエ(1592頃-1670):
シンフォニア・ヌピタス[Synphonia Nupitas](パヴァーヌとガイヤルド)
ヘルマン・ホランダース(1600頃-1650):
Recipe me/Transfige, dulcissime Jesu
チェチーリア・コンサート
フィオナ・ラッセル(コルネット[ツィンク]、コルネット・ミュート)
アダム・ウールフ(アルト・トロンボーン、テナー・トロンボーン)
ウォーター・フェルスフーレン(ドゥルツィアン)
カトリン・コック(チェンバロ、オルガン)
録音:2005年11月28-30日、ユトレヒト、ペテロ教会
チェチーリア・コンサートは2001年に若いピリオド楽器奏者によって結成さ
れた、比較的珍しい楽器編成をとるアンサンブル。その編成に適した、17世
紀の様々なスタイルによる作品を集めたアルバムです。




<FINELINE CLASSICAL>
FL 72407 \2180
アントン・アレンスキー(1861-1906):
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.1
エッシャー・トリオ
イェルン・バル(ピアノ)
ソニヤ・ファン・ベーク(ヴァイオリン)
ヨハン・ファン・イェルセル(チェロ)
録音:2002年3月、ユトレヒト、マリア小教会
エッシャー・トリオは1996年にオランダの奏者たちによって結成されたピア
ノ三重奏団。彼らはヨーロッパではかなり人気が高く、フランス・ブリュッ
ヘン指揮オランダ放送室内管弦楽団に招かれベートーヴェンの「三重協奏曲」
を共演したこともあります。

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