<VIRGIN CLASSICS>
VC-3446962 \2080
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K466
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ&指揮)
スコットランド室内管弦楽団
9月の来日、シマノフスキ・アルバムで日本のファンにもその存在感を強烈に
アピールしたアンデルジェフスキ。モーツァルト・イヤーに2作目となる協奏
曲の新録音を世に問います。06年シーズンは数多くのモーツァルト:ピアノ
協奏曲を世界の各地で演奏予定、記念日の1月27日には本録音の顔合わせ
で17番がスコットランドで演奏されます。
VM-3517932 \1450
モーツァルト・フォー・マイ・ベイビー
そり滑り; 子守唄K350; デイヴェルティメントK334-メヌエット;
魔笛-パ、パ、パ、パ、パパゲーナ; ピアノ協奏曲20番-第2楽章;
レ・プティ・リアン; クラリネット五重奏曲-アダージョ;
アイネ・クライネ・ナハトムジーク-ロマンツェ;
交響曲第25番-第1楽章; フィガロの結婚-恋とはどんなものかしら
他全16曲
ベルガンツァ、チッコリーニ、マリナー、ノリントン、ポミエ、ポルタル、
テイト他
赤ちゃんに聞かせたいモーツァルト
ミュージック・セラピーをベースに編成されたモーツァルト作品名曲集。か
わいい赤ちゃんのジャケット・カヴァーが予定されています。
VCW-3447332(CD+DVD) \2700
VC-3447012(CDのみ) \2080
ヴィラゾン/リサイタル-花の歌、妙なる調和(ラグジュアリー版)
プッチーニ:妙なる調和-歌劇「トスカ}
プッチーニ:見たこともない素晴らしい美人-歌劇「マノン・レスコー」
オッフェンバック:クラインザックのバラード:アイゼナッハのお屋敷に、
他-歌劇「ホフマン物語」
ヴェルディ:永久に君を失えば-歌劇「仮面舞踏会」
ヴェルディ:我が誓いを聞きたまえ-歌劇「エルナーニ」
フロトウ:うるわしい君の姿はまぶたを去らない-歌劇「マルタ」
フロトウ:歌劇「アレッサンドロ・ストラデッラ」より
チャイコフスキー:レンスキーのアリア-歌劇「エフゲニー・オネーギン」
R.シュトラウス:厳しさを胸に装い-歌劇「ばらの騎士」
ドニゼッティ:何というやさしさ-歌劇「ドン・パスクワーレ」
ドニゼッティ:優しい魂よ-歌劇「ファヴォリータ」
ビゼー:花の歌-歌劇「カルメン」
ビゼー:耳に残る君の歌声-歌劇「真珠とり」
チレア:母の優しく微笑む面影を-歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
マスカーニ:
お母さん、あの酒は強いね-歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」*
ジョルダーノ:愛さずにはいられぬこの思い-歌劇「フェドーラ」
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送交響楽団
ミシェル・プラッソン指揮
*テレサ・ブランク、**フローリアン・ラコーニ
ディジパック、40Pブックレット
DVDのコンテンツ:
コンサート、録音スタジオでのヴィラゾンの映像、インタヴュー
マノン・レスコー、カルメン、フェドーラ、エフゲニー・オネーギン、
ばらの騎士の各アリア・フル収録(予定)、約40分
世紀のテナー、絶好調のヴィラゾンの最新アリア集
デビュー以来世界のメジャーなオペラ・ハウスで絶賛、日本で9月のリサイ
タルでも観客を熱狂のるつぼのたたきこんだヴィラゾン、間違いなく新世紀
を代表するテナーの地位を確実にしています。3作目のリサイタル・アリア
集。フランス、イタリア、ロシアと彼の多彩なレパートリーを満載した待望
のアルバムです。今回DVD付きのラグジュアリー版とCDのみの2ヴァージョン
をご案内します。
<ORFEJ/HRTレーベル(クロアチア)>
幻のクロアチアン・レーベルORFEJ(オルフェイです。オルフェオではありま
せん)です。連絡が取りづらく、交渉はなかなか進みませんでしたが、この
度全貌が明らかになりました。マタチッチの初出ライヴに加え、名匠ホルヴァ
ートの名演やヤニグロが設立したザグレブ・ソロイスツ、クロアチア勢のショ
スタコーヴィチ:交響曲第4番など、ファン垂涎のアイテムばかりです。特に
マタチッチは今後のリリースにも期待できます。
ORFEJ278 \1980
「クロアチアの作曲家特集」
アントゥン・ドブロニッツ(1878-1955):交響的肖像「謝肉祭」
ジョシプ・ストルチェル・スラヴェンスキ(1896-1955):
交響的組曲「バルカノフォニア」
クレシミル・フリベッツ(1908-1996):バレエ組曲「ヴァイヴレーション」
イーゴリ・クルジェリツ(1938-):合唱序曲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル
1979年1月26日ライヴ
1983年3月26日ライヴ
1980年2月8日ライヴ
全ステレオ録音
作曲家としての自負も強かった巨匠マタチッチが同僚、先輩、後輩とも言え
る自国の作曲家作品を指揮した好企画。どれも、民族楽器風の響が散見され
る作品で、巨匠の傑作「対決の交響曲」もやはりこれら作品の系譜に連なる
ものと申せましょう。
ORFEJ286 \1980
「マタチッチ・ワーグナー・アーベント 1977年11月11日ライヴ」
ワーグナー:「
リエンツィ」序曲、「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、
「神々の黄昏」ジークフリートのラインへの旅、葬送音楽、
ブリュンヒルデの自己犠牲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル
歌唱:ロベルタ・クニー(S)
全ステレオ録音
「リエンツィ」序曲は初出レパートリー、「トリスタン」も歌唱付は今まで
HYPNOS盤しかありませんでした。「ブリュンヒルデの自己犠牲」も歌唱付は
恐らく初出。いずれもワーグナーの権威マタチッチらしい豪快で、神秘的。
驚異的なスケールを誇る名演です。
ORFEJ329(3CD) \5940
ムソルグスキー :歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」全曲
1975年2月27日、ザグレブ・ヴァトロスラフ。
リシンスキ・コンサート・ホール
演奏会形式上演のステレオ・ライヴ録音。
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル、
ボリス・ゴドゥノフ:ウラディミル・キニャエフ(Bs)、
皇子フョードル:ドゥヴラフカ・ズヴォビッチ(Ms)、
シュイスキー公爵:フランホ・パウリク(T)、
ピーメン、ワルラーム:トミスラフ・ネラリチ(Bs)、
ディミトリー:アレクセイ・プロンチェフ(T)、
マリーナ:ブレダ・カレフ(Ms)、
ランゴーニ:ウラディミル・ルズジャク(Br)、
白痴:ジョシプ・シュテイ(T)他
マタチッチ待望のオペラ全曲録音「ボリス・ゴドゥノフ」。
我が国では、1965年のスラヴ・オペラの指揮者としてNHK交響楽団に初客演
し、この「ボリス」を上演。聴衆、オケともにその偉大さを見せ付けた超名
演として語り草です。 宇野功芳先生が絶賛したEURODISCの「ボリス」は抜粋
でしかもドイツ語歌唱でした。こちらの演奏会形式(原典版)による演奏は、
レニングラード歌劇場のスター、キニャエフを主演に迎えてクロアチアの主
力歌手を揃えた非の打ち所のない名演で、マタチッチが「私にとって、ボリ
スを超えるオペラも音楽ドラマも存在しない」と言い切った傑作。フランク
フルト、ウィーン、ローマ、トリノ、東京、大阪で繰り返し上演したマタチッ
チにとって結論とも言える壮絶な名演です。ブルックナー演奏に通じる、巨
大なスケールと豊かな呼吸は、圧巻です。
ORFEJ210 \1980
フェリックス・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op. 49
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ三重奏曲ニ短調op. 11
オルランド三重奏団【ヴラディミール・クルパン(P)、トンコ・ニニチ(Vn)、
アンドレイ・ペトラチュ(Vc)】
オルランド三重奏団は、1985年、クロアチアのドゥブローヴニク夏期音楽祭
のために結成され、最良の演奏者に与えられる賞の名を団体名としました。
ボリス・パパンドプロ、イゴール・クリエリツ、ジェリコ・ブルカノヴィツ
などのクロアチアの作曲家の作品をしばしば演奏しています。フェリックス
の作品では哀愁に満ちたしっとりとした情感が強く出ていますが、ファニー
の作品は大変力のこもった演奏です。
ORFEJ234 \1980
ヴィヴァルディ:
四季(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」op. 8からno. 1-4)
ラウラ・ヴァディヨン(Vn)、
ザクレブ・ソロイスツ
ザグレブ・ソロイスツのメンバーであるヴァディヨンは、ザグレブ音楽アカ
デミーで学び、その後ニーマン、シュヴァルツベルク、フェドトフ、グルムリーコヴァーなどに学びました。1995年から合奏団「ヴォックス・アンティク
ヮ」と「グレンツイーバーシュライテンデス三重・四重奏団」でバロック・ヴァイオリンを演奏しています。ザグレ
ブ・ソロイスツは1953年、チェロ奏者で指揮者のアントニオ・ヤニグロの指導の下にザグレブ放送の中に創設
されました。1968年からは指揮者を置かず、コンサートマスターをリーダーとして演奏しています。この作品の
元となった田園風景を思い起こさせる、素朴な味わいのある演奏です。
ORFEJ270 2枚組 \3960
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
ニクシャ・バレザ指揮
ザグレブ国立歌劇場管・合唱団、
リリアナ・モルナール=タライチ(S)、ジョルジョ・ランベルティ(T)、
ビセルカ・ツヴェイチ(Ms)、他 1971年12月ライヴ録音
ユーゴスラヴィアを代表する演奏家たちが出演したライヴ録音です。ユーゴ
スラヴィア生まれのモルナール=タライチは、スカラ座、メトロポリタン歌
劇場、コヴェント・ガーデンなど世界各地で活躍しました。「ヴェルディの
歌劇にとっての最後の偉大な声」「世界最高のアイーダ」などと賞賛され、
マリア・カラスも「すばらしい声」と評しました。ランベルティはイタリア
のアドリアで生まれ、古典からヴェルディやヴェリズモ・オペラまで広いレ
パートリーを持っています。バレザは1965年から1974年までクロアチア国立
歌劇場の音楽監督を務め、チューリヒとグラーツの歌劇場の主席指揮者を経
て、クロアチア放送交響楽団の主席指揮者を務めています。
ORFEJ303 \1980
リムスキー=コルサコフ:歌劇「皇帝サルタンの物語」からの組曲
ブルノ・ビエリンスキ(1909-1992):交響曲第9番「島の交響曲」
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
ヴラディミル・クラニチェヴィチ指揮
クロアチア放送響
ビエリンスキは民族的指向を持つ作曲家に属してはいませんが、クロアチア
のリズム、何度も訪れたブラジルで聴いたラテン・アメリカの舞曲、バロッ
ク音楽の活動的なリズムや対位法の影響を受け、古典的秩序を保ちながら特
徴のある旋律とリズムを示しています。交響曲第9番は、ビエリンスキの夏
の住居であるシルバ島で作曲されました。リムスキー=コルサコフとチャイ
コフスキーの名曲がカップリングされています。 クラニチェヴィチはザグレ
ブ音楽アカデミーを卒業し、1983年から1988年ザグレブ放送交響楽団、1994年
から2002年クロアチア国立歌劇場の音楽監督を務めました。クロアチアの作
品を主に演奏し、多数の現代曲を初演しています。
ORFEJ304 \1980
マーラー:交響曲第10番嬰へ長調からアダージョ
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ロルフ・リーバーマン(1910-1999):
ジャズ・バンドと交響管弦楽のための協奏曲
スラヴコ・ズラティチ(1910-1993):
管弦楽とテープのための「パジンの鐘」(我は生者を呼びVivos voco)
ミラン・ホルヴァート指揮
クロアチア放送響
ミラン・ホルヴァートのマーラー、R.シュトラウス、ラヴェルに現代音楽を
カップリングした注目のアルバム。スイスの作曲家リーバーマンの「ジャズ
・バンドと交響管弦楽のための協奏曲」は、1954年にドナウエッシンゲンの
国際音楽祭の委嘱によって作曲されました。ジャズ・バンドを独奏楽器群、
管弦楽を伴奏とするバロック時代の合奏協奏曲の様式で書かれ、作曲者は、
ブルース、ブギウギ、マンボなどの「現代の舞曲によって芸術音楽を豊かに
する試み」と述べています。ズラティチはクロアチアの作曲家・指揮者です。「パジンの鐘」には
民俗的要素に対する執着のようなものがあるように思われます。この作品は
1975年にザグレブ放送の委嘱で作曲され、ホルヴァートの指揮で初演されま
した。パジンはイストリア半島にある町で、“Vivos voco”はシラーの詩
「鐘の歌」の冒頭に掲げられた句で、スイスのシャフハウゼン大伽藍の鐘に
刻まれた銘です。
ORFEJ305 \1980
ハイドン:
ヴァイオリン、チェロ、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲変ロ長調
op. 84
マルティヌー:リディツェへの追悼
ヤナーチェク(ヴァーツラフ・ターリヒ編):
歌劇「利口な女狐の物語」組曲
ドゥブラヴコ・デトーニ(1937-):形態と表面
ブラゴイェ・ベルサ(1873-1934):歌劇「炎」op. 57から「機械の音楽」
ヨセフ・ダニエル指揮
クロアチア放送響
ブランコ・トロイナル(Vn)、
アニカ・プリモラツ(Vc)、
ゲオルグ・ドラウシュニク(Ob)、
ズヴォニミル・スタニスラヴ(Fg)、
「リディツェへの追悼」は1943年、世界大戦を記憶するための作品を募って
いたアメリカ作曲家協会の委嘱で書かれました。リディツェはプラハ近郊の
村で、ナチスの高官ハイドリヒが暗殺された報復として、ヒットラーの命令
で1942年6月、2000人以上の村民が殺されました。「利口な女狐の物語」から
の組曲は、チェコの指揮者ターリヒが、歌劇の主に第1幕、部分的に第2幕
の素材を用いて書きました。クロアチアの作曲家デトーニは、「形態と表面」
を、ワルシャワでルトスワフスキの下で働いていた1966年から1967年に作曲
し、この作品は1969年第6回パリ・ビエンナーレでグランプリを受賞しまし
た。クロアチアの作曲家ベルサの音楽は、「炎」のように表現主義の頂点に
近づくこともあり、この作品は当時の舞台音楽のワーグナー的ヴェリズモを
反映しています。
ORFEJ314 \1980
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調op. 43
ニクシャ・バレザ指揮
クロアチア放送響 2000年4月録音
今や大規模交響曲の人気曲となってきているショスタコーヴィチの4番をクロ
アチア勢が熱演。クロアチア放送響の指揮者バレザはシェルヘンやカラヤン
等に学び、2001年からはケムニッツのロベルト・シューマン・フィルの首席
も勤めております。特に現代音楽に関心を持ち、多くの作品を初演していま
す。この演奏も早めのテンポをとりながらも鬼気迫るダイナミックな演奏に
なっております。
ORFEJ334 2枚組 \3960
「ナダ・プッタール=ゴールド(メゾ・ソプラノ、1923-)」
アリア集(「オルフェオとエウリディーチェ」、「イワン・スサーニン」、
「トロヴァトーレ」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「ウェルテル」、
「カルメン」、「サムソンとデリア」他)/
歌曲、宗教曲(J.S.バッハ:マニフィカトからアリア/ブラームス:もうおま
えのところには行かない/ウォルフ:アイフェンドルフ詩集から「語らぬ愛」
/レスピーギ:日没/ムソルグスキー:死の歌と踊り他)
ナダ・プッタール=ゴールド(Ms)、
ダヴォリン・ハウプトフェルド(指揮)、
ムラデン・バシチ(指揮)、
アントン・ナヌト(指揮)、
ズヴィエズダナ・バシチ(P)、ザグレブ四重奏団、ランコ・フィリャク(P)他
録音:1953-76年
プッタール=ゴールドは1923年ユーゴスラヴィアのヴァラージュデンで生ま
れました。彼女の声の美しい音色と広い音域、才能と技術が認められ、1949年
クロアチア歌劇場と永久契約を結んでワーニャ役でデビューし、1950年には
ベルギーのヴェルヴィエ声楽コンクールで優勝しました。1956年まで同歌劇
場、1961年までベルリン・ドイツ歌劇場、1964年までフランクフルト州立歌
劇場に所属しました。1969年から1979年までザグレブ歌劇場で歌った後引退、
ザグレブの音楽アカデミー教授となりました。ここに収録された多彩な曲目
から、その優れた声と能力を窺うことができます。
VC-3446962 \2080
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K466
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ&指揮)
スコットランド室内管弦楽団
9月の来日、シマノフスキ・アルバムで日本のファンにもその存在感を強烈に
アピールしたアンデルジェフスキ。モーツァルト・イヤーに2作目となる協奏
曲の新録音を世に問います。06年シーズンは数多くのモーツァルト:ピアノ
協奏曲を世界の各地で演奏予定、記念日の1月27日には本録音の顔合わせ
で17番がスコットランドで演奏されます。
VM-3517932 \1450
モーツァルト・フォー・マイ・ベイビー
そり滑り; 子守唄K350; デイヴェルティメントK334-メヌエット;
魔笛-パ、パ、パ、パ、パパゲーナ; ピアノ協奏曲20番-第2楽章;
レ・プティ・リアン; クラリネット五重奏曲-アダージョ;
アイネ・クライネ・ナハトムジーク-ロマンツェ;
交響曲第25番-第1楽章; フィガロの結婚-恋とはどんなものかしら
他全16曲
ベルガンツァ、チッコリーニ、マリナー、ノリントン、ポミエ、ポルタル、
テイト他
赤ちゃんに聞かせたいモーツァルト
ミュージック・セラピーをベースに編成されたモーツァルト作品名曲集。か
わいい赤ちゃんのジャケット・カヴァーが予定されています。
VCW-3447332(CD+DVD) \2700
VC-3447012(CDのみ) \2080
ヴィラゾン/リサイタル-花の歌、妙なる調和(ラグジュアリー版)
プッチーニ:妙なる調和-歌劇「トスカ}
プッチーニ:見たこともない素晴らしい美人-歌劇「マノン・レスコー」
オッフェンバック:クラインザックのバラード:アイゼナッハのお屋敷に、
他-歌劇「ホフマン物語」
ヴェルディ:永久に君を失えば-歌劇「仮面舞踏会」
ヴェルディ:我が誓いを聞きたまえ-歌劇「エルナーニ」
フロトウ:うるわしい君の姿はまぶたを去らない-歌劇「マルタ」
フロトウ:歌劇「アレッサンドロ・ストラデッラ」より
チャイコフスキー:レンスキーのアリア-歌劇「エフゲニー・オネーギン」
R.シュトラウス:厳しさを胸に装い-歌劇「ばらの騎士」
ドニゼッティ:何というやさしさ-歌劇「ドン・パスクワーレ」
ドニゼッティ:優しい魂よ-歌劇「ファヴォリータ」
ビゼー:花の歌-歌劇「カルメン」
ビゼー:耳に残る君の歌声-歌劇「真珠とり」
チレア:母の優しく微笑む面影を-歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
マスカーニ:
お母さん、あの酒は強いね-歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」*
ジョルダーノ:愛さずにはいられぬこの思い-歌劇「フェドーラ」
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送交響楽団
ミシェル・プラッソン指揮
*テレサ・ブランク、**フローリアン・ラコーニ
ディジパック、40Pブックレット
DVDのコンテンツ:
コンサート、録音スタジオでのヴィラゾンの映像、インタヴュー
マノン・レスコー、カルメン、フェドーラ、エフゲニー・オネーギン、
ばらの騎士の各アリア・フル収録(予定)、約40分
世紀のテナー、絶好調のヴィラゾンの最新アリア集
デビュー以来世界のメジャーなオペラ・ハウスで絶賛、日本で9月のリサイ
タルでも観客を熱狂のるつぼのたたきこんだヴィラゾン、間違いなく新世紀
を代表するテナーの地位を確実にしています。3作目のリサイタル・アリア
集。フランス、イタリア、ロシアと彼の多彩なレパートリーを満載した待望
のアルバムです。今回DVD付きのラグジュアリー版とCDのみの2ヴァージョン
をご案内します。
<ORFEJ/HRTレーベル(クロアチア)>
幻のクロアチアン・レーベルORFEJ(オルフェイです。オルフェオではありま
せん)です。連絡が取りづらく、交渉はなかなか進みませんでしたが、この
度全貌が明らかになりました。マタチッチの初出ライヴに加え、名匠ホルヴァ
ートの名演やヤニグロが設立したザグレブ・ソロイスツ、クロアチア勢のショ
スタコーヴィチ:交響曲第4番など、ファン垂涎のアイテムばかりです。特に
マタチッチは今後のリリースにも期待できます。
ORFEJ278 \1980
「クロアチアの作曲家特集」
アントゥン・ドブロニッツ(1878-1955):交響的肖像「謝肉祭」
ジョシプ・ストルチェル・スラヴェンスキ(1896-1955):
交響的組曲「バルカノフォニア」
クレシミル・フリベッツ(1908-1996):バレエ組曲「ヴァイヴレーション」
イーゴリ・クルジェリツ(1938-):合唱序曲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル
1979年1月26日ライヴ
1983年3月26日ライヴ
1980年2月8日ライヴ
全ステレオ録音
作曲家としての自負も強かった巨匠マタチッチが同僚、先輩、後輩とも言え
る自国の作曲家作品を指揮した好企画。どれも、民族楽器風の響が散見され
る作品で、巨匠の傑作「対決の交響曲」もやはりこれら作品の系譜に連なる
ものと申せましょう。
ORFEJ286 \1980
「マタチッチ・ワーグナー・アーベント 1977年11月11日ライヴ」
ワーグナー:「
リエンツィ」序曲、「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、
「神々の黄昏」ジークフリートのラインへの旅、葬送音楽、
ブリュンヒルデの自己犠牲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル
歌唱:ロベルタ・クニー(S)
全ステレオ録音
「リエンツィ」序曲は初出レパートリー、「トリスタン」も歌唱付は今まで
HYPNOS盤しかありませんでした。「ブリュンヒルデの自己犠牲」も歌唱付は
恐らく初出。いずれもワーグナーの権威マタチッチらしい豪快で、神秘的。
驚異的なスケールを誇る名演です。
ORFEJ329(3CD) \5940
ムソルグスキー :歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」全曲
1975年2月27日、ザグレブ・ヴァトロスラフ。
リシンスキ・コンサート・ホール
演奏会形式上演のステレオ・ライヴ録音。
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル、
ボリス・ゴドゥノフ:ウラディミル・キニャエフ(Bs)、
皇子フョードル:ドゥヴラフカ・ズヴォビッチ(Ms)、
シュイスキー公爵:フランホ・パウリク(T)、
ピーメン、ワルラーム:トミスラフ・ネラリチ(Bs)、
ディミトリー:アレクセイ・プロンチェフ(T)、
マリーナ:ブレダ・カレフ(Ms)、
ランゴーニ:ウラディミル・ルズジャク(Br)、
白痴:ジョシプ・シュテイ(T)他
マタチッチ待望のオペラ全曲録音「ボリス・ゴドゥノフ」。
我が国では、1965年のスラヴ・オペラの指揮者としてNHK交響楽団に初客演
し、この「ボリス」を上演。聴衆、オケともにその偉大さを見せ付けた超名
演として語り草です。 宇野功芳先生が絶賛したEURODISCの「ボリス」は抜粋
でしかもドイツ語歌唱でした。こちらの演奏会形式(原典版)による演奏は、
レニングラード歌劇場のスター、キニャエフを主演に迎えてクロアチアの主
力歌手を揃えた非の打ち所のない名演で、マタチッチが「私にとって、ボリ
スを超えるオペラも音楽ドラマも存在しない」と言い切った傑作。フランク
フルト、ウィーン、ローマ、トリノ、東京、大阪で繰り返し上演したマタチッ
チにとって結論とも言える壮絶な名演です。ブルックナー演奏に通じる、巨
大なスケールと豊かな呼吸は、圧巻です。
ORFEJ210 \1980
フェリックス・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op. 49
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ三重奏曲ニ短調op. 11
オルランド三重奏団【ヴラディミール・クルパン(P)、トンコ・ニニチ(Vn)、
アンドレイ・ペトラチュ(Vc)】
オルランド三重奏団は、1985年、クロアチアのドゥブローヴニク夏期音楽祭
のために結成され、最良の演奏者に与えられる賞の名を団体名としました。
ボリス・パパンドプロ、イゴール・クリエリツ、ジェリコ・ブルカノヴィツ
などのクロアチアの作曲家の作品をしばしば演奏しています。フェリックス
の作品では哀愁に満ちたしっとりとした情感が強く出ていますが、ファニー
の作品は大変力のこもった演奏です。
ORFEJ234 \1980
ヴィヴァルディ:
四季(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」op. 8からno. 1-4)
ラウラ・ヴァディヨン(Vn)、
ザクレブ・ソロイスツ
ザグレブ・ソロイスツのメンバーであるヴァディヨンは、ザグレブ音楽アカ
デミーで学び、その後ニーマン、シュヴァルツベルク、フェドトフ、グルムリーコヴァーなどに学びました。1995年から合奏団「ヴォックス・アンティク
ヮ」と「グレンツイーバーシュライテンデス三重・四重奏団」でバロック・ヴァイオリンを演奏しています。ザグレ
ブ・ソロイスツは1953年、チェロ奏者で指揮者のアントニオ・ヤニグロの指導の下にザグレブ放送の中に創設
されました。1968年からは指揮者を置かず、コンサートマスターをリーダーとして演奏しています。この作品の
元となった田園風景を思い起こさせる、素朴な味わいのある演奏です。
ORFEJ270 2枚組 \3960
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
ニクシャ・バレザ指揮
ザグレブ国立歌劇場管・合唱団、
リリアナ・モルナール=タライチ(S)、ジョルジョ・ランベルティ(T)、
ビセルカ・ツヴェイチ(Ms)、他 1971年12月ライヴ録音
ユーゴスラヴィアを代表する演奏家たちが出演したライヴ録音です。ユーゴ
スラヴィア生まれのモルナール=タライチは、スカラ座、メトロポリタン歌
劇場、コヴェント・ガーデンなど世界各地で活躍しました。「ヴェルディの
歌劇にとっての最後の偉大な声」「世界最高のアイーダ」などと賞賛され、
マリア・カラスも「すばらしい声」と評しました。ランベルティはイタリア
のアドリアで生まれ、古典からヴェルディやヴェリズモ・オペラまで広いレ
パートリーを持っています。バレザは1965年から1974年までクロアチア国立
歌劇場の音楽監督を務め、チューリヒとグラーツの歌劇場の主席指揮者を経
て、クロアチア放送交響楽団の主席指揮者を務めています。
ORFEJ303 \1980
リムスキー=コルサコフ:歌劇「皇帝サルタンの物語」からの組曲
ブルノ・ビエリンスキ(1909-1992):交響曲第9番「島の交響曲」
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
ヴラディミル・クラニチェヴィチ指揮
クロアチア放送響
ビエリンスキは民族的指向を持つ作曲家に属してはいませんが、クロアチア
のリズム、何度も訪れたブラジルで聴いたラテン・アメリカの舞曲、バロッ
ク音楽の活動的なリズムや対位法の影響を受け、古典的秩序を保ちながら特
徴のある旋律とリズムを示しています。交響曲第9番は、ビエリンスキの夏
の住居であるシルバ島で作曲されました。リムスキー=コルサコフとチャイ
コフスキーの名曲がカップリングされています。 クラニチェヴィチはザグレ
ブ音楽アカデミーを卒業し、1983年から1988年ザグレブ放送交響楽団、1994年
から2002年クロアチア国立歌劇場の音楽監督を務めました。クロアチアの作
品を主に演奏し、多数の現代曲を初演しています。
ORFEJ304 \1980
マーラー:交響曲第10番嬰へ長調からアダージョ
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ロルフ・リーバーマン(1910-1999):
ジャズ・バンドと交響管弦楽のための協奏曲
スラヴコ・ズラティチ(1910-1993):
管弦楽とテープのための「パジンの鐘」(我は生者を呼びVivos voco)
ミラン・ホルヴァート指揮
クロアチア放送響
ミラン・ホルヴァートのマーラー、R.シュトラウス、ラヴェルに現代音楽を
カップリングした注目のアルバム。スイスの作曲家リーバーマンの「ジャズ
・バンドと交響管弦楽のための協奏曲」は、1954年にドナウエッシンゲンの
国際音楽祭の委嘱によって作曲されました。ジャズ・バンドを独奏楽器群、
管弦楽を伴奏とするバロック時代の合奏協奏曲の様式で書かれ、作曲者は、
ブルース、ブギウギ、マンボなどの「現代の舞曲によって芸術音楽を豊かに
する試み」と述べています。ズラティチはクロアチアの作曲家・指揮者です。「パジンの鐘」には
民俗的要素に対する執着のようなものがあるように思われます。この作品は
1975年にザグレブ放送の委嘱で作曲され、ホルヴァートの指揮で初演されま
した。パジンはイストリア半島にある町で、“Vivos voco”はシラーの詩
「鐘の歌」の冒頭に掲げられた句で、スイスのシャフハウゼン大伽藍の鐘に
刻まれた銘です。
ORFEJ305 \1980
ハイドン:
ヴァイオリン、チェロ、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲変ロ長調
op. 84
マルティヌー:リディツェへの追悼
ヤナーチェク(ヴァーツラフ・ターリヒ編):
歌劇「利口な女狐の物語」組曲
ドゥブラヴコ・デトーニ(1937-):形態と表面
ブラゴイェ・ベルサ(1873-1934):歌劇「炎」op. 57から「機械の音楽」
ヨセフ・ダニエル指揮
クロアチア放送響
ブランコ・トロイナル(Vn)、
アニカ・プリモラツ(Vc)、
ゲオルグ・ドラウシュニク(Ob)、
ズヴォニミル・スタニスラヴ(Fg)、
「リディツェへの追悼」は1943年、世界大戦を記憶するための作品を募って
いたアメリカ作曲家協会の委嘱で書かれました。リディツェはプラハ近郊の
村で、ナチスの高官ハイドリヒが暗殺された報復として、ヒットラーの命令
で1942年6月、2000人以上の村民が殺されました。「利口な女狐の物語」から
の組曲は、チェコの指揮者ターリヒが、歌劇の主に第1幕、部分的に第2幕
の素材を用いて書きました。クロアチアの作曲家デトーニは、「形態と表面」
を、ワルシャワでルトスワフスキの下で働いていた1966年から1967年に作曲
し、この作品は1969年第6回パリ・ビエンナーレでグランプリを受賞しまし
た。クロアチアの作曲家ベルサの音楽は、「炎」のように表現主義の頂点に
近づくこともあり、この作品は当時の舞台音楽のワーグナー的ヴェリズモを
反映しています。
ORFEJ314 \1980
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調op. 43
ニクシャ・バレザ指揮
クロアチア放送響 2000年4月録音
今や大規模交響曲の人気曲となってきているショスタコーヴィチの4番をクロ
アチア勢が熱演。クロアチア放送響の指揮者バレザはシェルヘンやカラヤン
等に学び、2001年からはケムニッツのロベルト・シューマン・フィルの首席
も勤めております。特に現代音楽に関心を持ち、多くの作品を初演していま
す。この演奏も早めのテンポをとりながらも鬼気迫るダイナミックな演奏に
なっております。
ORFEJ334 2枚組 \3960
「ナダ・プッタール=ゴールド(メゾ・ソプラノ、1923-)」
アリア集(「オルフェオとエウリディーチェ」、「イワン・スサーニン」、
「トロヴァトーレ」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「ウェルテル」、
「カルメン」、「サムソンとデリア」他)/
歌曲、宗教曲(J.S.バッハ:マニフィカトからアリア/ブラームス:もうおま
えのところには行かない/ウォルフ:アイフェンドルフ詩集から「語らぬ愛」
/レスピーギ:日没/ムソルグスキー:死の歌と踊り他)
ナダ・プッタール=ゴールド(Ms)、
ダヴォリン・ハウプトフェルド(指揮)、
ムラデン・バシチ(指揮)、
アントン・ナヌト(指揮)、
ズヴィエズダナ・バシチ(P)、ザグレブ四重奏団、ランコ・フィリャク(P)他
録音:1953-76年
プッタール=ゴールドは1923年ユーゴスラヴィアのヴァラージュデンで生ま
れました。彼女の声の美しい音色と広い音域、才能と技術が認められ、1949年
クロアチア歌劇場と永久契約を結んでワーニャ役でデビューし、1950年には
ベルギーのヴェルヴィエ声楽コンクールで優勝しました。1956年まで同歌劇
場、1961年までベルリン・ドイツ歌劇場、1964年までフランクフルト州立歌
劇場に所属しました。1969年から1979年までザグレブ歌劇場で歌った後引退、
ザグレブの音楽アカデミー教授となりました。ここに収録された多彩な曲目
から、その優れた声と能力を窺うことができます。