<PUREMUSIC>
ピュアミュージックは、現在のレコード会社との間では失われたアーティスト
との関係を再確立するために立ち上げられました。レコード会社主体ではなく
アーティスト主体の録音を行っていく方針です。また、ハイブリッドSACD
(5.1DSDシステム)高音質、高品質をレーベルの柱に掲げ、ライナーノーツは専
門家による充実した内容、CDジャケットでは現代アート界で注目されている
有名なアーティストを起用するなど、高級志向の新レーベル。マルタ・アルゲ
リッチやロビー・ラカトシュと言った著名なアーティストも名を連ねており、
注目のレーベルの登場です。
※今回のジャケットに使用されているアダム・フスは1961年生まれ、1982年に
英国からニューヨークに移り住んでいます。1990年代になってから注目される
ようになり、 1997年に刊行された写真集『Adam Fuss』の成功で広く知られる
ようになりました。1点もののフォトグラム作品は現代アートのオークション
で 高値で取引されることで知られています。
5414706 10212(SACD-Hybrid) \2450
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典的交響曲」(2台ピアノ版 編曲:寺嶋陸也)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番
プロコフィエフ:チェロ&ピアノのためのソナタ ハ長調Op.119
チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出Op.42K-第3曲メロディー
プロコフィエフ:
3つのオレンジへの恋Op.33-行進曲(ヴァイオリンとピアノ版編曲)
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34/14
ポリーナ・レスチェンコ(P)
マルタ・アルゲリッチ(P)
クリスチャン・ポルテラ(Vc) ロビー・ラカトシュ(Vn)
ロビー・ラカトシュ(Vn) クリスチャン・ポルテラ(Vc)
録音:2005年4月7-9日&5月15日
マルタ・アルゲリッチとポリーナ・レスチェンコによる「プロコフィエフ:交
響曲第1番<古典的交響曲>の2台ピアノ版」は、1998年アルゲリッチの委嘱で寺
嶋陸也により編曲されたもの。アルゲリッチのお気に入りの作品の一つです。
ポリーナ・レスチェンコは、23歳の若手ピアニスト。「マルタ・アルゲリッチ
・プレゼンツ・ポリーナ・レスチェンコ」で2004年にEMIよりデビューしてい
ます。どんな難曲でも弾きこなしてしまうほどのテクニックの持ち主。アルゲ
リッチに劣らぬ気迫でバリバリ聴かせてくれています。そして、ハンガリーの
ジプシー・ヴァイオリンの名門である、ラカトシュ家の7代目、ロビー・ラカ
トシュによる「チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出」と「ラフマニノ
フ:ヴォカリーズ」も収録。
※アルゲッリチは2005年度高松宮殿下記念世界文化賞、音楽部門を受賞してい
ます。
5414706 10192(SACD-Hybrid) \2450
シューマン:
幻想小曲集Op.73
ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.105
ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.121
ドーラ・シュヴァルツベルグ(Vn) ポリーナ・レスチェンコ(P)
録音:2004年11月15-17日
5414706 101926
ド・ラ・シュヴァルツベルグはマスタークラスの講師と共に審査員を務めてお
り、ルーガーノ・フェスティヴァルや別府音楽祭にも参加しています。ヴァイ
オリン・ソナタはシューマンの精神状態の悪化、悲劇的な終焉を暗示するよう
な作品。幻想小曲集Op.73は、クラリネットとピアノ版が一般的ですが、シュ
ヴァルツベルグのヴァイオリンは非常に甘美で美しい演奏に仕上がっていま
す。ポリーナ・レスチェンコの厚いサポートも聴き所です。
5414706 10202(SACD-Hybrid) \2450
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ペドロ・ブルメスター(P)
2005年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも参加したポルトガルのトッ
プ・ピアニスト、ペドロ・ブルメスター。卓越したテクニックと見事な音楽性
で聴衆を魅了しました。このアルバムでもシューマンとリストに大曲を伸びや
かに難なく弾きこなしています。
5414706 10182(SACD-Hybrid) \2450
ヨージェフ・バログ:火の踊り/ジプシー・ボレロ/チッコム・パラフレーズ
ミシェル・ルグラン:パパ、見守っていて
チック・コリア: チフリコ(ゴット・ア・マッチ)
ロシア民謡:バラノチカの飴
R.ラカトシュ:私の歩むべき道は
ローレンス・ウェイナー:ディヴェルティメント
シャルル・トレネ:残されし恋には
R.ラカトシュ:イントロ
日本民謡:さくらさくら
ジョン・ルイス:ジャンゴ
I.チャンパイ:ビハリの思い出/J.ビハリ:カティよ、おいで
カールマン・チェーキ:6月11日の夜想曲
ロビー・ラカトシュ(Vn),ラカトシュ・アンサンブル
ラースロー・ボーニー(Vn),カールマン・チェーキ(P),
エルネスト・バンゴー(ツィンバロン),オスカール・ネーメト(コントラバス)
アッティラ・ロントー(G)
録音:2004年12月13-14日
ハンガリーのジプシー・ヴァイオリンの名門であるラカトシュ家出身、ジャン
ルを超えた活動で世界を仰天させているロビー・ラカトシュが、新レーベル
”pure music”に登場。R.ラカトシュのオリジナル曲、フランス映画音楽の
巨匠ミッシェル・ルグラン、ジャズ・ピアノ界の巨人チック・コリア、そし
てロシア民謡、日本民謡まで、ジプシー音楽に限らずどんな曲でも濃厚にそ
して楽しく聴かせてくれます。ヨージェフ・バログ:火の踊りは、ラカトシュ
の得意とする作品。民族的曲調とラカトシュ率いるアンサンブルとの絶妙な
パフォーマンスを楽しむことが出来ます。また、この作品とラカトシュの顔
をモティーフにしたジャケットも凄みがあります。
<SUPRAPHON>
SU 3824 \1350
モーツァルト: 協奏交響曲変ホ長調K.297b
モーツァルト: 交響曲第39番変ホ長調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
J.シェイバル(Ob) A.ルィビン(Cl) K.ヴァセク(Fg) M.シュテフェク(Hr)
録音:1949年&1955年
2006年生誕250周年を迎えるモーツァルトの後期の三大交響曲の劈頭を飾る
39番と、木管楽器のための協奏交響曲K.297bの組み合わせ。チェコ・フィル
の美しくも豊かな響きとターリヒの深い音楽性が溢れ出す演奏です。
SU 3825 \1350
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲第2番変ロ短調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
フランチシェク・マクシアン(P) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
録音:1951年&1952年
ターリヒのドヴォルザークを聴いたエフゲニー・ムラヴィンスキーはそのす
ばらしさに感嘆し、その後ドヴォルザークを演奏しなかったと言われている
ほど、ターリヒのドヴォルザークは独特の風格があります。ロストロポーヴィ
ッチのチェロ協奏曲第2番は、圧倒的な技巧と豊かな音量でターリヒのスラヴ
風演奏を引き立てています。
SU 7010(DVD-Video) \4750
1h 15'76"
PCM&Dolby Digital Stereo
All regions
モノクロ/カラー
英語、チェコ語、ドイツ語、フランス語
NTSC4:3/16:9
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1集Op.46&スラヴ舞曲第2集Op.72
ドキュメンタリー(自負と謙遜)、フォトグラフィー
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1955年
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を現在あるような国際的なオーケストラに
まで高めたといわれているターリヒ。そのターリヒの功績を演奏とドキュメン
タリーとで辿るDVDが発売されます。民族の血、民族の音がぶつかり合う
瞬間を目の当たりにすることができるでしょう。
SU 3841 \1650
スメタナ:ピアノ曲集
マクベスと魔女 ・好奇心の強い男(シューベルト:美しい水車小屋の娘より
編曲)
ポルカ・ラプソディー ・ベッティーナ・ポルカ ・演奏会用練習曲ハ長調
ポルカの形式によるボヘミアの思い出Op.12-13
海辺にてOp.17・チェコ民謡にもとづく協奏幻想曲
イトカ・チェホヴァー(P)
録音:2005年7月3,4,9,10日 プラハ、ルドルフィヌム
スメタナのピアノ作品は傑作揃い!極めてピアニステッィクな曲が多く、高
度なテクニックを要するものも少なくありません。「海辺にて(演奏会用練
習曲)Op.17」はスメタナのピアノ曲の中でも有名なもののひとつで、彼のス
ウェーデン滞在中に見た海の印象を表していて、激しい波が打ち寄せては引い
ていく様を模倣しています。リストの数々の演奏会用練習曲を彷彿とさせる
ヴィルトォーゾな作品です。
<Mirare>
MIR 008 \2280
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&3番
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ドミトリー・リス(指)ウラル・フィルハーモニー
90年のチャイコフスキーコンクールの優勝者ボリス・ベレゾフスキー。ロシア
ン・ピアニズムの後継者が今回はリリースするのは、「ラフマニノフ:ピアノ
協奏曲第2番&3番」。「ラフマニノフ/24の前奏曲(MIR004)」では、卓越した
技巧でその実力を知らしめてくれました。今回の協奏曲でも、圧倒的テクニッ
クでドラマティックな演奏を披露しています。第2番で聴かせてくれる持続性
のある集中力と適度な感情移入は、彼の明晰さと正統派スタイルを表すもの
と言えます。また第3番は、強靱かつ洗練されたリズムや華やかなサウンドと、
息を呑むような美しい旋律が表裏一体となった音楽を聴かせてくれます。ラ
フマニノフ作品の本質に踏み込み、卓越した技巧と躍動感溢れる聴き応えの
ある1枚。
<harmoniamundi france>
HMC 901850 2枚組 \3300
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)
シンフォニア・サクラ第3集op.12(1650年)
コンラート・ユングヘーネル(指)
カントゥス・ケルン&コンチェルト・パラティーノ
〔ヨハンナ・コスロフスキ、モニカ・マウク(S)、エリザベス・ポピエン、
ヘニング・ヴォス(A)、ハンス=イエルク・マメル、
ヴィスフリート・ヨッヘンス(T)、ステファン・シュレッケンベルガー、
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ、マティアス・ゲルヒェン(B)〕
シュッツの不朽の名作、シンフォニア・サクラ第3集が、カントゥス・ケルン
とコンチェルト・パラティーノという夢のような組み合わせで登場です。管
の響きはどこまでも華麗で、声のアンサンブルも一糸乱れず実に見事です。
17世紀半ば、ザクセンの宮廷楽長として音楽的に絶大な権力をもち、その名
声をほしいままにしていたシュッツ。彼の当時の音楽的支配力を感じさせる
豪奢な音作りには圧倒されます。
HMU 907405 \2080
第12回ヴァン・クライバーン国際コンクール 第2位 ジョイス・ヤング
J.S.バッハ:フランス風序曲BWV 831
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
カール・ヴァイン:ピアノ・ソナタ第1番
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.492
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番
ジョイス・ヤング(Pf)
クライバーンコンクール第2位のジョイス・ヤングのコンクールライブ録音。
バッハもさることながら、リストの「ドン・ジョヴァンニの回想」は実に強
烈。抜群のバリバリのテクニックと音楽性は衝撃的ですらあります。スカル
ラッティも鮮烈、聴衆と一体となった熱い雰囲気がひしひしと伝わってきます。
HMU 907406 \2080
第12回ヴァン・クライバーン国際コンクール、第3位 サー・チェン
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調
ラヴェル:ガスパールの夜
セバスティアン・クリエ:
スカルラッティ・カンデンツァとブレインストーミング
リスト:スペイン狂詩曲
ストラヴィンスキー:練習曲OP.7-4
サー・チェン(Pf)
第3位入賞者サー・チェンのライヴ録音。熱く厚い音は実に印象的です。ショ
パンのソナタ第3番は冒頭から怒涛のような情熱、聴かせてくれます。薫るロ
マンティシズム、熱い音はジュリアードじこみならではの魅力です。第14回
ショパン・コンクール(2000年)の第4位入賞者でもある、実力派です。
HMX 2908183 3枚組 \3050
「Missa」ミサ
【CD1】マショー、ビュノワ、ブリュメル、ジョスカン・デプレ、ジャヌカン、
リシャフォール、チプリアーノ・デ・ローレ、パレストリーナ、パドヴァーノ
モンテヴェルディらのミサ曲
【CD2】シャルパンティエ、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンのミサ曲
【CD3】メンデルスゾーン、シューベルト、ロッシーニ、ブルックナー、
フォーレ、プーランク、マルタン、バーンスタインのミサ曲
シャペル・ロワイヤル&ヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ、
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル&ドミニク・ヴィス、
アンサンブル・オルガヌム、RIAS室内合唱団、
レザール・フロリサン&クリスティ、
ベルリンドイツ交響楽団&ケント・ナガノ、オルランド・コンソート他多数
ハルモニア・ムンディの膨大なカタログの中からとびきりの名曲&名演のミサ
を3枚セットにいたしました。まさに心洗われる音楽ばかりです。バーンスタ
インのミサ曲がはいっているのもなんともいえない魅力です。
HMX 2908186 3枚組 \3050
「Lied」リート
【CD1】ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
シューマン、ドヴォルザークらの歌曲
【CD2】ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
ベートーヴェン、シューベルト、コルンゴルトらの歌曲
【CD3】ヴェルナー・ギュラ(テノール)
シューベルト、R.シューマン、C.シューマンらの歌曲
ムンディの擁する今をときめく歌手たちによる、珠玉の歌曲集です。3人を
いっぺんに聴くと、実に豊かで贅沢な気分になれます。
<URANIA>
RIT55 200 \1350
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ラファエル・クーベリック(指)トリノRAI響(録音:1956年、トリノ)
RIT55 201 \1350
ブラームス:交響曲第4番
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢
ルドルフ・ケンペ(指)ミラノRAI響(録音:1956年、ミラノ)
RIT55 202 \1350
ストラヴィンスキー:「ペルセフォネ」
ストラヴィンスキー(指)マデレーヌ・ミヨー(語り)、
リチャード・ルイス(Tn)トリノRAI響(録音:1954年、トリノ)
URN22 287 5枚組 \6750
ブルックナー:交響曲第4/5/7/8/9番
フルトヴェングラー(指)
4/5 ウィーンPO (1951),7/8 ベルリンPO(1949),9ベルリンPO(録音:1944年)
URN22 285 2枚組 \2700
ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」
ヴィットリオ・グイ(指)ローマ歌劇場O&Cho.
ボリス・クリストフ、ジャチント・プランデッリ、オリエッタ・モスクッチ
(録音:1955年)
URN22 286 2枚組 \2700
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」
トーマス・ビーチャム(指)ロンドンP.O.コヴェントガーデンCho.
ヒルデ・コネツニ、リヒャルト・タウバー、ステッラ・アンドレ-ヴァ
(録音:1939年)
URNSP 4246 2枚組 \2700
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲、半音階的幻想曲とフーガ、
インヴェンション、シンフォニア
クラウディオ・アラウ(Pf)(録音:1942年,1945年)
RM11 927 \1350
ブラームス:ヴィオラ・ソナタOp.120-1,2
ヒンデミット:白鳥を焼く男
ウィリアム・プリムローズ(Va)、ルドルフ・フィルクスニー(Pf)
ジョン・プリッチャード(指)室内O
RM11 926 \1350
ショーソン:愛と海の詩
ブラームス:四つの厳粛な歌 ほか
キャスリーン・フェリアー(At)
ジョン・バルビローリ(指)ハレO,マルコム・サージェント(指)BBC響
(録音:1949年,1951年)
<haenssler>
=SWR MUSIC=
シリーズ特別篇
KDC 9002(DVD-Video) \4050
[93.902]
NTSC 4:3
字幕:独・英・仏
「カール・シューリヒト・ポートレイト」
ロルフ・ウンケル監修「シューリヒト-生涯の肖像」41’38”
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」より終楽章
カール・シューリヒト(指)シュトゥットガルト放送SO.
収録:1957年、1958年、1956年
「カール・シューリヒト・コレクション」番外編ともいえる映像作品がリリー
ス!モノクロ・モノラルながら鮮明な映像と音でシューリヒトの指揮姿が蘇り
ます。「ハフナー」はSWRが収録したドイツ・モーツァルト・フェスティバル
のライヴ。シューリヒトのドキュメント「生涯の肖像」も見ごたえ満点で、
ブラームス3番のリハーサル風景などファンにはすべてが興味の尽きない内容
となっています。映像特典として「写真で綴るシューリヒトの生涯」も収録。
ピュアミュージックは、現在のレコード会社との間では失われたアーティスト
との関係を再確立するために立ち上げられました。レコード会社主体ではなく
アーティスト主体の録音を行っていく方針です。また、ハイブリッドSACD
(5.1DSDシステム)高音質、高品質をレーベルの柱に掲げ、ライナーノーツは専
門家による充実した内容、CDジャケットでは現代アート界で注目されている
有名なアーティストを起用するなど、高級志向の新レーベル。マルタ・アルゲ
リッチやロビー・ラカトシュと言った著名なアーティストも名を連ねており、
注目のレーベルの登場です。
※今回のジャケットに使用されているアダム・フスは1961年生まれ、1982年に
英国からニューヨークに移り住んでいます。1990年代になってから注目される
ようになり、 1997年に刊行された写真集『Adam Fuss』の成功で広く知られる
ようになりました。1点もののフォトグラム作品は現代アートのオークション
で 高値で取引されることで知られています。
5414706 10212(SACD-Hybrid) \2450
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典的交響曲」(2台ピアノ版 編曲:寺嶋陸也)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番
プロコフィエフ:チェロ&ピアノのためのソナタ ハ長調Op.119
チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出Op.42K-第3曲メロディー
プロコフィエフ:
3つのオレンジへの恋Op.33-行進曲(ヴァイオリンとピアノ版編曲)
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34/14
ポリーナ・レスチェンコ(P)
マルタ・アルゲリッチ(P)
クリスチャン・ポルテラ(Vc) ロビー・ラカトシュ(Vn)
ロビー・ラカトシュ(Vn) クリスチャン・ポルテラ(Vc)
録音:2005年4月7-9日&5月15日
マルタ・アルゲリッチとポリーナ・レスチェンコによる「プロコフィエフ:交
響曲第1番<古典的交響曲>の2台ピアノ版」は、1998年アルゲリッチの委嘱で寺
嶋陸也により編曲されたもの。アルゲリッチのお気に入りの作品の一つです。
ポリーナ・レスチェンコは、23歳の若手ピアニスト。「マルタ・アルゲリッチ
・プレゼンツ・ポリーナ・レスチェンコ」で2004年にEMIよりデビューしてい
ます。どんな難曲でも弾きこなしてしまうほどのテクニックの持ち主。アルゲ
リッチに劣らぬ気迫でバリバリ聴かせてくれています。そして、ハンガリーの
ジプシー・ヴァイオリンの名門である、ラカトシュ家の7代目、ロビー・ラカ
トシュによる「チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出」と「ラフマニノ
フ:ヴォカリーズ」も収録。
※アルゲッリチは2005年度高松宮殿下記念世界文化賞、音楽部門を受賞してい
ます。
5414706 10192(SACD-Hybrid) \2450
シューマン:
幻想小曲集Op.73
ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.105
ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.121
ドーラ・シュヴァルツベルグ(Vn) ポリーナ・レスチェンコ(P)
録音:2004年11月15-17日
5414706 101926
ド・ラ・シュヴァルツベルグはマスタークラスの講師と共に審査員を務めてお
り、ルーガーノ・フェスティヴァルや別府音楽祭にも参加しています。ヴァイ
オリン・ソナタはシューマンの精神状態の悪化、悲劇的な終焉を暗示するよう
な作品。幻想小曲集Op.73は、クラリネットとピアノ版が一般的ですが、シュ
ヴァルツベルグのヴァイオリンは非常に甘美で美しい演奏に仕上がっていま
す。ポリーナ・レスチェンコの厚いサポートも聴き所です。
5414706 10202(SACD-Hybrid) \2450
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ペドロ・ブルメスター(P)
2005年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも参加したポルトガルのトッ
プ・ピアニスト、ペドロ・ブルメスター。卓越したテクニックと見事な音楽性
で聴衆を魅了しました。このアルバムでもシューマンとリストに大曲を伸びや
かに難なく弾きこなしています。
5414706 10182(SACD-Hybrid) \2450
ヨージェフ・バログ:火の踊り/ジプシー・ボレロ/チッコム・パラフレーズ
ミシェル・ルグラン:パパ、見守っていて
チック・コリア: チフリコ(ゴット・ア・マッチ)
ロシア民謡:バラノチカの飴
R.ラカトシュ:私の歩むべき道は
ローレンス・ウェイナー:ディヴェルティメント
シャルル・トレネ:残されし恋には
R.ラカトシュ:イントロ
日本民謡:さくらさくら
ジョン・ルイス:ジャンゴ
I.チャンパイ:ビハリの思い出/J.ビハリ:カティよ、おいで
カールマン・チェーキ:6月11日の夜想曲
ロビー・ラカトシュ(Vn),ラカトシュ・アンサンブル
ラースロー・ボーニー(Vn),カールマン・チェーキ(P),
エルネスト・バンゴー(ツィンバロン),オスカール・ネーメト(コントラバス)
アッティラ・ロントー(G)
録音:2004年12月13-14日
ハンガリーのジプシー・ヴァイオリンの名門であるラカトシュ家出身、ジャン
ルを超えた活動で世界を仰天させているロビー・ラカトシュが、新レーベル
”pure music”に登場。R.ラカトシュのオリジナル曲、フランス映画音楽の
巨匠ミッシェル・ルグラン、ジャズ・ピアノ界の巨人チック・コリア、そし
てロシア民謡、日本民謡まで、ジプシー音楽に限らずどんな曲でも濃厚にそ
して楽しく聴かせてくれます。ヨージェフ・バログ:火の踊りは、ラカトシュ
の得意とする作品。民族的曲調とラカトシュ率いるアンサンブルとの絶妙な
パフォーマンスを楽しむことが出来ます。また、この作品とラカトシュの顔
をモティーフにしたジャケットも凄みがあります。
<SUPRAPHON>
SU 3824 \1350
モーツァルト: 協奏交響曲変ホ長調K.297b
モーツァルト: 交響曲第39番変ホ長調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
J.シェイバル(Ob) A.ルィビン(Cl) K.ヴァセク(Fg) M.シュテフェク(Hr)
録音:1949年&1955年
2006年生誕250周年を迎えるモーツァルトの後期の三大交響曲の劈頭を飾る
39番と、木管楽器のための協奏交響曲K.297bの組み合わせ。チェコ・フィル
の美しくも豊かな響きとターリヒの深い音楽性が溢れ出す演奏です。
SU 3825 \1350
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲第2番変ロ短調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
フランチシェク・マクシアン(P) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
録音:1951年&1952年
ターリヒのドヴォルザークを聴いたエフゲニー・ムラヴィンスキーはそのす
ばらしさに感嘆し、その後ドヴォルザークを演奏しなかったと言われている
ほど、ターリヒのドヴォルザークは独特の風格があります。ロストロポーヴィ
ッチのチェロ協奏曲第2番は、圧倒的な技巧と豊かな音量でターリヒのスラヴ
風演奏を引き立てています。
SU 7010(DVD-Video) \4750
1h 15'76"
PCM&Dolby Digital Stereo
All regions
モノクロ/カラー
英語、チェコ語、ドイツ語、フランス語
NTSC4:3/16:9
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1集Op.46&スラヴ舞曲第2集Op.72
ドキュメンタリー(自負と謙遜)、フォトグラフィー
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1955年
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を現在あるような国際的なオーケストラに
まで高めたといわれているターリヒ。そのターリヒの功績を演奏とドキュメン
タリーとで辿るDVDが発売されます。民族の血、民族の音がぶつかり合う
瞬間を目の当たりにすることができるでしょう。
SU 3841 \1650
スメタナ:ピアノ曲集
マクベスと魔女 ・好奇心の強い男(シューベルト:美しい水車小屋の娘より
編曲)
ポルカ・ラプソディー ・ベッティーナ・ポルカ ・演奏会用練習曲ハ長調
ポルカの形式によるボヘミアの思い出Op.12-13
海辺にてOp.17・チェコ民謡にもとづく協奏幻想曲
イトカ・チェホヴァー(P)
録音:2005年7月3,4,9,10日 プラハ、ルドルフィヌム
スメタナのピアノ作品は傑作揃い!極めてピアニステッィクな曲が多く、高
度なテクニックを要するものも少なくありません。「海辺にて(演奏会用練
習曲)Op.17」はスメタナのピアノ曲の中でも有名なもののひとつで、彼のス
ウェーデン滞在中に見た海の印象を表していて、激しい波が打ち寄せては引い
ていく様を模倣しています。リストの数々の演奏会用練習曲を彷彿とさせる
ヴィルトォーゾな作品です。
<Mirare>
MIR 008 \2280
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&3番
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ドミトリー・リス(指)ウラル・フィルハーモニー
90年のチャイコフスキーコンクールの優勝者ボリス・ベレゾフスキー。ロシア
ン・ピアニズムの後継者が今回はリリースするのは、「ラフマニノフ:ピアノ
協奏曲第2番&3番」。「ラフマニノフ/24の前奏曲(MIR004)」では、卓越した
技巧でその実力を知らしめてくれました。今回の協奏曲でも、圧倒的テクニッ
クでドラマティックな演奏を披露しています。第2番で聴かせてくれる持続性
のある集中力と適度な感情移入は、彼の明晰さと正統派スタイルを表すもの
と言えます。また第3番は、強靱かつ洗練されたリズムや華やかなサウンドと、
息を呑むような美しい旋律が表裏一体となった音楽を聴かせてくれます。ラ
フマニノフ作品の本質に踏み込み、卓越した技巧と躍動感溢れる聴き応えの
ある1枚。
<harmoniamundi france>
HMC 901850 2枚組 \3300
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)
シンフォニア・サクラ第3集op.12(1650年)
コンラート・ユングヘーネル(指)
カントゥス・ケルン&コンチェルト・パラティーノ
〔ヨハンナ・コスロフスキ、モニカ・マウク(S)、エリザベス・ポピエン、
ヘニング・ヴォス(A)、ハンス=イエルク・マメル、
ヴィスフリート・ヨッヘンス(T)、ステファン・シュレッケンベルガー、
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ、マティアス・ゲルヒェン(B)〕
シュッツの不朽の名作、シンフォニア・サクラ第3集が、カントゥス・ケルン
とコンチェルト・パラティーノという夢のような組み合わせで登場です。管
の響きはどこまでも華麗で、声のアンサンブルも一糸乱れず実に見事です。
17世紀半ば、ザクセンの宮廷楽長として音楽的に絶大な権力をもち、その名
声をほしいままにしていたシュッツ。彼の当時の音楽的支配力を感じさせる
豪奢な音作りには圧倒されます。
HMU 907405 \2080
第12回ヴァン・クライバーン国際コンクール 第2位 ジョイス・ヤング
J.S.バッハ:フランス風序曲BWV 831
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
カール・ヴァイン:ピアノ・ソナタ第1番
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.492
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番
ジョイス・ヤング(Pf)
クライバーンコンクール第2位のジョイス・ヤングのコンクールライブ録音。
バッハもさることながら、リストの「ドン・ジョヴァンニの回想」は実に強
烈。抜群のバリバリのテクニックと音楽性は衝撃的ですらあります。スカル
ラッティも鮮烈、聴衆と一体となった熱い雰囲気がひしひしと伝わってきます。
HMU 907406 \2080
第12回ヴァン・クライバーン国際コンクール、第3位 サー・チェン
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調
ラヴェル:ガスパールの夜
セバスティアン・クリエ:
スカルラッティ・カンデンツァとブレインストーミング
リスト:スペイン狂詩曲
ストラヴィンスキー:練習曲OP.7-4
サー・チェン(Pf)
第3位入賞者サー・チェンのライヴ録音。熱く厚い音は実に印象的です。ショ
パンのソナタ第3番は冒頭から怒涛のような情熱、聴かせてくれます。薫るロ
マンティシズム、熱い音はジュリアードじこみならではの魅力です。第14回
ショパン・コンクール(2000年)の第4位入賞者でもある、実力派です。
HMX 2908183 3枚組 \3050
「Missa」ミサ
【CD1】マショー、ビュノワ、ブリュメル、ジョスカン・デプレ、ジャヌカン、
リシャフォール、チプリアーノ・デ・ローレ、パレストリーナ、パドヴァーノ
モンテヴェルディらのミサ曲
【CD2】シャルパンティエ、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンのミサ曲
【CD3】メンデルスゾーン、シューベルト、ロッシーニ、ブルックナー、
フォーレ、プーランク、マルタン、バーンスタインのミサ曲
シャペル・ロワイヤル&ヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ、
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル&ドミニク・ヴィス、
アンサンブル・オルガヌム、RIAS室内合唱団、
レザール・フロリサン&クリスティ、
ベルリンドイツ交響楽団&ケント・ナガノ、オルランド・コンソート他多数
ハルモニア・ムンディの膨大なカタログの中からとびきりの名曲&名演のミサ
を3枚セットにいたしました。まさに心洗われる音楽ばかりです。バーンスタ
インのミサ曲がはいっているのもなんともいえない魅力です。
HMX 2908186 3枚組 \3050
「Lied」リート
【CD1】ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
シューマン、ドヴォルザークらの歌曲
【CD2】ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
ベートーヴェン、シューベルト、コルンゴルトらの歌曲
【CD3】ヴェルナー・ギュラ(テノール)
シューベルト、R.シューマン、C.シューマンらの歌曲
ムンディの擁する今をときめく歌手たちによる、珠玉の歌曲集です。3人を
いっぺんに聴くと、実に豊かで贅沢な気分になれます。
<URANIA>
RIT55 200 \1350
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ラファエル・クーベリック(指)トリノRAI響(録音:1956年、トリノ)
RIT55 201 \1350
ブラームス:交響曲第4番
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢
ルドルフ・ケンペ(指)ミラノRAI響(録音:1956年、ミラノ)
RIT55 202 \1350
ストラヴィンスキー:「ペルセフォネ」
ストラヴィンスキー(指)マデレーヌ・ミヨー(語り)、
リチャード・ルイス(Tn)トリノRAI響(録音:1954年、トリノ)
URN22 287 5枚組 \6750
ブルックナー:交響曲第4/5/7/8/9番
フルトヴェングラー(指)
4/5 ウィーンPO (1951),7/8 ベルリンPO(1949),9ベルリンPO(録音:1944年)
URN22 285 2枚組 \2700
ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」
ヴィットリオ・グイ(指)ローマ歌劇場O&Cho.
ボリス・クリストフ、ジャチント・プランデッリ、オリエッタ・モスクッチ
(録音:1955年)
URN22 286 2枚組 \2700
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」
トーマス・ビーチャム(指)ロンドンP.O.コヴェントガーデンCho.
ヒルデ・コネツニ、リヒャルト・タウバー、ステッラ・アンドレ-ヴァ
(録音:1939年)
URNSP 4246 2枚組 \2700
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲、半音階的幻想曲とフーガ、
インヴェンション、シンフォニア
クラウディオ・アラウ(Pf)(録音:1942年,1945年)
RM11 927 \1350
ブラームス:ヴィオラ・ソナタOp.120-1,2
ヒンデミット:白鳥を焼く男
ウィリアム・プリムローズ(Va)、ルドルフ・フィルクスニー(Pf)
ジョン・プリッチャード(指)室内O
RM11 926 \1350
ショーソン:愛と海の詩
ブラームス:四つの厳粛な歌 ほか
キャスリーン・フェリアー(At)
ジョン・バルビローリ(指)ハレO,マルコム・サージェント(指)BBC響
(録音:1949年,1951年)
<haenssler>
=SWR MUSIC=
シリーズ特別篇
KDC 9002(DVD-Video) \4050
[93.902]
NTSC 4:3
字幕:独・英・仏
「カール・シューリヒト・ポートレイト」
ロルフ・ウンケル監修「シューリヒト-生涯の肖像」41’38”
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」より終楽章
カール・シューリヒト(指)シュトゥットガルト放送SO.
収録:1957年、1958年、1956年
「カール・シューリヒト・コレクション」番外編ともいえる映像作品がリリー
ス!モノクロ・モノラルながら鮮明な映像と音でシューリヒトの指揮姿が蘇り
ます。「ハフナー」はSWRが収録したドイツ・モーツァルト・フェスティバル
のライヴ。シューリヒトのドキュメント「生涯の肖像」も見ごたえ満点で、
ブラームス3番のリハーサル風景などファンにはすべてが興味の尽きない内容
となっています。映像特典として「写真で綴るシューリヒトの生涯」も収録。