野へ山へ

2004年~

△白山 (別当出合ー観光新道ー白山ー観光新道ー白山禅定道ー市ノ瀬)1

2022年08月03日 | 山行記

花の楽園を求め、△白山に登りました。(7/30~7/31)


GPS軌跡(2回クリックで2度拡大されます。)

2022.7.30(土)~31日(日)
 △白山(別当出合ー観光新道ー白山ー観光新道ー白山禅定道ー市ノ瀬)
地図:昭文社 山と高原地図『白山』(2020度版)
メンバー:山友さん・夫・自分
行程:30日/三田西IC=舞鶴若狭自動車道=北陸道=福井北IC=市ノ瀬Pー分岐ー殿ヶ池避難小屋ー黒ボコ岩ー室堂ー御前峰ー池巡りー室堂ー殿ヶ池避難小屋 泊
   31日/殿ヶ池避難小屋ー分岐ー指尾三角点ー六万山ー市ノ瀬P=白峰温泉=~~往路に同じ~~=三田西IC

*7月30日(土)

市ノ瀬からシャトルバスに乗り、別当出合へ到着。
ここから初めて歩く、観光新道ルートを目差します。


タマガワホトトギス(ユリ科)
早速、珍しい黄色のホトトギスが現れました。


ニッコウキスゲ(ユリ科)
こちらも早速!


ハクサンアザミ(キク科)


ヨツバヒヨドリ(キク科)


シモツケソウ(バラ科)


標高が上がり、東の方角に別山の雄姿が大きくなって来ました。
チブリ尾根にはチブリ小屋の赤い屋根も見えました。


タカネアオヤギソウ(シュロソウ科)


ハクサンシャジン(キキョウソウ科)


ノリウツギ(ユキノシタ科)


シナノオトギリ(オトギリソウ科)


ヤマハハコ(キク科)


クガイソウ(ゴマノハグサ科)


分岐 ここから観光新道を辿ります。


ハクサンボウフウ(セリ科)??
☆セリ科の似た花は種類が多く、名前の同定に自信がありません。
花の状態と葉から判断しましたが・・・


ヤマブキショウマ(バラ科)


ハクサンオミナエシ(オミナエシ科)


ゴゼンタチバナ(ミズキ科)


イブキジャコウソウ(シソ科)


イブキトラノオ(タデ科)


マイズルソウ(ユリ科)


ミヤマカラマツ(キンポウゲ科)


キヌガサソウ(ユリ科)


クルマユリ(ユリ科)


ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)


ツマトリソウ(サクラソウ科)


ミヤマキンバイ(バラ科)


ショウジョウバカマ(ユリ科)


ハクサンフウロ(フウロソウ科)


ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)


イワオウギ(マメ科)


殿ヶ池避難小屋に到着。


2014年新築と地図に記載がありました。
不要な荷物を隅にデポさせていただき、山頂へアタック。


殿ヶ池  透き通る水面に線状の水草が見えました。


モミジカラマツ(カラマツソウ科)


小屋の周囲も色とりどりの花で溢れていました。


ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)




ハクサンタイゲキ/別名ミヤマノウルシ(トウダイグサ科)


タカネマツムシソウ(マツムシソウ科)


タカネナデシコ(ナデシコ科)


カライトソウ(バラ科)


お花畑


オタカラコウ(キク科)


殿ヶ池避難小屋がもう下方に。


ミヤマアカバナ(アカバナ科)
ピンボケで済みません。ごく薄いピンク色の8mmくらいの花、
花びらの先が割れていたのが印象的でした。


ミヤマオトコヨモギ(キク科)


花に囲まれた登山道


斜面も見渡す限りのお花畑


ミヤマコゴメグサ/別名ヒナコゴメグサ(ゴマノハグサ科)


シナノキンバイ(キンポウゲ科)


キバナノコマノツメ(スミレ科)


黒ボコまでやって来ました。


弥陀ヶ原は見渡す限り、満開のコバイケイソウ!


大柄な植物の下で、「負けじ!」と群生しているゴゼンタチバナも素晴らしい・・


雪渓


ミヤマアキノキリンソウ(キク科)


イワギキョウ(キキョウ科)


白山神社に参拝をして、御前峰を目差します。


クロユリ/別名ミヤマクロユリ(ユリ科)
やっとクロユリに会えました!


オンタデ(タデ科)


イワツメクサ(ナデシコ科)


コケモモ(?)(ツツジ科)


室堂を振り返る


この種子の姿から、オキナグサの感じですが、何の植物でしょうか・・


白山御前峰 27
△一等三角点
点名:「白山」(はくさん)
標高:2702.14m
☆少し休んで池巡りへ。


紺屋ヶ池の淵にはまだ厚い残雪が。


チングルマ/別名イワグルマ(バラ科)
☆池の周辺、広範囲に群生しており、圧巻でした。


ミヤマタネツケバナ(アブラナ科)


冷気が涼しくて心地良かったです。


アオノツガザクラ(ツツジ科)




コイワカガミ(イワウメ科)


大汝峰と池


ウラジロナナカマド(バラ科)


コバイケイソウの群落


室堂に戻る道


いつまで残雪は残るのでしょう・・


ハクサンコザクラ/別名ナンキンコザクラ(サクラソウ科)
☆造花の様に可愛い花で見とれます・・・
群生地ではやはり圧巻でした。


クロユリ(ユリ科)の群落・・・贅沢な気分でした。


山友さんが「匂ってごらん」と言うので、嗅いでみると・・・
カビ臭い様な匂いでした。図鑑に「花には悪臭がある」と。


再び白山神社へ戻りました。


再び弥陀ヶ原を通り、下山です。


下山の観光新道から別山、下方に甚之助避難小屋。


さらに下ると、今夜の宿をお借りする殿ヶ池避難小屋も見えました。


タテヤマウツボグサ(シソ科)


小屋は我々3人だけでした。
白山の山懐に抱かれ、静かに語り合う幸せな宵でした。


夕陽を受ける別山


遥かに見える日本海は小松の辺りでしょうか・・
遠くに夜景も見え、空は満天の星でした。

*31日・・・・

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