花の楽園を求め、△白山に登りました。(7/30~7/31)
GPS軌跡(2回クリックで2度拡大されます。)
2022.7.30(土)~31日(日)
△白山(別当出合ー観光新道ー白山ー観光新道ー白山禅定道ー市ノ瀬)
地図:昭文社 山と高原地図『白山』(2020度版)
メンバー:山友さん・夫・自分
行程:30日/三田西IC=舞鶴若狭自動車道=北陸道=福井北IC=市ノ瀬Pー分岐ー殿ヶ池避難小屋ー黒ボコ岩ー室堂ー御前峰ー池巡りー室堂ー殿ヶ池避難小屋 泊
31日/殿ヶ池避難小屋ー分岐ー指尾三角点ー六万山ー市ノ瀬P=白峰温泉=~~往路に同じ~~=三田西IC
*7月30日(土)
市ノ瀬からシャトルバスに乗り、別当出合へ到着。
ここから初めて歩く、観光新道ルートを目差します。
タマガワホトトギス(ユリ科)
早速、珍しい黄色のホトトギスが現れました。
ニッコウキスゲ(ユリ科)
こちらも早速!
ハクサンアザミ(キク科)
ヨツバヒヨドリ(キク科)
シモツケソウ(バラ科)
標高が上がり、東の方角に別山の雄姿が大きくなって来ました。
チブリ尾根にはチブリ小屋の赤い屋根も見えました。
タカネアオヤギソウ(シュロソウ科)
ハクサンシャジン(キキョウソウ科)
ノリウツギ(ユキノシタ科)
シナノオトギリ(オトギリソウ科)
ヤマハハコ(キク科)
クガイソウ(ゴマノハグサ科)
分岐 ここから観光新道を辿ります。
ハクサンボウフウ(セリ科)??
☆セリ科の似た花は種類が多く、名前の同定に自信がありません。
花の状態と葉から判断しましたが・・・
ヤマブキショウマ(バラ科)
ハクサンオミナエシ(オミナエシ科)
ゴゼンタチバナ(ミズキ科)
イブキジャコウソウ(シソ科)
イブキトラノオ(タデ科)
マイズルソウ(ユリ科)
ミヤマカラマツ(キンポウゲ科)
キヌガサソウ(ユリ科)
クルマユリ(ユリ科)
ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
ツマトリソウ(サクラソウ科)
ミヤマキンバイ(バラ科)
ショウジョウバカマ(ユリ科)
ハクサンフウロ(フウロソウ科)
ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)
イワオウギ(マメ科)
殿ヶ池避難小屋に到着。
2014年新築と地図に記載がありました。
不要な荷物を隅にデポさせていただき、山頂へアタック。
殿ヶ池 透き通る水面に線状の水草が見えました。
モミジカラマツ(カラマツソウ科)
小屋の周囲も色とりどりの花で溢れていました。
ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)
ハクサンタイゲキ/別名ミヤマノウルシ(トウダイグサ科)
タカネマツムシソウ(マツムシソウ科)
タカネナデシコ(ナデシコ科)
カライトソウ(バラ科)
お花畑
オタカラコウ(キク科)
殿ヶ池避難小屋がもう下方に。
ミヤマアカバナ(アカバナ科)
ピンボケで済みません。ごく薄いピンク色の8mmくらいの花、
花びらの先が割れていたのが印象的でした。
ミヤマオトコヨモギ(キク科)
花に囲まれた登山道
斜面も見渡す限りのお花畑
ミヤマコゴメグサ/別名ヒナコゴメグサ(ゴマノハグサ科)
シナノキンバイ(キンポウゲ科)
キバナノコマノツメ(スミレ科)
黒ボコまでやって来ました。
弥陀ヶ原は見渡す限り、満開のコバイケイソウ!
大柄な植物の下で、「負けじ!」と群生しているゴゼンタチバナも素晴らしい・・
雪渓
ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
イワギキョウ(キキョウ科)
白山神社に参拝をして、御前峰を目差します。
クロユリ/別名ミヤマクロユリ(ユリ科)
やっとクロユリに会えました!
オンタデ(タデ科)
イワツメクサ(ナデシコ科)
コケモモ(?)(ツツジ科)
室堂を振り返る
この種子の姿から、オキナグサの感じですが、何の植物でしょうか・・
白山御前峰 27
△一等三角点
点名:「白山」(はくさん)
標高:2702.14m
☆少し休んで池巡りへ。
紺屋ヶ池の淵にはまだ厚い残雪が。
チングルマ/別名イワグルマ(バラ科)
☆池の周辺、広範囲に群生しており、圧巻でした。
ミヤマタネツケバナ(アブラナ科)
冷気が涼しくて心地良かったです。
アオノツガザクラ(ツツジ科)
コイワカガミ(イワウメ科)
大汝峰と池
ウラジロナナカマド(バラ科)
コバイケイソウの群落
室堂に戻る道
いつまで残雪は残るのでしょう・・
ハクサンコザクラ/別名ナンキンコザクラ(サクラソウ科)
☆造花の様に可愛い花で見とれます・・・
群生地ではやはり圧巻でした。
クロユリ(ユリ科)の群落・・・贅沢な気分でした。
山友さんが「匂ってごらん」と言うので、嗅いでみると・・・
カビ臭い様な匂いでした。図鑑に「花には悪臭がある」と。
再び白山神社へ戻りました。
再び弥陀ヶ原を通り、下山です。
下山の観光新道から別山、下方に甚之助避難小屋。
さらに下ると、今夜の宿をお借りする殿ヶ池避難小屋も見えました。
タテヤマウツボグサ(シソ科)
小屋は我々3人だけでした。
白山の山懐に抱かれ、静かに語り合う幸せな宵でした。
夕陽を受ける別山
遥かに見える日本海は小松の辺りでしょうか・・
遠くに夜景も見え、空は満天の星でした。
*31日・・・・