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野へ山へ

2004年~

△赤谷山 1216.4m

2012年08月14日 | 山行記

8月12日(日)、宍粟市の赤谷山へ夫と登りました。

赤谷山は兵庫100山・宍粟50山の一山です。

今回、リング状のルートで登ってくることにしましたが、下山後に車道(国道)を歩くのがどうも・・・と思い、
車に自転車を積んで行きました。


新戸倉トンネル手前の空き地に自転車をデポ。
車で戸倉スキー場(戸倉スノーパーク)へ向かいます。


夏の戸倉スキー場 ここは確か10年前くらいに家族でスキーに来ました。

見た目は爽やかですが、この草、丈が160cm以上ある笹。
見た目はなだらかですが、雪の無いスキー場って意外に傾斜がきついです。
始まりから「藪漕ぎ」とは予想外でした。 白やじるし↑は夫です。かろうじて頭部だけ見えます。

足元がまったく見えないのでマムシがいたらどうしよう~~~ そればかり考えて恐怖でした。


やっと第一リフト上まで登りました。 ふぅ~~
正直、北アルプスよりしんどい。


第二リフト上。 もうゲレンデを登るのは嫌だ~~
笹を漕いだので、腕が傷だらけになりました。


やっと取り付き。 折れた標識をどなたかが石で押さえて下さってありました。
この地面の標識が無かったらどこが登山口か解らなかったです。



ひたすら県境尾根を登ります。
ブナ林がきれいでした。

人の多い北アとは反対に夏のマイナーな低山では当たり前ですが誰にも会わず。
鹿には会いました。びっくりして駿足で斜面を駆けて行きました。

そうこうしているうちに・・・

 
△赤谷山 1216m ピークハント! (二等三角点)
ゲレンデの藪漕ぎで少々バテていたので、思ったよりピークまで長く感じました。
この山は 加藤文太郎が万歳三唱した といういわれのある山です。


行動食を食べて出発。 

戸倉峠方面へ県境の尾根を下ります。


下山。


林道をてくてく下ります。

しばらく下ると、旧29号線に出ました。


旧道に残された「波賀町」の標識
2005年に山崎町・一宮町・千種町が合併して宍粟市(しそうし)になった為、現在は宍粟市波賀町○○
という広域地名になっているそうです。

あ、トンネルが! 近くに行ってみました。

  

旧国道のトンネルということは・・以前はこのトンネルを大型車輌も通っていたと。

 
戸倉随道 とのこと。                       向こう側へ行けそうです。次はここをくぐってみます!


15年前まではここを車がびゅんびゅん走っていたとは・・・
(今は車止めがしてあり、車は通れません。)


ヘビ注意 


新戸倉トンネル 
新しいバイパスが通って、このトンネルに。


標識も今はこれ。


右カーブ、緑の線が元の旧国道29号線。
この先、ずい分ヘアピンカーブの多い山道でした。
現在は、右の新しいまっすぐ道路に変わったんですねー!

デポしておいた自転車は無事、待っていてくれました。

 
さて、車を止めた戸倉スキー場まで走ります!
川沿いを走るので、涼しくて快適でした。登山口から下山口を自転車で繋いだのは得策だった様です。


振り出しに戻る。 
あらためてまた見上げる藪漕ぎゲレンデ





夫の自転車はロード、私のはクロスバイクです。
共に輪だけ外して載せて来ました。

 △赤谷山(宍粟市) 1261.4m ・ 

行程: 中国自動車道 神戸三田IC-山崎IC-R29-新戸倉トンネル手前Pへ自転車デポ
     ―戸倉スキー場(スノーパーク)に車を駐車 ゲレンデより登山―リフト最上部(アンテナ小屋)
     ―県境尾根―赤谷山頂上△
     ―戸倉峠側登山口―林道―旧国道29号線―新戸倉トンネル手前P(自転車で)―戸倉スキー場へ戻る
     ―R29-山崎IC-神戸三田IC

      ※登山ルートに水場無し、 ルート中はほぼ圏外 

メンバー:夫・私

感想:いきなりの藪漕ぎには参りましたが、身の丈ほどの笹漕ぎに北海道の山を縦走している趣を感じ、楽しかったです。
思いがけず、廃道(旧国道)や廃トンネルと出会ったりしたのも嬉しかったです。

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明神~徳沢~蝶ヶ岳~横尾~上高地

2012年08月14日 | 山行記

明神から1ピッチで懐かしい徳沢。今も昔と変わらず穏やかな雰囲気、草地のきれいな幕地でした。

さて、徳沢から長い登りの長塀山ルートを取ります。下りて来たことはあっても、こちらから登ったのは初めてでした。
コースタイム4時間40分、気合いを入れてひたすら登りました。
一人だとバテてしまいそうな急登も、恵ちゃんと終始おしゃべりをしながらの行程で汗をかきながらも楽しくクリア。


森林限界に出て、ほーっとする頃に “妖精の池” 通過

ぱっと視界が開けて、稜線!

そうこうしているうちに・・・

 
ついに△蝶ヶ岳 2677m 登頂!!    ヒュッテとテント場が見えます!


懐かしい懐かしい天上の場所!


安曇方面が一望

 
目の前には、乗鞍、焼、西穂、前穂、奥穂、北穂、涸沢、南岳、そしてエンピツ、常念、大天井・・・見える限り見渡せる眺望。
蝶ヶ岳は19歳の時に初めて登った北アルプスです。あの時の感動は今も忘れられません。

(あまり素晴らしい山だったので、20歳の夏休みに父と母を連れて登りました。

今思うと、両親があの歳でよく登ったなぁ~と感心します。 私と両親には一生の良い思い出です。)

しばし見とれてから、ヒュッテに入りました。
西穂山荘ほどではありませんでしたが、やはり蝶ヒュッテも混んでいました。

夜、外に出て星を見たり、安曇の夜景を見たり、穂高のシルエットを見たり・・・2600mの夜を楽しみました。
私は高い山から見る下界の夜景が好きです。 2000m以上の山から見る里や街の灯は、懐かしさというか温かみというか・・・
展望台などから見る華やかな夜景とは違う・・・なんとも言えない街の灯です。

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6日の朝は曇っていて少し霧雨が降っていましたが、展望は充分。涼しくて歩きやすい天候でした。


蝶ヶ岳ヒュッテとさよなら。

蝶槍(ちょうやり)までピストンをして、下山ルートは横尾へ取りました。


ここは新錬の時に重いキスリングに泣きながら登った尾根です。
今では歩き易く感じますが、新人の時はただただきつい登りだった・・・



横尾着。 きれいに改装?された横尾山荘


いつのまにかすごく立派になっていた横尾大橋。 涸沢方面はこの橋を渡って横尾谷を詰めます。
30年前は小さな木の橋だったはず・・・

横尾を後に、再び徳沢、明神、小梨平を経て・・・上高地。
蝶ヶ岳アタック隊は無事成功を納めました。
ここで解散とし、恵ちゃんは岡山へ、私は大阪へ・・・それぞれの帰路へ就きます。

往路と同じくアルピコの高速バスで一路大阪へ。
往きはレギュラーの4シートでしたが、帰りは3シートが取れたので、のんびりゆったりです。
初めて乗る高速バスのグリーンカー。嬉しくて写真を撮りました。


前の座席との間隔が広く、座り心地良いです!リクライニングも!
毛布、スリッパ、フットレスト付。


乗る前に買った 長野名物おやき(辛野菜・かぼちゃ)・黒ビール

4日間の完遂に乾杯!!
おやきもビールもすごく美味しいし、最高な気分でした。
WVの皆さんにメールを送りながら・・・うとうとと爆睡に入りました。

夜8時30分、滞りなく梅田(大阪)に到着。
10時前に新三田に到着、我が家へ。

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長々と記しましたが、実際たったの4日間。
でもどの事柄も省けなくてだらだら記してしましました。

ただただ、WVの皆さんと留守宅の家族へ感謝しています。

(おわり)

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