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野へ山へ

2004年~

大阪~上高地~焼岳~西穂山荘 

2012年08月08日 | 山行記

今夏、WV(ワンダーフォーゲル)部OBOGの集まりが上高地で催されました。
せっかくの上高地集結、ついでにどこかへ登らないわけにはいきません。
北アルプスは8年前にエコと縦走した燕(つばくろ)~大天井(おてんしょう)以来でした。

さてどこに登ろうか・・・と考えたところ、上高地からすぐに登れる焼岳、そして西穂高岳がまだ未踏
だったので、取りあえずこの二峰へ単独行で登ることに決めました。

一応夫へ計画を話したところ、
「今回は滑落の可能性があるから、遭難保険に入っておくように。万が一、ヘリを飛ばした時のために。」
と言われました。

遭難保険は兼ねてから入ろうと思っていたので、良いきっかけでした。

一ヶ月前からバス、山小屋を予約し、装備、保険、体調、いづれも万端に整え、
留守宅を夫に託して山へ向かいました。

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前置きが長くなりましたが・・・


8月2日 午後10:30 新大阪ー(夜行バス さわやか信州号)ー

8月3日 午前 6:00 上高地着
久々の上高地。お天気は良く幸先の良い出発になりました。



バスターミナルをあとに、帝国ホテル前を通り過ぎ、田代橋の上から。
夏の梓川は昔も今も。 「梓川だぞ」というプライドで透明にせせらいでいました。

焼岳登山口から入山。私以外誰もいません。
熊笹の解りやすいトレイルが続きます。日頃、不明瞭な道の多い低山を歩いているせいか、
メジャーな北アルプスは迷う術も無く歩きやすいのでした。

 
たまにハシゴ場もあって面白いです。


上から見下ろしたところ。
一番直角でスリルなハシゴ。こんな場所はキスリングで登りたくないですね。

・・・いい香りがすると思ったら・・・焼岳が近くなったみたいで硫黄の匂いでした。硫黄=S



硫黄小屋へ到着。 


おにぎり、SOYJOY、水、を摂って小休止。
パンダのストラップは次男がくれたお守りです。
標高2000mの気圧でソイジョイの袋もパンパンに膨らんでいます。

ザックをデポして 焼岳へアタック!


稜線から焼岳北峰方面


穂高方面


北アのとんがり山、上部が見えます!


真ん中を流れる梓川・・・

思った以上に展望の素晴らしい焼岳。


岩のすきまから煙が!


ピークへの路



 
△焼岳 2444m (日本百名山) ピークハント!
100%の快晴だったので、北アルプス表銀座、裏銀座が見渡す限り一望でした。
焼岳は今までつい後回しにしていた山でしたが、登るべき素晴らしいでした。火山、万歳!!!


同じ道を戻り、焼岳小屋にデポしたザックを背負い、さて長いルートを西穂山荘目指してgo!
西穂山荘まではコースタイム3時間30分ですが、2時間30分を目指します。


樹林帯のトレイルをひたすらアップダウン・・・張り切ったものの、少しづつ疲れが出てきました。
尾根上に赤い屋根が見えましたが・・・見えてからが長い。



時々開ける展望は眼下に梓川、帝国ホテル、バスステーション。

ようやく西穂山荘到着!


小屋前の幕地

お盆前ですが、小屋も幕地も結構混んでいました。

8月3日(金) 上高地ー焼岳山荘ー焼岳ー焼岳山荘ー割谷山ー西穂山荘 
:コースタイム 合計8時間30分
:実時間        6時間30分

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