マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

ホルモンの雄!

2007-10-14 12:32:40 | 

コンサートの帰りに、「ホルモン焼に連れてけ」という友人のリクエスト。
女性がホルモンと言い出すのだから、時代は変わった。ひと昔前は
確実にオッサンの食いもんだったんだから。
ってなわけで、心斎橋から久々に上本町のホルモン屋へ。

まずは生ものから。刺身盛り合わせ。生レバー、ユッケ、センマイ、
ココロ(生姜)、牛刺し(山葵)。
このスタイルもあちこちで見るようになったねぇ。
でも、明治の初め頃、牛肉食が解禁された頃、山葵醤油で食べたり
してるのだから、先祖帰りともいえる。


出ました!白組。(後ろから時計回りに)ウルテ、ミノサンド、丸チョウ。
紅一点はカッパ。背中の固いが味のある肉を包丁技で食わす。

サシの入った上等の赤組は柔らかく融ける一方で、少し食べるにゃ
旨いんだけど、量を行くから、どうもあの脂がねぇ…オレぐらいの年齢になると、胃壁にまとわりついてしゃあねぇや。
内臓肉は英語でバラエティミートというが如く、食感がいちいち違って
いて楽しいこと請け合い。

本日のホルモン三種盛。アカセン、上テッチャン、前はビワハラミ。
新鮮なので、素焼きにして、それぞれが塩や黒七味で食べるのが
一番。



ツラミ、、塩コショウで歯応えあって旨い。


一般にパサつくモモだって、この通りのサシ。


希少部位グレンス(すい臓)はさっと炙って、山葵醤油で食べると、
トロのよう。


あとはタレもんでゴールへと向かう。ブリスケ。ブリスケとは英語。
ブリスケット (brisket) とは、前脚の内側にある肩ばら肉。
肉質はやや堅く、バラより脂肪分は少なく淡白で、モモよりも濃厚。


「コラッ!ぶり助ッ!こんな時間までナニやってんだ!」

は、MBS『あまからアベニュー』における、竜雷太さんのギャグ。


モモタレ、ハラミで白いご飯!
これにキムチと玉子スープで、メシは完璧に!幸せな大団円を迎えた。

   焼肉・萬野ホルモン舗   大阪市天王寺区上本町7

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箕面のお山にて

2007-10-12 21:29:28 | 


北摂を北へと伸びる新御堂。そのどん突き当たりを左へ。しばらくして右へ細い山道をニョロニョロと登って行くとあるのが、「みのお山荘・風の杜」。夜に到着したのだが、高台からの見晴らしがご馳走!


部屋からの見事な夜景。大阪を北から一望できるアングル。

部屋で食事を。初秋の「扇」会席
料理長は花外楼、リッツ・カールトンなどにいた方。

先付 舞茸白和え、大徳寺麩、針人参、針絹さや、松の実

前菜 太刀魚棒寿司、アナゴ八幡巻、萩真丈、海老雲丹焼、渋皮栗
    大葉百合根、銀杏、花豆、サーモン砧巻、松葉蕎麦

造り 平目へぎ造り、縞鯵、よこわ、いか


中吸 松茸土瓶蒸し、鱧、三つ葉、豆腐
    鶏がらが使われているかのような濃度。


蓋物 焚き合わせ(長芋、茄子、椎茸、南瓜、ヤングコーン、莢隠元)


洋皿 ノルウェーサーモンのトリュフ・ソース
    トリュフはもっと目立つぐらい欲しいなぁ。

焼肴 三田牛すき焼き、松茸


揚物 きす雲丹巻香り揚、蟹しそ揚、椎茸、アスパラ、薩摩芋、蓮根
    部屋まで運ぶんだから、これが冷めてるのは仕方ないな。


酢物 鯵昆布〆、胡瓜、大根、茗荷、黄身酢


ご飯  鯛ご飯 野菜の赤だし 香の物


甘味 栗プリン

近場にして旅気分、シャレた宿になってます。
覗かせてもらったが、かなり贅沢な別館もあり。



お風呂(天然温泉に非ず)にドブンと浸かり、気分よく帰宅。
都心から間近にして、値ごろ感ある穴場見っけ。
言うべきか、黙っておくべきか・・・。
ご馳走様でしたぁ~。

    みのお山荘・風の杜   大阪府箕面市箕面2

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千日前da寿司

2007-10-10 10:52:12 | 


蕎麦に挽きたて打ち立てのいい蕎麦屋と、そうでない駄蕎麦が
あるように、寿司にだって駄寿司がある。
高級な寿司がいいに決まっているが、こちとら日常使いするほどの
高給取りに非ず、日頃は飲んでちょいっと腹を満たす程度なので、
それに見合ったお手軽寿司で十分。

法善寺東詰めに新しく出来た、立ち食い寿司「ふく」。
昔、立ち食い寿司と書いた店はなんぼもあったが、たいがいは
お気軽寿司の別称で、実は座りだった。ここはほんまの立ち。
駄寿司には駄寿司の、B級の妙味というものがある。

一貫100円~ オレはどうも、このシャケを握るというのはなんか
違う気がしてパス…。シャケだぜこれ。お好きな人はどうぞ。
この店は、元々ここにあったサンドイッチ屋の大将がオーナーで、
寿司の部門を玄品ふぐが、ビオワインを小松屋がプロデュースした、
相乗り帆かけてテケレッツのパ!という、コラボ店のようだ。

ふぐは炙りでそのまんま。

いつもあるワケではない、まぐろ頬肉。

若い店長も悪くない。強烈なファンの女性客がいて、初心者の我々に何かとプッシュ。職人の嬉しいもハタ迷惑な感じが面白かった。
立ち寿司だ、ポイポイと食って、グイッと飲んでサッと出よう。

お次は目と鼻の先に最近できた「雷寿司」にて、いろいろ食べたが
ボタン海老。
主人は堺の方で出前寿司専門店としてならし、
最近、坂町に初めて出店。
しゃべりのオーナー、英語ができる職人、手話ができる職人と、
バラエティに富んだ人材の店。のわりに、寿司はフツー。
もちろん安いのであるが。

そして路地裏へと折れて、千日前通りへ出る狭い路地にある
立ち食い「すし壱」へ。

どこだか忘れた内地産のたこ

愛媛のうに

職人の名前を冠した裏メニュー「○ちゃん巻き」。
その名前を忘れたので、一生たのめない・・・

三軒とも大阪風の寿司飯なので、もう少し、酢なり塩をきかせた飯にしたらいいのに。すると負けないように魚もいじらねばいけないのかもしれんが。帰りにちょっと喉が渇くぐらいがいい。寿司!という存在感に乏しい印象を持った。
千日前を駄寿司の町にするべく、奮闘を願う!

   千日前筋 「ふく」 坂町「雷寿司」 路地「すし壱」

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善き哉、法善寺の新名所

2007-10-07 11:09:54 | 

  
だるまの新店はなんば本店。場所は法善寺の西門前。

  
やっぱり串カツは牛カツに始まり、牛カツに尽きる。

  
鶏唐揚げ、鶏皮の素揚げなども旨い。
赤いウインナーも郷愁をおぼえる人は多い。
  
この日のために特注していた、だるまの会長人形。
  
A先輩からもらって、だるま大臣ご満悦。


  新世界だるま なんば本店  中央区難波 法善寺西門前

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北浜のBar

2007-10-06 16:39:49 | 

久々に北浜のバー「Rock Fish」へ。
酒さえありゃあ塩舐めながらでも・・・というタチではないので、
バーには気の利いたバーフードがなくてはならない。
店主の間口さんは銀座店に行きっぱなしなので、ここは
バーテンダー浜さん一人で頑張っている。
最初は馴れぬ手つきでハラハラしたが、今は日々繰り返し
作っているので、旨いハイボールが飲める。
グラスの底にロックフィッシュが潜む。

なかなかのバーフードが揃っている。
嬉しいのはカウンターの瓶に入った塩豆やクラッカー、胡桃などは
オール0円。うれしいぢゃないか。

欠かせないのがオイルサーディン。宮津の竹中製罐製。
これを醤油ちょい~の、有馬山椒のせ~のして出す。
ノルウェー産みたいに油がのり過ぎてなくてよろしい。
もう突っついた後なので、隊列を乱しているが、出される時は
ピシッと奴隷船の船底に寝る奴隷みたいにきれいに並んでいる。

焼き豚。ポテトサラダ付き。こういうので飲むとたまんない。
いつもよりちょっと多めに盛ってみました、とのこと。
ここのカウンターでブルーガイドブックスの古本「大阪の味」を
見るのが好き。何十年も前に閉めた名店が載ってたりする。
どんなだったかなぁ…と思いながら、飲める。

なつかし洋食のスコッチエッグ。本来はミンチカツの真ん中が
煮ぬきになっているのだが、ここはコンビーフでぐるりを巻いて、
外側は胡麻をまぶしてある。キツネ色に揚がったカツの変わりだ。
面白いことしやがんなぁ。
一杯また、一杯・・・ここではハイボール一辺倒。
おっと危うい、終電忘れてた。



    バーRock Fish   北浜証券取引所のまウラ。二階。

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