コンサートの帰りに、「ホルモン焼に連れてけ」という友人のリクエスト。
女性がホルモンと言い出すのだから、時代は変わった。ひと昔前は
確実にオッサンの食いもんだったんだから。
ってなわけで、心斎橋から久々に上本町のホルモン屋へ。
まずは生ものから。刺身盛り合わせ。生レバー、ユッケ、センマイ、
ココロ(生姜)、牛刺し(山葵)。
このスタイルもあちこちで見るようになったねぇ。
でも、明治の初め頃、牛肉食が解禁された頃、山葵醤油で食べたり
してるのだから、先祖帰りともいえる。
出ました!白組。(後ろから時計回りに)ウルテ、ミノサンド、丸チョウ。
紅一点はカッパ。背中の固いが味のある肉を包丁技で食わす。
サシの入った上等の赤組は柔らかく融ける一方で、少し食べるにゃ
旨いんだけど、量を行くから、どうもあの脂がねぇ…オレぐらいの年齢になると、胃壁にまとわりついてしゃあねぇや。
内臓肉は英語でバラエティミートというが如く、食感がいちいち違って
いて楽しいこと請け合い。
本日のホルモン三種盛。アカセン、上テッチャン、前はビワハラミ。
新鮮なので、素焼きにして、それぞれが塩や黒七味で食べるのが
一番。
ツラミ、、塩コショウで歯応えあって旨い。
一般にパサつくモモだって、この通りのサシ。
希少部位グレンス(すい臓)はさっと炙って、山葵醤油で食べると、
トロのよう。
あとはタレもんでゴールへと向かう。ブリスケ。ブリスケとは英語。
ブリスケット (brisket) とは、前脚の内側にある肩ばら肉。
肉質はやや堅く、バラより脂肪分は少なく淡白で、モモよりも濃厚。
「コラッ!ぶり助ッ!こんな時間までナニやってんだ!」
は、MBS『あまからアベニュー』における、竜雷太さんのギャグ。
モモタレ、ハラミで白いご飯!
これにキムチと玉子スープで、メシは完璧に!幸せな大団円を迎えた。
焼肉・萬野ホルモン舗 大阪市天王寺区上本町7
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