マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

06.3.18  う~ん、アテどうしゅる?

2006-03-18 17:14:59 | 
北新地は敷居が高いと言いながら、なんや行っとるやんけと言われそうだが。新地にカントリーミュージックのバーがある。「ライトゲージ」。森山美果さんという歌い手がママの店だが、 ボクは最近になってこの店にデビューしたばかり。カントリー界のうるさ方の先輩たちが多くて、ここでは小さくなっているのであるが。周囲はバーボン、オレだけ焼酎を飲んでいる。

初対面の小原さんという方が韓国海苔とスライスチーズを持ち込んでいて、「夜な夜なこれを一人で作り、一杯やっているのだ」と言い、おすそ分けしてもらう。なるほどこりゃ妙に旨いがな。
この手はあるよなぁ。安くてイケる究極の酒のアテ…これは各々持ってるのでは?
何にもない時の奥の手みたいなもん。どこかに書いたが、日本一IQの高い立ち飲み屋「松浦商店」(周りは弁護士事務所だらけ)で出てきた「うまいかのおでんの汁かけ」。これに一味をパラリとかけ、衣がほとびてきた辺りをつつきながら一杯やってご覧な。たまらんよ。料理研究家でお酒愛好家の塩田ノア氏を連れて行ったら、驚愕してたもん。
かの榎本健一氏はみかんで飲んだ。一芸に秀でた人はちがう。亡き小染師匠はまっとうに塩で飲むことを愛した。鯛のウロコだって捨てずに油で唐揚げにして塩をパラリ、これで十分アテになる。でもオレはトマトでは飲めぬ。いろいろ頼みたいがそこは大人の我慢だ。懐が暖かいからといって、あほみたいにアテを頼むヤツはどうも信用できない気がする。めし屋へ行け!

究極は水であるという。確かにいい水はべたつく口の中をすっきりさせ、ときに甘みさえ感じる(気がする)。究極の酒のアテとはなんだろう…案外、このネタ自体がアテになりそうだ。

ライトゲージ 北区堂島1丁目3-3西辻ビル4F(船大工通) 
        6341-0268
松浦酒店   北区西天満4-2辺り

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06.3.17  鶏すき焼きin新地

2006-03-17 18:22:34 | 
めったに近寄らぬ北新地へ行った。接待や商談に縁のない貧乏書生にとって、この街はどうも敷居が高い気がするんだな。クラブやラウンジに何かの都合で行くことはあっても、まず手持ち無沙汰でいけない。オネータマ方にサービストークする気にゃなれねーなぁ。キミたちがもてなしなさいという気になる。自然そういう気持ちは態度に出て、もてるわきゃない。比較して悪いが、数えるほどの経験でいわせてもらうと、お茶屋の芸妓の方が数段サービスに長けている。おかきや豆で飲みたけりゃ立ち飲みに行くぜ。

しかし…新地上通りにある『吹上庵』。ここはどうして結構なものだった。薩摩地鶏の刺身(これがまぁ、ほんの少しなんや)、つくねや各部位の焼き物(こいつは岩塩とか一味、山椒などで)、メインは地鶏すき焼き。七輪で炙ったりするのは全部店のオネータマがやってくれるんだが、面接に力を入れているのか、オッと思うほど粒ぞろいなのだ。連れて来てもらった男前スター騎手のU氏もニヤニヤ。最初は同伴で来ても、次からは男同士で来るパターンが多いという。その気持ちも分らぬではない。焼酎の数多く、黒糖の朝日をロックで頂く。全体にボリューム感はないが、オヤジどもには丁度いいのかもしれぬ。こっちは天井を仰ぐほど食ってみたいところだが。シメの小ぶりの親子丼は大絶賛。鶏めしの折り詰めをもらって帰る。えがったぁ~。

 吹上庵 北区曽根崎新地1-1-6GOTS北新地ビル7号館1F     
 06-6346-2239 日休
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06.3.15  諸人よ来たれ!4.2

2006-03-15 06:02:17 | カントリー
写真の小さなエレキギターみたいなのが、
マーベラス弾くところのエレクトリック・マンドリン。
Tiny Moore-Robertsの手によるもんだ。
その道の人は涎を垂らすシロモノなんだぜ。

どうでぇ兄弟、4月2日(sun)芦屋市のさくら祭り。来ねぇか?
え?トウモロコシ焼きに行くんぢゃねぇやい。
ワールドミュージック・フェスタにわがバンドも出場するんざんす。
ワールドミュージック言いながら、
手近な我々で手を打つなんて、ククク…どやねん、芦屋市!

ともあれ、やる限りは、40分の熱狂ステージで
芦屋マダムを失神させます!パンツ2枚穿いて集合してね!
そのまんま、フリチンで六麓荘まで行進だい!!

ここで一句…

みてみたい六麓荘のろくろく首
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06.3.13 生野韓国メシ

2006-03-13 22:41:41 | 

              
とあるコリアンビューティーに「辛い韓国料理に連れてってスミダ」と言われ、生野の「ソウル家」へ。久々に料理自慢のオモニの顔も見られると思ってたら、おかんは体調を崩してこのところ店に出ていないとのこと。残念。医食同源の韓国メシ屋のおかんが寝込んでちゃいけない。 勝山通りに店があると思って行ったら、今里通沿いに引っ越していてチョチョ舞った。でも料理は変わらぬレベルを保っていた。コリアンは野菜が多くってイイやね。韓国女性の肌の美しさは野菜たっぷりと、発汗促すカプサイシンと、垢すりにあると見た。 牛肉の蒸し肉スーユッは自家製ヤンニョンジャンで、そば粉のムッチム(合えもの)生野菜いっぱい、真っ赤なトッポギ、具沢山のパジョン(葱のチヂミ)、ハモニカカルピ、サンゲタンと食べ進む、阿部進…カバゴンなつかし。 Jinroロック。誰もいなかったのでのんびり。あの店長はオモニの娘なのかな。聞くの忘れた。長年働くアジュンマが腕を振るう。概ねよかったが、もうちょっとガツンとした辛味があってもいいな。店内には高麗人参酒が多数、今度風邪ひいたら、あれ飲もうっと。コリアンビューティーに腕に効く韓液薬をもらった。こいつぁ飲まなきゃ。帰りはお腹いっぱいで今里までペタペタ歩く。

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06.3.12 ちばりょ~泡盛

2006-03-12 03:43:02 | 
焼酎ブームに引きずられるように泡盛も知られるようになったが、昨年、泡盛の消費量が落ちた…と先日の新聞にあった。
大きなお世話である。一時の流行でピーキャーいう連中は早いとこ「そこどいて」もらい、落ち着いて呑まれる方がなんぼかいい。元よりそんな酒ではない。芋焼酎ばかりがもてはやされる世の中が歪んでおる。

ワシも大きなこと言えた義理ではない。家ではせいぜい食事どきに焼酎やワイン、時に日本酒を合わせる程度で、焼酎が切れた時にリリーフとして到来物の泡盛の古酒の封を切り、お湯割りで呑んでいた。そもそもこれが間違い。お湯で割ると、あの独特の臭みが立ち昇り、よけいに鼻に障った。早い話「くっさい酒」なのである。大体沖縄ちゅうのは暑いのだからそこで湯で割るアホはいない。やっぱりロックや水で割って呑むと呑みやすくもあり、料理を後ろから惹き立てた。

ところは池田市石橋にある「赤瓦」。泡盛に力を入れる沖縄居酒屋だ。美人女将は身内のワケアリで沖縄へ帰郷中。店内には泡盛が入った素焼きの甕がズラリ。大宜味村の丸田に始まり、やえせん、久米仙の43度と続いた。アテはジーマーミー豆腐に始まり、ゴーヤチャンプルー、海ぶどう、もずく天、ラフテー、ヒラヤーチ(お好み焼きみたいなもん)、カジキ天、ポテギー(チョリソ)、豆腐よう、島らっきょ…誰か止めてくれぇ~!しつこい脂ッ気を洗い流してくれるのが泡盛のよさだ。豆腐ようを楊枝の先でチョイと嘗めながらクイッ。
ぶわ~っ、この強い風味にはやっぱりキリッとした泡やね。

ちばりょ~泡盛!いんや、ちばらなくて結構! ゆったりとした沖縄時間の夢を一瞬見せてもらえるならば、さらに言うことなどなし。
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