マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

たまにゃフレンチなんぞもいただいたり

2012-01-12 14:32:13 | Weblog


誕生日やら結婚記念日やらを、一切合財ひっくるめてフレンチレストランへ

そんなことでもないと行かないのか・・・はい、めったなことでは。





壁にある大きな鏡。

料理は、友だちに作るような気持ちで。 最終的には愛と情熱をもって・・・

名料理人ポール・ボキューズのことば。

もちろん、メートルの男性に聞かねば訳せるもんですか。

ここん家、「ラ・シーム」とは、頂点、頂上、いただきの意味。

それぢゃ、いただきま~す、なんつって・・・。





一口サイズのアミューズ。 ミディアムレアの小イワシ、クレソンソース

リコッタチーズと、パウダー状にしたオリーブ油

アペリティフはミモザなんぞをかわゆくいただいて・・・。





長皿で出るオードブル

フダンソウのラビオリ、カラスミ&ラデイッシュ、
玉ネギチップのサワークリーム&ヨーグルトソース、トマトソース入りのシュー

ふむ、楽しいね。 こういうのを摘まみながらだと、延々飲む自信あるな~




ローヌのサンペレ

ほどのいい酸味、さわやかかつ華やかな印象。 上々の滑り出し。





自転車泥棒が指紋取られるセットのようだが、バター&ソルト





焼き立てのパンが、保温の袋に入って恭しく出される。 

寿司屋のご飯がコモかぶって出てくるようなもんでさね。





菊芋のフラン  茶碗蒸しのような感じですな

オマールのソース、ムカゴ、トリュフソース





アマダイ、サフラン、ウイキョウサラダ。

トマトピュレとウイキョウピュレ。

ウイキョウはフェンネルかな、と思ったら、フヌイユらしい。 ややこしわ




アイオリ、パルミジャーノのフランスパンが一切。

カリカリで美味。カリカリ博士。

さあ、ぼちぼち本編だよ、これでお腹を落ち着かせな・・・の意味だろうか。

懐石でいう、おしのぎみたいなものかと勝手に想像。





アーティチョークのフリット、ウサギのクネル、ジロールのフリット、トリュフ

クリーミーなソース。

フランスやイタリー人ってのはこのアーティチョークって野菜が好きですな、平均。

白続行。ブルゴーニュ、オートコート・ボーヌのシャルドネ。 けっこうでがすね。

シュークリン(仏のレタス)、リードボー、クルトン、シブレット

シュークリンのソース




魚料理  アラ(九州でクエのこと…?)のポワレ、 チコリ

ホウレンソウのピュレ、セップ茸のエスプーマ





パンプルムース(グレープフルーツ)と、パスティスのグラニテ

最初飲んだ時のパスティスはなんぢゃこりゃだったが、慣れればあのアニス系の風味も悪くない。





シャロン鴨、タンポポの葉、セロリのピュレ

ボルドーの赤、シャトー・ベリル・モンドットと、いい感じに共鳴いたします。





デセール  洋ナシ、アニス、コーラのソルベ  





タルトタタン、青リンゴのムース

幸せな締めくくり




誕生日と伝えたら、こんなのが出てきた!

熊のチョコレートケーキ 、カシスモンブラン、バニラアイスクリーム

高田シェフ、有難う! みんなで歌など歌っていらない、これぐらいが丁度いいサービス。





エスプレッソ、小菓子

苦みでエンディングがギュツとしまる。静かに祭りは終わる。

余韻を引っ張って、のんびりと食後酒まで行きたいところだが、今日はこれまでっ…





外は小雨があがっていた。

雨に滲む街路もまたよきものだ。



               La Cime  ラ・シーム    大阪市中央区瓦町3丁目




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