勝井さんに店のサービスについて語ってもらう。
夏木陽介のごとき竜雷太のごとき、村野武範のごとき熱さ。
勝井高校洋食部、いずれ運動部系である。
若い連中のサービスはキビキビと気持ちがいい。
鳥肝のパテ カリカリッ・・・
山形牛のハツ
ウニのスクランブル
カキフライ レンコンはおまけ
カキフライはケチャップソースとタルタルソース。
ウスターも欲しいところ。
オムライス とろとろ、うめぇ!
料理人がニーズを読み違い、先へ先へ行きすぎるのではないか。
客はついて行っていないと勝井さん。
その懸念は十分にある。
クラシックな洋食も出し方ひとつでまだまだ客を開拓できるはず。
だって、旨いもんな。
洋食カツイ 大阪市中央区東心斎橋1
いつもタイミングが悪くて、無情にシャッターが降りていたりする。
この日はラッキーに開いていた。
久々にちく玉天うどんをお願いする。
このメニューをじわじわと流行らせていったのが、店主木田さん。
うどん屋ができたと聞けば、自転車を駆ってどこへでも出かけて行き、
讃岐うどんを目指す店と知るや、製法や原料の仕入れ先など献身的な
アドバイスを惜しまない。その情熱!そのフットワーク!見習いたい。
ボクは以前、半熟玉子を剥くにはこのスプーンがいい、といただいた。
(100円ショップで買えるとの話)
この日はひやし。
このコシ、弾力、最初出会った時は、この太さに目を白黒させて食べた。
今だって食べ方は下手クソだ。
スルスルッと食べたいが、下手すりゃむせ返って、ほっしゃんの裏芸みたいなことになりそう。
ゴホゴホやってると、「アンタ、讃岐うどん、白帯だね!」
誰もそんなこと言わないが、勝手に思う自意識過剰ぶり。
よって過呼吸にならぬよう、そろそろ食べる。
もちろん天ぷらは熱々、玉子は半熟トロリ。
一気呵成に、食うべし!天ぷら齧るべし!
客はみんな麺好きみたいで、ちんたら食ってるのはいないし、
気分はよろしい。
ぽいっと店を出ると、そこは千日前の家具屋街。
吉本のお膝元。すぐ向こうに見える日本家屋が「ちとせ」。
芸人御用達、肉吸いで知られるうどん屋。
釜たけさんとは競合しない大阪うどんの店だし、仲がいいそう。
来年早々、木田兄のナビのもと、本場讃岐を訪ねる予定。
天ぷらなどたのんだらいけません、麺だけを食べるようにすると
5軒は軽いです・・・とのこと。
製麺所巡礼は楽しみだが、酒が飲めないことだけが難。
釜たけうどん 大阪市中央区千日前