いつもタイミングが悪くて、無情にシャッターが降りていたりする。
この日はラッキーに開いていた。
久々にちく玉天うどんをお願いする。
このメニューをじわじわと流行らせていったのが、店主木田さん。
うどん屋ができたと聞けば、自転車を駆ってどこへでも出かけて行き、
讃岐うどんを目指す店と知るや、製法や原料の仕入れ先など献身的な
アドバイスを惜しまない。その情熱!そのフットワーク!見習いたい。
ボクは以前、半熟玉子を剥くにはこのスプーンがいい、といただいた。
(100円ショップで買えるとの話)
この日はひやし。
このコシ、弾力、最初出会った時は、この太さに目を白黒させて食べた。
今だって食べ方は下手クソだ。
スルスルッと食べたいが、下手すりゃむせ返って、ほっしゃんの裏芸みたいなことになりそう。
ゴホゴホやってると、「アンタ、讃岐うどん、白帯だね!」
誰もそんなこと言わないが、勝手に思う自意識過剰ぶり。
よって過呼吸にならぬよう、そろそろ食べる。
もちろん天ぷらは熱々、玉子は半熟トロリ。
一気呵成に、食うべし!天ぷら齧るべし!
客はみんな麺好きみたいで、ちんたら食ってるのはいないし、
気分はよろしい。
ぽいっと店を出ると、そこは千日前の家具屋街。
吉本のお膝元。すぐ向こうに見える日本家屋が「ちとせ」。
芸人御用達、肉吸いで知られるうどん屋。
釜たけさんとは競合しない大阪うどんの店だし、仲がいいそう。
来年早々、木田兄のナビのもと、本場讃岐を訪ねる予定。
天ぷらなどたのんだらいけません、麺だけを食べるようにすると
5軒は軽いです・・・とのこと。
製麺所巡礼は楽しみだが、酒が飲めないことだけが難。
釜たけうどん 大阪市中央区千日前
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