趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

さくらの「狂い咲き」

2011年10月06日 10時38分27秒 | 環境に関する話題
今年も日本各地で10月に桜が咲いているようだ。

ちらほら咲くと言うニュースはたまに聞くのですが、満開と言うのは聞いた事が無い。

そこで、まずは記事からの引用です。

三重県御浜町阿田和の「ふれあいさくら公園」で、樹齢20年ほどのソメイヨシノ約20本がほぼ満開となり、住民を驚かせている。9月の台風12号の強風で落葉した影響という。

 「熊野の自然を考える会」の花尻薫代表(78)によると、ソメイヨシノは葉が落ちると開花を抑制する物質がなくなるという。通常は春より小さな花を咲かせるが「これだけまとまって咲くのは珍しい」。台風12号に続く台風15号の通過後、さわやかな気候に恵まれ一気に開花したらしい。近くに住む70代の男性は「9月中旬から花を付け始めた。10月中旬まで楽しめそう」と目を細めていた。季節外れの開花は、紀宝町鵜殿や熊野市新鹿町など三重県内の別の被災地でも見られる。【汐崎信之】毎日新聞 2011年10月1日 大阪夕刊

ここまで引用です。

特別に品種改良をしたわけではない桜が季節はずれに開花する現象は、さほど珍しい事ではなく、「狂い咲き」とか「2度咲き」と言う言葉も昔から使われているよう。

しかし、この現象は世界的に起きている現象のようで。となると話は少し変わってくる。

ざっと調べたところ、日本では2006年10月、九州や中国地方の6県でサクラが季節はずれの開花をしたことが報じられたようだ。(この年も満開の記憶は無い)

どうやら、「休眠打破」と言う現象を自然界の様々な要因が起こさせているようである。その内の一つが、夏場の猛暑も考えられるのではないだろうか。

また、猛暑だけでも起こらない。猛暑+台風の通過などの複数の要因が、ソメイヨシノの「狂い咲き」を招いたのではないだろうか。(きっと複雑な要因があるのでしょう)
今回の三重県は台風12号の通過による落葉とされているが・・・。

ちなみに、2006年は日本には台風は2個しか上陸していない。にも関わらず、全国的な狂い咲きが起こっていたのはどうも腑に落ちない。
そこで、2006年について少し調べてみると以下の事がわかった。

「2006年の世界の年平均気温は1891年以降、3位の高さ

気象庁が2007年2月2日に発表した資料によると、2006年の世界の年平均気温の平年差は+0.31℃でした。これは、統計を開始した1891年以降で は1998年、2005年に次ぎ、第3位(2003年、2002年とともに第3位タイ)の高い値でした。
世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.67℃の割合で上昇していますが、 特に1980年代中頃以降、高温となる年が頻出しています。

2006年の日本の年平均気温の平年差は+0.44℃でした。これは、統計を開始した1898年以降で は第10位(1961年とともに第10位タイ)の高い値でした。
日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.07℃の割合で上昇しており、特に1990年 代はじめ以降、高温となる年が頻出しています。」

記事から一部を引用。(引用元は忘れてしまいました・・・。)

ようは、2006年は世界的に平均気温が高かった年で、過去3位の記録。

日本では統計開始以来、第10番目に暑かった年だったと言う事。

さて、猛暑と台風の上陸と狂い咲きの関係。この冬の寒さを予測するにあたって何かの参考になるのだろうか・・・。

そろそろ冬の寒さの予測をする時期が来たぁ・・・・。

冬は洗濯物が乾かないし、風邪も流行したりと主夫としては、頭が痛い時期です。

当然、いかに暖房費を節約するかで毎年頭が痛い

私が先を予測するのはその為なんですが・・・。

10月に入ってから、大陸の気候に異常地域が見られないので・・・(といっても1週間単位でしかデータ提供が無いのですが・・・。)少なくとも暖冬ではなさそう。

平年並みの冬を覚悟した方が良さそうですね。

今も悩まされている温度差・・・。いきなり寒くなったり、いきなり暖かくなったりと
・・・地球環境の激変をまざまざと体験している今日この頃ではないでしょうか
コメント
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