<2024.04.06>
先日知人より『孟宗竹』の竹の子をいただきました。
大きいな根っこの孟宗竹でしたが、とても柔らかくて美味しくいただいたしだいです。
今竹の子は、旬の味として春のこの季節には欠かせませんね。
私は子供のころ、山裾で育ったものですから、この春から初夏にかけては、山の幸であるこの竹の子とは縁が深かったですね。
子供の時のこの頃は、近くの孟宗竹の竹やぶに入っては、地面から少~し顔を出している、(5~20cm位か)竹の子を『つるはし』(子供のころは『岩堀』と呼んでいた)で、傷つけないように根っこから少し離れた回りを掘り起こして、最後は素手で揺さぶりながら『ひっこ抜いた』ことでした。
竹の子は特に成長が早く、地面から20cm位の高さのものが2~3日経つと、瞬くまに50~60cm位にはなっていましたね。
(こうなると根元が硬いという事で、諦めてそのまま『ほおって』おきました)
竹の子と言えば、この『孟宗竹』の後は『真竹』(またけ)と言う種類の竹の子も食べてましたね・・・・。
これは、根っこではなくてかなり地上に成長した後も、柔らかい部分が多くて、春の孟宗竹
と同じように、甘辛く煮てはおかずにしていました。
この関係で言えば、もう一つ『破竹』(はちく)と言うのも、賞味していました。
これは、真竹よりもモット柔らかくて、お味噌汁に入れて食べていました。
『竹の子』日本独特の食べ方なんでしょうが、春から初夏にかけての旬の味として、私たちの舌を美味しく潤してくれてる・・・・これがあの硬い大きな竹そして竹藪に成長するわけですが・・・・不思議な感じがあらためてしたしだいです。
いただいた『孟宗竹』を味わいながら、竹の子に想いを馳せましたので・・・・綴って見ました。
<緑に覆いかぶさるような「桜」・・・・迫力満点>
<「うこん桜」の花びら・・・・控えめな感じ>
<「花盛り」・・・・春 爛漫>