いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

その18 オニグモ

2016-06-30 17:59:43 | いのちの森の秘密

オニグモ (鬼蜘蛛)は、大型でごついクモであり、歩脚には多数の棘が生え、体長は雌で30(-20)mm、雄は20(-15)mm程度。

成体が見られる時期は6-10月。産卵は8月から9月末にかけてで、樹幹や軒下などに卵嚢を貼り付ける。秋に孵化し卵嚢内で幼生越冬、さらに10mm程度の幼体や亜成体、まれに成体でも越冬するという。

日本では北海道から琉球列島にまで広く見られる。
人家周辺に見られ、神社や寺院など建物周辺に多く見られるものたが、都市部ではあまり見かけることはない。

大きな垂直の円網を張る。その大きさは横糸の張ってある範囲で径1mを越えることもある。 僕も、この網にひっかかることがあるが、ベリーと音がし、その糸の太さと強さに驚かされる。

網は、夜に張り、昼間は網を食べて、物陰に潜む不思議なクモ。
リサイクル、リユースを実践している、エコなクモなのです。

いのちの森では、クモの数と種類が豊かさの指標となります。
生き物が減ると、明らかにクモの巣が減ります。
原っぱの再生にともない、徐々にクモの巣が増えて来ています。


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