いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

9/27(水) いのちの森のポンプについて

2017-09-27 11:02:11 | いのちの森のメンテナンス
いのちの森のポンプは2つあります。
  ①水中ポンプ(循環ポンプ)
  ②井戸ポンプ

それぞれの役割は、次の通りです。
  ①は、池から連続した釜場にあり、池の水を泉まで送ります。
ただし、水中ポンプで吸い込んだ水をすべて泉まで送ると、量が多く、泉から滝のように流れ出るので、池に直接出る水と泉に送る水の量を調整するため、池の近くのデッキの下にバルブがあります。 水中ポンプが目詰まりしていない状態の場合、池に7、泉に3の割合で、バルブを調整します。
 
  水中ポンプが目詰まり(※水中ポンプの下部にある吸い込み口に落ち葉やカワニナなどが吸い寄せられて、この穴をふさぐこと)し始めると、泉から出る水の量が次第に少なくなり、やがて出なくなります。 このとき、池に出る水は変わらずに出ています。

  これは、水を泉まで送るのに抵抗(高低差と距離)があるため、水中ポンプが目詰まりをすると、水を泉まで送れなくなるからです。

  対応としては、バルブを操作して、泉に送る水の量を多くすることです。逆に言うと池に出る水の量を減らすことです。 

  今回の症状は、水中ポンプが目詰まりをし始めたサインです。 しばらくは、このバルブを調整して、池に出る量を減らすことで対応できますが、水中ポンプを引き上げ、吸い込み口を清掃して下さい。

  日常のメンテとしては、水中ポンプを止めて、釜場の中のゴミを取ることです。
1か月に一度は、水中ポンプを引き上げ、吸い込み口を清掃するのがよいと思います。
こまめな清掃が、ポンプの寿命を延ばすことにもなります。

  ②は、池と外流しの間にあり、池の水位が下がってきたら、タイマーで運転し、水位を保つためのものです。 池の水温が低く過ぎると、カワニナやモノアライガイが産卵しない、メダカも産卵しないということが起こります。 ヘイケボタルのがエサが減り、ホタルの数も減るということになります。 給水時間、回数は、できるだけ少なくしたのです。 夏場は水生植物の生長が盛んで、水をどんどん吸い上げます。また、太陽により、蒸発量も増えますので、水位が下がりやすくなります。 風が強い日は、蒸発量も増えます。 自然条件は常に変化しますので、見守りが大切です。

  最近、時々発生する井戸ポンプの空回りは、逆止弁の不具合? あるいは配管のジョイント部からエアが入っているのかもしれません。 地震の影響、配管の劣化なども考えられます。 配管の見直しをすることも必要かもしれません。

今後の対応として、以下のことを考えたいと思います。
(1)井戸ポンプのタイマーの設定状況がわかるような表示(電源BOX付近)
(2)井戸ポンプが空回りをしている場合の対応方法がわかる表示(井戸ポンプ付近)
(3)見回りのポイントの表示(掲示板)


  
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9/26(火) 大野台へ野草採り

2017-09-27 10:25:58 | いなはまの里
昨日は、いなはまの里の委員さんと大野台へ野草を採りに行きました。
参加者は、6人。現地10:00~12:00の作業でした。
秋がそこまで来ている大野台。 花は少きなくなったいましたが、35cm×75cmのパレットに10枚ほど持ち帰りました。 
また、ヌシビトハギ(たぶん)とハギも持ち帰りました。
昼食後、下ろして、一部植付をしました。


井戸ポンプの調子を見ましたが、やはり一度電源が切れると水が落ちてしまい、再稼働するときには、エアが入っているので、空回りをして水が出ません。
井戸屋さんに見てもらうことになりました。

残りは、後日ということで、16:00解散。
みなさん、お疲れ様でした。

いなはまの里の水辺(畔、土手)を豊かにするため、お花いっぱいのビオトープにするための野草採りです。 10月にもう一度行きます。

                     
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