いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

いのちの森のメンテナンス  2013.8.4

2013-08-05 10:22:25 | いのちの森のメンテナンス
(1)作業時間 10:00~13:00 13:30~16:00
(2)作業内容 ①田んぼの周りの草刈り及び中の田んぼへの階段作り
        ②池及び小川の草刈り、剪定
        ③寒冷紗の撤去(グランド側約40m、道路側約20m)
        ④循環ポンプと井戸ポンプの調整
        ⑤田んぼの給水
(3)作業人数 4人
(4)作業道具 剪定ハサミ、カマ、鍬、ハサミ、リヤカー、
(5)目  的 ①田んぼの周りの草が茂りすぎて稲よりも高くなっていたので、いわゆる畦の部分(巾50cm)の草刈りをした。イグサは一部学習のために残した。それ以外のところは、手を付けないで草地として残した。 これは、バッタの生育地を守るためだ。
        ②繁りすぎた草を刈り、水面が見えるようにした。また、アズマネザサは、なるべく根かとるようにする。また、散策路にかかる樹木の枝も合わせて剪定した。池の周りはホタルへの影響を考え、最後のホタルを見届けてから3週間以上経過して草刈りをすることにしている。
        それは、最後のホタルがメスの可能性を考え、産卵した卵が孵化し水に入るまでは土手の草刈りはしないという意味だ。
        ポイントは、切り過ぎないこと。 どのような植物が生えているかを確かめながら、作業を進めることです。

        ③6月にホタルのために張った寒冷紗を撤去した。寒冷紗は、道路側からの光、西側のマンションからの光からホタルを守るため毎年設置している。日常生活ではあまり気付かないが、街頭などの光はホタルにとってはとても眩しい。光で交信し、相手を見つ、繁殖活動の妨げとなるからだ。
        ④2013.8.3の解説参照
        1日2時間ごとの井戸水の給水で足りるか、水温は22°超えを守りながら、池の水位が下がらないぎりぎりの調整をして行くことになる。
        ⑤小さな田んぼのため、毎日水管理が必要になる。 3つの田んぼで、毎日2時間程度の給水をしている。
       
※田んぼには、ナガコガネグモが独特の巣を張り、ショウリョウバッタを捕まえていました。 また、何を逃れて稲穂にとまるシオカラトンボの雄。寒冷紗がとれた森には久しぶりにさわやかな風が流れて行きました。
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いのちの森のメンテナンス 2013.8.3

2013-08-05 10:03:06 | いのちの森のメンテナンス
(1)作業時間 11:00~13:00
(2)作業人数 3人
(3)作業内容 ・釜場及び観察デッキの床(一部)取り外し
        ・釜場お清掃及びトウネズミモチの根(水中)の除去
        ・循環ポンプの清掃
        ・循環ポンプを運転開始(3年ぶり)
        ・田んぼの給水(これは毎日)
(4)作業道具 電動ドライバー、ビス、バール、ノコ、網、剪定ハサミ、カマ
(5)目  的 過去5年間、井戸水の給水のみで池と小川の水を維持してきた。
        その理由は、井戸ポンプが老朽化していて一度電源を切るとポンプに空気が入って水を吸い上げなくなることが多くなってきたため、24時間運転をするようにしていた。そのせいで水質はよくなったが、水温が上がらず、貝類や魚類の産卵活動があまり活発でなくなってきたようい感じていた。

        先日、新しい井戸ポンプに取り替えたので、これを機に水中ポンプ(循環ポンプ)を24時間動かし、蒸発や水生植物の吸い上げなどで池の水位が下がる分を井戸水で補う本来の形に戻し、池や小川の水温を上昇させ(22°超え)、貝類魚類の産卵を促し、ホタルの幼虫の生育を助けようというわけだ。   
  
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