北九州市のPCB処理・上積み問題ですが、私のような一般市民にとっては、その問題を読み解くことが難しいので、少しずつ記事化することにします。
まず①何を ②どこで ③どうしようとしてるのか・・・・ について見ていこうと思います。
①に関しては 北九州市PCB廃棄物処理上積み問題(1)カネミ油症事件の起きた地域に何故?PCBの有毒性を知る でも触れましたが、
絶縁油にPCBを使用した代表的な電気機器、トランスやコンデンサ、蛍光灯安定器で廃棄物になったものが、PCB廃棄物
香川県のサイトがわかりやすかったのでリンクを貼っておきます。ついでに環境省のサイトも。
★トランス⇒トランス(変圧器)とは、交流の電圧を上げたり下げたりする装置。
★コンデンサ⇒コンデンサ(蓄電器)とは、電気を一時的に蓄える、電圧を調整する、位相を変化させる、といった効果を持つ装置。
★安定器
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/78/44d447de5146b60e6bd2ed09f75b80f6.jpg)
「PCB廃棄物処理に係る国の検討要請に関する説明会」の開催について
平成25年10月25日に行われたPCB廃棄物処理に関する国からの検討要請について、環境省による説明会を下記のとおり開催します。
- 日時
平成25年11月22日(金曜日) 18:30開始 ←明日 - 場所
若松市民会館 大ホール (若松区本町3-13-1) - 内容
PCB廃棄物処理基本計画の見直しに係る北九州市への検討要請について
(要請内容に関する説明及び質疑応答) - 申込
不要 - その他
駐車場(無料)には限りがありますので、ご来場の際は、できる限り公共交通機関をご利用くださいますようご協力をお願いいたします。
意見の受付
PCB処理事業や国からの検討要請に関する皆様のご意見を伺います。住所、氏名、意見(様式自由)を記入の上、下記のいずれかの方法にてご提出ください。
Eメール : kan-haikibutsu@city.kitakyushu.lg.jp
郵便 : 〒803-8501 小倉北区城内1-1 環境局産業廃棄物対策室 宛
ファクス : (FAX番号)093-582-2196 環境局産業廃棄物対策室 宛
http://www.env.go.jp/recycle/poly/pcb-pamph/full2.pdf より
生活の様々なところに使われていたんですね。知らなかったとは言えゾッとしますね。
廃PCBを処理する段階で 、さらに汚染物が出ます。廃棄物処理も防護服が必要なくらい危険作業。福島第一原発を思わせる重装備。
危険な化学物質を扱うというのはこういうこと↓ 防護具、作業着など、これらが全部ゴミ=PCB廃棄物になるわけです。
PCB廃棄物は特別管理産業廃棄物に指定されています。猛毒の水銀や、吸ったら肺がんになるアスベストと同じ扱いです。
こんなに大変危険なPCB廃棄物が、北九州市に処理を上乗せ、延長されようとしています。