ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

漁網に魚と一緒にポリ袋やペットボトルがかかるようなプラスチックゴミの海になってしまっている現実

2017-02-27 | 海洋汚染

 

海のごみ、刺し網漁悩ます 宗像市沖の玄界灘 [福岡県]
2017年02月26日 06時00分 =西日本新聞朝刊=

宗像市沖の玄界灘で1月から行われている刺し網漁で、漁網にビニールやペットボトルなどのごみがかかり、漁師が困惑している。海外からの漂着ごみもあるが、日常のごみが川から流入したとみられるものも多い。漁師たちは「海の環境は漁師だけでは守れない。内陸部の人たちも環境保全に関わっていることをぜひ知ってほしい」と訴える。

 1月下旬の午後5時半ごろ、刺し網漁を終えた宗像市鐘崎の権田正良さん(45)は、みっちりと卵が入ったミズガレイ、メイタガレイなど約30箱分を積んで港に戻った。魚を運搬車に移した後、大きなごみ袋を手に船を下りた。中には塩水にぬれたポリ袋やペットボトルなどが入っていた。

 刺し網漁の漁期は、今年は1月15日~3月17日。宗像市鐘崎と大島の漁船7隻が、大島沖10キロ付近の海域で操業している。水深60~70メートルの海底に高さ約2メートル、長さ2~3キロの網を立てるように張る。

 5年以上前から漁期の初めに網にごみがかかるようになり、網が倒れたり重みで破れたりする被害が出るようになった。「刺し網の漁期は2カ月間なので、残り10カ月分のごみが海底にたまっているのかもしれない」。ごみの中には韓国、台湾などの製造元表記があるものが混じり、海外からの漂着ごみとみられる。一方、ペットフードや菓子の袋には日本製のものも多く、川や海岸から流れ込んだとみられる。

 宗像漁協の中村忠彦組合長は「以前はまかないのごみを海に捨てたりしていた漁師も、最近は『ごみは持ち帰ろうや』と声を掛け合うようになり、遊漁船にも海上投棄をしないよう徹底している」と話す。その上で「はえ縄にもビニールや缶がかかることがある。漁師が自主規制しても、流れてくるごみが集まりやすい場所はある」という。

 刺し網にかかったごみは漁期の約2カ月分を港に集め、漁期終了後に漁師たちがまとめて処理場に運ぶ。昨年は軽トラック2台分あったという。宗像市水産振興課は「海の清掃を業務委託しているとみなして、漁協を通じて処分費などを出している」という。一方、海岸線に流れ着いた漂着ごみは環境課の所管になり、市民による一斉清掃などが定期的に行われている。

 「地域外で発生したごみをなぜ、人的・経済的負担をして処分しなければならないのかという問題が海ごみにはある」。玄界灘沿岸の海ごみの研究をする九州大大学院工学研究院の清野聡子准教授はそう話す。特に海中のごみは一斉清掃など組織だった回収がしづらいため、漁業者の自助努力に任されているのが現状だという。

 宗像市で3年前から開催されている「宗像国際環境100人会議」は、今年は8月に開催予定だ。主要メンバーの清野さんは「沖ノ島の世界遺産登録や、豊かな海づくり大会開催など海が注目される年。それだけに、自分は関係ないと思っている人への環境教育が一層重要になる」と話す。 

(管理人より)海のゴミ回収に関する地方のニュースをまとめておきます。こういうニュースは見逃されがちなので。漁をすると漁網にゴミが引っかかるというところまで海洋汚染は進んでいるということです。

5年以上前から漁期の初めに網にごみがかかるようになり、網が倒れたり重みで破れたりする被害が出るようになった」とありますので、時期的にその他の海外の記事とも一致しています。

6年前の津波によるゴミなども関係しているのかもしれないと思いました。海は世界中つながっており、海流でゴミはぐるぐる回ります。そのうちにプラスチックゴミは劣化し、どうしようもないマイクロプラスチックになっていくのです。

【日本語訳】The ocean is broken海が壊れています オーストラリアのヨットマンの証言~津波瓦礫

こちらは瀬戸内海の沿岸のゴミ収集の記事☟

津布田海岸で漂着物の回収作業

宇部日報:2017年2月23日

山陽小野田市快適環境づくり協議会(岡本志俊会長)、市自治会連合会(同)は22日、津布田海岸で漂着物の清掃作業を行った。88人が参加し、約350㍍の区間に落ちていた不法投棄物や漂着ごみを約1時間かけて回収。燃やせるごみは240㌔、不燃ごみは30㌔にもなった。

市域の快適な環境づくりを目指して毎年、同海岸と縄地ケ鼻海岸、焼野海岸を交代で回っている。今回は、地元の有志者、市環境課、市環境衛生センターの職員も協力した。

開始前から自主的に辺りをきれいにする姿が見られるなど、参加者たちは積極的に作業。海岸沿いを歩きながら周囲に目を凝らし、ペットボトルや発泡スチロール、流木、空き缶などを回収した。小さなプラスチックごみも逃さずに拾った。

岡本会長は「市民からよろこびの声をもらうこともあり、活動には大きな意義がある。これからも継続させて市域をきれいに保とう」と呼び掛けた。

 5年前の記事を見ると、回収したゴミの量は4トントラック2台分 あったようです。内容は空き缶、ペットボトル、プラスチックごみ、弁当殻、流木、消火器。


これらの記事の内容も表面的だと私は思います。こういったゴミの上流を止める、つまりプラスチック製造を規制する話に及んでいないからです。

ゴミの捨て方の問題や、経費の問題になってしまっているのです。清掃活動の紹介になっている。こういった記事を読むと、マナーの問題、外国からのゴミのせいにする人間すら出てくるかもしれません。

問題意識はあっても「問題の背景になっている社会の底流を知る努力が必要」なのに、原因を調べたり学習するのは後回しになってることが多いのです。

そして、自分の欲望を肥大化させることについては、まったく罪悪感がないからこんなプラスチックゴミや放射能で汚染された状態になってしまったのだと私は思います。

私たちの消費行動、そしてゴミの元を作っているメーカー=企業の問題、産業構造、エネルギーの問題、科学技術の問題にまで目を向けて欲しい。

消費行動は広告代理店によって作られるテレビCMに左右されていることを認識していますか?

飲む必要のない健康にも悪いペットボトル飲料をテレビCMに騙されて、膨大な電力消費をする自動販売機で買って、ゴミをポイ捨てするといった一連の行動から海のゴミは発生しているということを、市民一人ひとりが理解しないことには根本解決にはなりません。

 

「自分が飲みたいから買う!」⇒それでいいのかということです。






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