ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

熊本地震による再エネ施設への影響まとめ。「太陽光パネルから煙が出た」

2016-05-10 | 地震

(管理人より)

熊本の地震で現地のソーラーパネルがどうなったか気になるところですが、報道された映像の中から画像で切り取って見ていきます。

追記 http://www.asahi.com/articles/ASJ5F5SJ6J5FTQIP00Z.html  より

 

 http://www.wanbao.com.sg/multimedia/gallery/story20160417-79779  より

  

 

 

 

こういった形で、テレビニュースの中では何故か取り上げられてないものの、被災地の映像には写りこんでいます。

事故情報データバンクシステムより 

 

このように国民生活センターにも事故情報が寄せられています。

さらに、おかしなことに、「再エネ施設は大半無事だった」というタイトルのニュースが流れました。↓しかも有料記事なのでタイトルしか見ない人も多いはず。

九州の再エネ施設は大半無事だった 太陽光、風力、地熱…

西日本新聞 2016年04月23日 03時00分 更新 記者:川合秀紀

地震でライフラインに被害が出た熊本や大分に多く立地する、太陽光などの再生可能エネルギー発電設備はどうだったのか。経済産業省九州産業保安監督部(福岡市)が行った調査の結果、一部設備に損傷があったものの大半に異常がないことが分かった。同監督部は「地震の規模からみて相応の被害が懸念されたが、ほとんど無事だったことは評価できる」としている。事業者への18日時点の聞き取りによると、所管する熊本、大分両県内の太陽光発電設備(出力2千キロワット以上)は計23カ所あり、九州電力の送電網停止が原因と思われる停止が1カ所あった以外は稼働しており、設備自体に損傷はなかった。風力発電設備(同500キロワット以上)計11カ所のうち、熊本県内の4カ所が停止したが、3カ所は九電の送電網停止が理由。1カ所だけ地下ケーブルが土砂崩れのために損傷した可能性があるが、風車の倒壊や羽根の脱落はないという。地熱でも設備に異常はなく、大分県九重町の九電八丁原発電所1号機が地震で自動停止したが、点検が完了し、運転を再開した。水力は熊本県内55カ所のうち3カ所で導水管の損傷などのため停止。大分県内49カ所はほぼ異常がないとしている。 

 

このブログではずっと言い続けているのですが、メディアによるニュースタイトルの印象操作がひどい。

記事を読むと「無事じゃないよ!評価するなよ!」と言いたくなります。一部ってことにしときたいんですね・・・

建物だって、1回目の地震でなんともないように見えても、実際は内部が壊れており、2回目の地震で倒壊したわけです。

だとすると、現時点で再エネ施設自体に問題がないとは言い切れないと思います。ケーブルやパワコンなど全部含めて施設ですから

今後どんな不具合がどこで生じるかわからないという状態ではないでしょうか。↓

 

アストマックス、熊本地震の影響を公表、メガソーラーの調整池などに1cmのひび割れ 

調整池と側溝の一部に1cm程度のひび割れが確認できたという。


不動産業者の方の中にも、よく考えておられる業者さんもいます。

太陽光パネルを住宅の屋根に設置する場合のデメリットを知っておきましょう


太陽光発電システムにはデメリットも多くあります  より  青文字引用

太陽光パネルを設置するリフォーム会社で耐震性を考える会社はあまりありませんし、そもそも知らないケースが多くあります。

ですので、安易に太陽光発電パネルを載せれば良いと考えてはいけません


被災地では自宅が全壊して建て直す人が増えると思いますが、ソーラーパネルのセールストークに乗っからないようご注意ください。(管理人)




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。