ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

栃木県宇都宮市の小学校の給食のタケノコご飯のタケノコから234ベクレル/kgのセシウム

2016-05-11 | 産地偽装

  

給食のタケノコご飯から基準超のセシウム 宇都宮の小学校
産経新聞 5月11日(水)20時23分配信

宇都宮市は11日、市内の小学校で10日に提供した学校給食のタケノコご飯のタケノコから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。

 市によると、10日の給食で同校児童531人が食べたタケノコごはんを簡易検査したところ、基準を超える放射性セシウムが疑われたため、栃木県林業センターで精密測定。その結果、最高で234ベクレルを検出した。

 県環境森林部がタケノコの出荷者に事情を聴いたところ、出荷制限がかかっていない宇都宮市産に、出荷制限区域のタケノコが交じっていた可能性があるという。

  

給食のタケノコから基準超の放射性物質 宇都宮
5月11日 21時06分

10日、宇都宮市の小学校で出された給食の食材のタケノコから国の基準を超える放射性物質が検出されたことが分かりました。タケノコは原発事故以降、出荷が制限されている地域のものが入っていた疑いがあり、県などは詳しいいきさつを調べています。
宇都宮市や栃木県によりますと、10日、宇都宮市の小学校1校で、出来上がった給食を対象に月1回行っている簡易検査で、タケノコごはんのタケノコから国の基準を超える放射性セシウムが検出されました。このため、県が詳しく調べたところ、最大で国の基準の2倍を超える1キログラム当たり234ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
県によりますと、食材のタケノコは卸売業者が市内に住む男性から仕入れたもので、男性は原発事故以降、出荷制限がかかっている地域から、タケノコを採っていた疑いがあるということです。
県の調査に対し、男性は「タケノコを採った地域が出荷制限がかかっているとは知らなかった」などと話しているということです。
宇都宮市学校健康課は「児童1人のたけのこの摂取量は多くなく、直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないと考えているが、安全な給食提供のため、調査を徹底したい」とコメントしています。 

 

(管理人) 5/7に栃木県のコシアブラ産地偽装販売、

道の駅が2200ベクレル/kgのコシアブラを販売。出荷者が産地偽装。販売済み84パック自主回収

5/8に福島県のタケノコ産地偽装販売 

福島県大玉村の直売所でも出荷停止指示の本宮市産タケノコを8本販売

のブログ記事を書いたばかりでしたが、ついに栃木県で基準値超の汚染タケノコが学校給食に流れていました 。

出来上がった給食を対象に月1回行っている簡易検査で発覚してますので、子どもはとっくに食べてしまっています。

検査の意味あるんでしょうか? 発覚しただけましってことでしょうか? 情けない話です。

タケノコの料理でもセシウムは移行することはブログでも書きました。

江戸川区の小学校でとれたタケノコを給食に!?山口県のタケノコのセシウムはどうなのか?

 

男性は「タケノコを採った地域が出荷制限がかかっているとは知らなかった

宇都宮市学校健康課は「児童1人のたけのこの摂取量は多くなく、直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないと考えているが、安全な給食提供のため、調査を徹底したい」


お決まりの「直ちに健康に影響を及ぼす数値ではない」 行政が子どもを給食で人体実験しているのと変わりません。 

もう私に出来ることは何もありませんが、せめてタケノコの放射性セシウムを可視化しておきます。

 

タケノコの節位はどのようにできるのだろうか?:セシウム汚染像からの発想 より

飯舘村で採取した比較的細いタケノコ(真竹)のオートラジオグラフ

タケノコの全身に放射性セシウムが分布している。実は先端部分は 4万ベクレル/kg乾物重 という非常に高い値を示している。


竹の子 飯舘村 2013年6月 全身が内部被曝していることがわかる。

先端の細胞分裂が活発な部分がより濃く写っている。『放射線像~放射能を可視化する』P74より

 

 

 

追記  「制限区域知らず混ぜた」 基準値超タケノコ給食で出荷男性語る

下野新聞 5月14日 朝刊

宇都宮市横川西小の給食で使用したタケノコから国の基準値を超える放射性物質が検出された問題。宇都宮市産に出荷制限区域の大田原市産を混入させて出荷した宇都宮市、配送業男性(75)が13日、下野新聞社の取材に応じ「大田原市が制限区域だとは知らずに混ぜた」とし、制限区域産のタケノコであることを故意に隠す意図を否定した。大田原市産を混入させて出荷したのは今回の1度だけとし「(産地の)偽装になると思う。申し訳ない」と謝罪した。

 男性によると、大田原市の友人から管理されていない山があると誘われ、6日、無断でタケノコ約20本を採取した。自宅で食べきれなかった十数本について、「たまたま」それまで出荷していた宇都宮市産に混ぜた。昨年も採ったが「放射能の問題が騒がれていたので出荷はしなかった」という。

 ことし混ぜた理由について「原発事故から年数がたってシイタケもよくなったと聞き、タケノコも大丈夫と思っていた。出荷を前提に採りに行ったわけではない」と弁解した。

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。