折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL1069~後塵を拝す

2017-05-13 | 写真&俳句


収穫したさくらんぼ。


ジャムになったさくらんぼ。



生家にや さくらんぼ狩りに 出かけしも 鳥に先越され 残念無念


「さくらんぼが色づいてきたので取りに来たら」と実家の長兄から電話があり、勇んで出かけた。

実家の畑にはさくらんぼの木が2本植えられているが、そのうちの1本が特に甘みが多くて美味しい。

当然、今回もこのさくらんぼが採れるものと期待して行ったのだが、「遅かりし由良之助」で鳥たちに先を越されてしまっていて跡形もない始末。

残った1本から完熟したさくらんぼをとることになったが、こちらのほうは完熟していても少々「酸っぱい」。

いつもであれば採ったさくらんぼはご近所に「食べて」と配るのだが、今年はそうもいかず、すべて「ジャム」にした次第である。

来年は、鳥の後塵を拝さないようもう少し早くいかなければと痛感した次第である。

写真&俳句VOL1068~活気づく菜園

2017-05-06 | 写真&俳句
ゴールデンウイーク中は、作業する人も多く、活気づいてていた菜園。


連休や     菜園にわかに     活気づき


お天気に恵まれた今年のゴールデンウイーク。

どこに行っても混み合ているというので、1日は新宿、あと1日は恵比寿に出かけた以外はひたすら「安・近・短」、近間をぶらぶらして休みを過ごした。

近くに点在する貸農園には、いつもに比べて人が多く、いつも2,3人しかいない菜園に、この日はざっと数えても10人ぐらいの人が集まってきていて、楽しそうに農作業に勤しんでいた。

中には、夫婦で仲良く野菜の手入れをしている姿も見られ、これも連休の過ごし方の一つだなと、立ち止まってしばし見入った次第である。

写真&俳句VOL1067~絵心そそる

2017-05-05 | 写真&俳句
絵描きさんの「絵心」をそそった黒目川の風景。


光る川      したたる緑     カンバスに


ゴールデンウイーク後半の黒目川は、「安・近・短」の遊び場として多く人たちで賑わっている。

そんな中で、木漏れ日の下、絵を描いている人がいた。

何を描いているだろうと、少し離れた真後ろからカメラのファインダーでのぞいてみた。

件の絵描きの絵心をそそったのは、どうも「光る川」と「滴る緑」だったのでは、と思った次第である。

写真&俳句VOL1066~木陰に憩う

2017-05-03 | 写真&俳句
木漏れ日のなか、ベンチでくつろぐ人たち。



木漏れ日と みどりの風に 包まれて ベンチで憩う 至福の時間



このところ初夏を通り越して夏が一足飛びにやって来たような陽気が続いていたが、この日は爽やかな五月晴れ。

黒目川遊歩道では、青葉となった桜並木に爽やかな風が吹き抜け、木漏れ日が差し込むベンチで、思い思いに憩いのひと時を過ごす人たちの姿が、あちこちで見られた。

写真&俳句VOL1065~園児の「溜まり場」

2017-05-02 | 写真&俳句
暑い日、黒目川の河原は保育園児たちのお気に入りの場所だ。


川遊び     園児続々     夏日かな


早いものでもう5月である。

5月といえば「風薫る」という言葉があるように「爽やか」というイメージが強いが、このところ「夏日」が続いて「初夏」を一気に通り越して「夏」を思わせる。

黒目川の河原には、近隣にある保育園から園児たちが続々と集まってきて川遊びに歓声を上げているさまは、まるで園児たちの「溜まり場」の観をを呈していた。