春一家＠札幌市豊平区

春一家三代目麺宿です。
2010年4月にできた新店です。
開店7ヶ月後の11月に訪問しました。



北区→東区と移転した「春一番」が店名を変え、移転してきたそうです。
移転前も含めて、初訪問になります。

場所は、美園11-6。
環状線から少し内側に入ったところです。
道を挟んでかなり斜め向かいには、市内屈指の名店「彩未」の行列が見えます。
今日もざっと30人ぐらいは並んでるでしょうか。

春一味噌らーめんを食べました。（680円）
ちなみにオススメは、スパイスの効いた辛口の、黒八味噌らーめんのようです。



豚骨と鶏がらのスープだそうです。
適度な濃度とコクのある、美味しいスープと味噌ダレかと思います。
札幌の王道を行く感じで、よいですね。

麺は、自家製麺だそうです。
中間程度の加水率で、中太のストレート麺。
こだわりがいろいろ書かれてましたが、札幌麺とは異なります。
札幌味噌好きには違和感があるかもしれませんが、個人的にはかなり好みの麺です。

具は、チャーシュー、玉ねぎと白菜少量、ネギ、メンマ。
留寿都のもち豚を使用したというチャーシューは、もっちりした食感が美味しいものでした。


札幌味噌と自家製麺の融合2010


斜めのお店が30人以上の行列に対し、こちらは前客後客ゼロ。
かなり厳しい立地かと思いますが、スタッフの皆さん清々しくキビキビと頑張っていますし、もちろんラーメンも美味しいですし、応援したくなる1軒です。

つけ麺工藤＠札幌市中央区

つけ麺工藤です。
2010年8月にできた新店です。
開店3ヶ月後の11月に訪問しました。



場所は、北1西24。
北1条通り沿いの、わかりやすい場所にあります。

メニューは、特製つけ麺と辛味噌つけ麺の他、ラーメンも何種類かあります。
特製つけ麺（200g）を食べました。（750円）



かなりどろどろしたつけダレです。
所謂豚骨魚介スープですが、魚介はさんま節が中心だそうです。
旨味調味料は未使用とのこと。

麺は、全粒粉入りの太麺です。
かなりざらざらした食感があります。
暖簾には、カネジン食品の文字がありました。

具は、やわらか大きめチャーシュー1枚、コリコリメンマ、なると、ネギ。
レンゲの上には味玉半分、海苔の上には魚粉。


今風豚骨魚介つけ麺2010


ラーメンを食べてみたい気もします。

じんべえ＠札幌市清田区

じんべえです。
2010年7月にできた新店です。
開店4ヶ月後の11月に訪問しました。



場所は、真栄4-3。
美しが丘通り沿いの目立つ立地です。
最近激戦区になりつつある、厚別中央通りとの交差点付近です。

広々とした駐車場に、広々とした店内。
食事時を少し外れた休日の昼でしたが、店内は大盛況でした。
道を挟んだ向かいには熊吉がありまして、11月の大創業祭で1杯500円で提供しているにも関わらず、すごいですね。

メニューは、先頭が辛味噌、次いでタンメン。
その後に、味噌・醤油・塩と続き、各650円。
醤油を食べました。（650円）



豚骨ベースのあっさり系スープ。
塩気が強い訳でもなく、
旨味がない訳でもなく、
表面の脂は意外と多めで、
物足りなさが全くない訳ではないですが、
普通に美味しい札幌的な感じ。

麺は、森住製麺のもの。
加水率高めの中太縮れ麺は、典型的な札幌麺です。
このタイプのスープにはやはりこの麺でしょう。

具は、チャーシュー、炒めモヤシと玉ねぎ、大きめのネギ、メンマ、キクラゲ。
具だくさんですね。
チャーシューが脂身多めでやわらかくて美味しいです。


標準的平均的札幌的2010


このスープで次食べるなら味噌かな、と少し興味があります。

深花＠札幌市東区

深花です。
2010年7月にできた新店です。
開店4ヶ月後の11月に訪問しました。



場所は、北13東7。
地下鉄 東区役所前駅のすぐ近く、フードセンターの敷地内にあります。
私自身未訪ですが、以前は中心部にあり数年前に一度閉店されました。
それが今回、東区に復活オープンしました。

メニューは、
あっさり豚骨の深花らーめんと、こってり味噌ラーメンである深実らーめんとがあります。
深花らーめんは、基本三味と辛味噌から味が選べます。

深花らーめん　塩　を食べました。（750円）



「これが原点！キャベツの乗ったあっさりラーメン」だそうです。
見ての通り、白濁豚骨スープ。
意外とさらりとしたタイプです。
あっさりながらコクと旨味のあるスープは美味しいですね。
予想通り、ニンニクは強めに効いています。
熊本ラーメンとしては若干甘めの印象もありますが、かえって私の舌に合っています。

麺です。
箸で麺を持ち上げて、吹き出しそうになりました。（笑）
札幌麺なのです。
熊さんの高加水率中細麺で、縮れは弱めでつるっとコシがあります。
九州らしい低加水率麺で食べたいなと思っているのは、私だけではないはず。

具は、チャーシュー、キャベツの千切り、味玉。
特徴は何と言っても、キャベツの千切りでしょう。
最初は違和感ありましたが、意外と合うのに驚きました。
チャーシューは、やわらかタイプが2枚。
味玉はしっかり味付けがされています。


熊本札幌融合豚骨拉麺2010


低加水率麺で食べたいな～と思う今日この頃です。

譱＠札幌市中央区

譱です。「ぜん」と読みます。
2010年1月にできた新店です。
開店9ヶ月後の10月に訪問しました。



場所は、南7西4。
すすきのの南側、残念ながら閉店された「信ちゃん」の跡地になります。

メニューは、基本三味ありまして、各750円。
それぞれに名前があって、それぞれ異なる麺を使用しています。
醤油味＝がわらーめん　　　　＝中太ストレート麺
味噌味＝焙煎にんにくらーめん＝極太縮れ麺
塩味　＝鶏ガラ魚介風らーめん＝中太縮れ麺
さらに、全て札幌麺にも変更できるようです。
やはりニーズがあるのですね。




がわらーめんを食べました。（750円）
「がわ」は「砂川（すながわ）」の「がわ」だそうです。

半濁系のスープでは、豚骨ベースかと思います。
若干豚臭さが残る感じが、妙に心地よいのは何故でしょう。
醤油ダレにも独特の旨味があり、少し塩分濃度は高めですが、これは好みのタイプです。

麺は「砂川の麺」だそうです。
中間程の加水率の、中細ストレート麺です。
つるっと、ばつっとした食感が美味しいです。
こちらも好みのタイプです。
「ああこれが砂川の麺なのか。」と何気なく思っていると、札幌のカネジンの麺箱を発見！
「なんで？」とその時は不思議に思いましたが、ともさんのところのラー翁さんのコメントを読んで、謎が解けました。

具は、チャーシュー、ネギ、海苔。
チャーシューは、とろけるタイプが2枚、生姜焼きにしても美味しそうな大ぶりなものが1枚。
お得感があります。
細切りのネギも美味しいですね。


my favorite 〆 ramen 2010


これは好みの部類で、中心部でのシメラーメンに選択肢が増えました。
味噌と塩も気になりますね。

丸長本家＠札幌市中央区

丸長本家です。
札幌の歴史あるそば店です。
ラー翁さん、Bigさんから情報を頂き、オススメのラーメンを食べてきました。



場所は、南3西9。
狸小路のアーケードがなくなる西側、五衛門から少し南に行ったところにあります。

ラーメンは三味揃っていまして、正油・塩・みその順。
正油と塩が600円で、みそが700円。
他、もちろんそば類はありますが、定食類も充実しています。
ラーメン　正油　を食べました。（600円）



ノスタルジックな外観です。
表面には意外と脂が多めです。
食べ始めは、塩分強めの醤油ダレの強さを感じます。
その後から、そばつゆのような和風ダシがついてきます。
食べ進めていくうちに、しょっぱさは和らぎ、和風ダシが前に出てきます。
なるほど、そば屋らしい美味さがありますね。

麺は加水率高めの中太麺。
ぷりっとした食感が特徴的。
そばのような強靱なコシはありません。
札幌ではあまり見かけないタイプかもしれません。

具は、チャーシュー、メンマ、なると、お麩、ネギ。
チャーシューは小ぶりなものが2枚。
細切りメンマはコリコリタイプ。
なるとは三色で、かまぼこの味がします。


あぁそば屋のラーメン


そば屋も攻めていきますか。

麓郷舎＠札幌市清田区

麓郷舎です。
2010年6月にできた新店です。
開店4ヶ月後の10月に訪問しました。



場所は、清田7-1。
残念ながら閉店してしまった「名もないラーメン屋」の跡地にできました。

巷で賑わいをみせている所謂「二郎系」のラーメンを食べることができます。
ここの特徴は、基本三味が揃っていることです。
逆に迷ってしまうのも事実でして、店主さんにおすすめを聞いてみました。
「出ているのは味噌と塩ですねー」とのことでしたので、味噌にしました。
「二郎系」ですから、もちろん無料トッピングがあります。
「ニンニク・あぶら・ヤサイ」全てトッピングにつけました。さらに味濃いめに。
所謂「全部増し」というやつです。
さらに、チャーシューはカタロースとバラ煮から選べます。
「バラ煮」を選択しました。

以上をまとめますと
味噌、ニンニク・あぶら・ヤサイ増し、味濃いめ、チャーシューはバラ煮　を食べました。（600円）
これで600円とはお得感がありますね。



ででーんともの凄い存在感です。
横から見ると、さらによくわかります。



クリーミーな豚骨スープです。
思いの外まろやかなのに驚きます。
味濃いめにしましたが、それ程濃さやしょっぱさは感じません。

麺は極太ストレートと書かれています。
実際のところは中太程度の加水率低めのストレート麺。
全粒粉を使用しているそうです。
わしわし食べるタイプとは若干異なり、意外とつるりと入ってきます。

圧巻なのは具です。
見て下さい、このモヤシの山を。
キャベツは少量で、上にネギとニンニクと背脂がのります。
チャーシューは、「バラ煮」の名の通り、やわらかく煮込まれたタイプでした。
しかしまぁ、このモヤシの山を切り崩すのに時間がかかりました。


クリーミーまろやか二郎インスパイア


ネギ森にすると、もっと凄い山になるようですよ。

とき＠札幌市中央区

ときです。
2010年5月にできた新店です。
開店5ヶ月後の10月に訪問しました。



場所は、南3西6。
狸小路にあります。

メニューは、正油・味噌・塩の順で、各650円。
他に、あんかけ焼きそばや青椒肉絲がのったようなラーメンなどもありますが、ほぼラーメン専門です。
正油ラーメンを食べました。（650円）



透明なきれいなスープです。
メニューには「トリガラメイン、野菜の甘みがほんのり、後味すっきり」と書かれています。
まさにその通りで、甘みはやや強めですが、飲みやすいスープです。
どことなく、北一＠狸小路に似た印象を持ちました。

麺は一柳製麺のもの。
加水率やや低めの中細麺です。

チャーシュー2枚、ほうれん草、大きめのネギ、少量のモヤシと玉ねぎ、メンマ。
全体としてあっさりめにまとまった中、味付けが濃いめのメンマが印象に残っています。


あっさりシンプルトリガラ系2010


狸小路であっさり系を食べたいときにはよいかもしれません。

トマト麺Vegie＠札幌市白石区

トマト麺 Vegieです。「ベジ」と読みます。
2010年6月にできた新店です。
開店4ヶ月後の10月に訪問しました。



場所は、東札幌2-5。
秀の跡地になります。

店名にもある通り、トマト麺の店です。
トマト麺を食べました。（700円）



がっつりトマトのスープです。
そこに魚介の風味、ニンニクの風味が効いています。
魚介といっても、ラーメンで使われる魚介スープではなく、貝類のようなイタリアンな魚介です。
ラーメンのスープというよりは、独創的なトマト料理という表現の方が合います。

麺は、高加水率の典型的な札幌麺。
スープの独創性に反して、普通のラーメンの麺です。

具は沢山入っています。
がっつりトマトに、キャベツや茄子など。
上には、水菜がのっています。


オリジナルトマト麺2010


トマト麺Chiliやトマトマサラ麺など、他のメニューも気になります。
夜は「Vegieの酒場」という店に変わり、お酒も楽しめるようです。

おび食＠札幌市手稲区

おび食です。
2010年3月にできた新店です。
開店7ヶ月後の10月に訪問しました。



場所は、曙4-3。
最近激戦区となりつつある、曙通沿いにあります。

店名や看板からも想像つく通り、元は帯広の万宝来。
昭和48年に閉店された帯広の名店だそうです。
その店をされていた叔父さんから製法を学び今年開店したんだそうです。

メニューは、醤油・塩が650円、味噌が700円、辛みそが750円と徐々に上がっていき、
さらにマルセイバターコーン味噌 850円というメニューまであります。
あの有名な「マルセイバターサンド」のバターのようです。
醤油を食べました。（650円）



透明感のあるスープは豚骨ベースかと思います。
甘みが少しあり、まずまずコクのあるスープです。
旭川食堂系にも似た感じで、結構好みのタイプです。
シンプルながら美味しいと思います。

麺は、加水率やや低め、普通の太さの麺です。
道東方面の麺なのかしら？と思いきや、暖簾には西山製麺の文字がありました。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、ゆで卵半分。
チャーシューは肩ロースと思われ、適度な歯ごたえがあります。


あっさりシンプル帯広系2010


シンプルながら完成度の高い1杯かと思います。