BAT.MANを入れたら充電や放電のテストも簡単にできるようになった。これまでは電圧計を見てクランプメータで電流を測り記録していたので、条件を変えて測定するのはなかなか大変だった。
BAT.MANではスマホでスクリーンショットを撮って後で記録するのできわめて簡単。
そういうこともあって昨日は放電試験をするつもりでいたわけだ。しかし満充電に近いレベルに充電されていると思っているのに、BAT.MANで表示されるENERGY LEVELが70%程度と納得できる数字ではない。そこで、一度放電してから再度充電すれば満充電レベルがリセットされるかもしれないと考えて、24.0Vまで放電してから20時間充電してみた。
しかし、充電後無負荷で2時間を経過したバッテリーの端子電圧は26.5VでENERGY LEVELは77%だった。
この電圧も見せかけの電圧で12時間位放置したら26.2V位になるはずだが、それにしてもENERGY LEVELが77%というのは何が基準なのかよくわからない。もしこのSMF27MS-730の劣化状態も判定して新品時の77%しか容量がないよ言っているなら、これは凄い製品だ。
それはともかく、本日いよいよ放電試験だ。いつものセラミックヒータをインバータを介して接続して、①約400Wで放電して電流、電圧、ENERGY LEVELを記録、②すぐに約320Wに負荷を落として電流、電圧、ENERGY LEVELを記録、③さらにインバータのスイッチを切って無負荷にして電圧、ENERGY LEVELを記録、と3つの状態を測定した。
その結果をグラフにしてみた。
約400Wの負荷をかけて4時間で23.3Vまで電圧は低下し、その時のENERGY LEVELは37%だった。無負荷にした直後の端子電圧は23.9Vだったが、30分後には24.3Vまで回復した。この時のENERGY LEVELは44%だ。
大きな問題は7月9日に新品のSMF27MS-730で試験をした時には同じ負荷で端子電圧が23.6Vになるまで7.5時間を要したが、今回は3時間しか持たなかったということだ。実際に使える容量が40%になってしまったということで、かなりショックが大きい。
いいなと思ったことはBAT.MANについては放電時にはENERGY LEVELを電圧だけで算定しているのではなく、電流が変化しても(0になっても)ほぼ同じ数字を示している。グラフには表示していないが、セラミックヒータを320Wにしてこの時のENERGY LEVELも記録したわけだが、400Wの時とほぼほぼ同様の数字だった。
という事なのでバッテリーの放電中は電圧は低くなっていても、(電流の値を考えなくても)バッテリーの状態が判断できるとということになり、なかなか使い勝手がいい。
一方、充電中はこの数字はまったく当てにならない。こちらは充電(端子)電圧だけでENERGY LEVELを算定していると思われる。このため100%になったら過充電防止のため充電を停止するという用途には使えない。
充電の入りが悪いSMF27MS-730ではあるが、こんなに早くへたるとは思わなかった。サイクル回数としては80回くらいだが、旅行中は走行充電だけの低充電状態で酷使してきたからなあ。もっとも静置電圧で23.6Vを下回ることはほとんどなかったと思う。一方、満充電状態には一度もなっていない。(アラモに装備する充電器は最大29.2Vなので、SMF27MS-730の要求する最大30Vまでの充電というレベルにならない。30Vは危ないのでせめて29.8Vはほしい所だ)週に一度は満充電にしないと劣化が顕著に進行すると「蓄電システム」のサイトにあったのでこれも劣化の一つの原因かもしれない。
さて中心となるサブバッテリーがこれでは、快適なキャンピングカー生活は送れない。ここは充電器を買い替えるよりもソーラー発電システムを導入する方が正解のような気がする。
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そういうこともあって昨日は放電試験をするつもりでいたわけだ。しかし満充電に近いレベルに充電されていると思っているのに、BAT.MANで表示されるENERGY LEVELが70%程度と納得できる数字ではない。そこで、一度放電してから再度充電すれば満充電レベルがリセットされるかもしれないと考えて、24.0Vまで放電してから20時間充電してみた。
しかし、充電後無負荷で2時間を経過したバッテリーの端子電圧は26.5VでENERGY LEVELは77%だった。
この電圧も見せかけの電圧で12時間位放置したら26.2V位になるはずだが、それにしてもENERGY LEVELが77%というのは何が基準なのかよくわからない。もしこのSMF27MS-730の劣化状態も判定して新品時の77%しか容量がないよ言っているなら、これは凄い製品だ。
それはともかく、本日いよいよ放電試験だ。いつものセラミックヒータをインバータを介して接続して、①約400Wで放電して電流、電圧、ENERGY LEVELを記録、②すぐに約320Wに負荷を落として電流、電圧、ENERGY LEVELを記録、③さらにインバータのスイッチを切って無負荷にして電圧、ENERGY LEVELを記録、と3つの状態を測定した。
その結果をグラフにしてみた。
約400Wの負荷をかけて4時間で23.3Vまで電圧は低下し、その時のENERGY LEVELは37%だった。無負荷にした直後の端子電圧は23.9Vだったが、30分後には24.3Vまで回復した。この時のENERGY LEVELは44%だ。
大きな問題は7月9日に新品のSMF27MS-730で試験をした時には同じ負荷で端子電圧が23.6Vになるまで7.5時間を要したが、今回は3時間しか持たなかったということだ。実際に使える容量が40%になってしまったということで、かなりショックが大きい。
いいなと思ったことはBAT.MANについては放電時にはENERGY LEVELを電圧だけで算定しているのではなく、電流が変化しても(0になっても)ほぼ同じ数字を示している。グラフには表示していないが、セラミックヒータを320Wにしてこの時のENERGY LEVELも記録したわけだが、400Wの時とほぼほぼ同様の数字だった。
という事なのでバッテリーの放電中は電圧は低くなっていても、(電流の値を考えなくても)バッテリーの状態が判断できるとということになり、なかなか使い勝手がいい。
一方、充電中はこの数字はまったく当てにならない。こちらは充電(端子)電圧だけでENERGY LEVELを算定していると思われる。このため100%になったら過充電防止のため充電を停止するという用途には使えない。
充電の入りが悪いSMF27MS-730ではあるが、こんなに早くへたるとは思わなかった。サイクル回数としては80回くらいだが、旅行中は走行充電だけの低充電状態で酷使してきたからなあ。もっとも静置電圧で23.6Vを下回ることはほとんどなかったと思う。一方、満充電状態には一度もなっていない。(アラモに装備する充電器は最大29.2Vなので、SMF27MS-730の要求する最大30Vまでの充電というレベルにならない。30Vは危ないのでせめて29.8Vはほしい所だ)週に一度は満充電にしないと劣化が顕著に進行すると「蓄電システム」のサイトにあったのでこれも劣化の一つの原因かもしれない。
さて中心となるサブバッテリーがこれでは、快適なキャンピングカー生活は送れない。ここは充電器を買い替えるよりもソーラー発電システムを導入する方が正解のような気がする。
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