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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

東京メトロの携帯通信サービス拡充に思う

2013年03月22日 | 日記
東京メトロが地下鉄車内の携帯通信サービスを拡充、ほとんどの路線内で携帯電話の利用が可能になったとのことだ。
多くの携帯電話ヘビーユーザー(筆者はモバイルホリックと呼んでいるが)にとっては大変な福音だろう。
GPS活用型アプリも勢いづくに違いない。
またこれで災害発生時の混乱回避が期待できるのかもしれない。
ただ一つ、優先座席近くの携帯電話利用自粛がますます進まないことを危惧している。
今でさえ優先座席付近の携帯電源オフ・ルールはあまり守られていない。
地下鉄車内のモバイルホリック天国化はいいとしてもハンディキャップを持つ人たちの聖域も重要だ。
投資額の一部で優先座席付近の携帯通信サービスを遮断するような仕掛けが考えられないだろうか。
弱者保護のための社会ルールを強制的に適用することがあってもいいと思うのだが。

韓国のサイバー攻撃事件に思う

2013年03月21日 | 日記
韓国の放送局、銀行がサイバー攻撃を受け一斉にシステムダウンしたとのことだ。
原因は不正プログラムによるものということだから誰かの作為的な行動なのだがその誰かについては今だに不明である。
ふと連想したのは我が国で起こった一連の爆破予告に関する誤認逮捕劇だった。
インターネットを利用した脅迫行為はいずれも遠隔操作によるものとして別の容疑者が拘束されているがたしかまだ自供にまではいたってないはずだ。
また容疑者が逮捕にいたった経緯についてもサイバー上のトレーサビリティによるものではなく監視カメラに映った映像、いわば容疑者の遊び心・油断が決め手になったものと記憶している。
結局サイバー犯罪の捜査技術が犯罪抑止レベルまで追いついていないということだ。
いくら痕跡を消すソフトを使っているからといっても必ず糸口は残っていると思う。
警察関係者のサイバー捜査能力底上げにより一日も早い真相解明を期待したい。
日本も、そして韓国も。

日銀総裁の退任会見に思う

2013年03月20日 | 日記
日銀総裁が5年間の任期を終え退任記者会見を行っていた。
総裁が振り返っていたようにこの5年はまさに「激動の5年」、スタートからして大本命が政争に巻き込まれ失脚し異例の空席が続いたのちの急遽登板だった。
その後政権は自民党から民主党へ、さらに自民党へと逆戻りし、総理大臣は6人、タッグを組む財務相にいたっては10人を数えた。
いくら日銀が政府とは独立した機関とはいえこれではその運営に影響を受けないわけがない。
まして現総理のように日銀法改正までちらつかせられて恭順を迫られれば内心期するものがあったのではないかと思料するのである。
それでも退任記者会見で総裁は大人の対応に終始し後任者に温かいエールを送っていた。
本当に5年間お疲れ様でした。
それにしても日銀総裁に雇用責任まで課す首相の姿勢はちょっと行き過ぎだと思うがどうだろう。

WBC決勝トーナメントの敗退に思う

2013年03月19日 | 日記
WBC決勝トーナメント準決勝で日本チーム「侍ジャパン」が敗れ3連覇は実現しなかった。
予選1位突破でしかも決勝対戦チームにかねてから強敵と目された米国、キューバ、韓国の名前はなかったので「これはひょったしたら」と夢を膨らませたファンも多かったのではないか、そして当のチームの中にも・・・。
個人攻撃や戦犯探しは美徳ではないかもしれないがそれにしても昨日の試合はミスが目立ち全般に集中力を欠いていた。
あの重盗敢行失敗も好機でのスクイズ失敗、ボール打ち、投手の配球なども。
チームメンバーは否定するかもしれないが投打走ともに雑だった。
決して侍ジャパンの実力はあんなものではないはずだが・・・。
当ブログでも予選ラウンド・オランダ戦の後で「勝って兜の緒を締めよ」という格言を引用したのだが結局活きなかった。
敵は往々にして己の中に居るものだ。

夏の参院選に思う

2013年03月18日 | 日記
自民党が党大会を開き今夏の参院選勝利とねじれ解消を誓った。
ここにきて自民党は支持率上昇を続けており候補者擁立も順調に進んでいるようだ。
唯一の心配といえばTPP参加に伴う農業団体への対応があるがこれとて現在準備中の参院選公約に盛り込む手はずだろうから手落ちはなかろう。
それに今の野党には自民党を追撃する勢いもまとまりも感じられない。
あの日本維新の党も日銀総裁人事対応で生まれた党内亀裂の修復すら済んでいないのだ。
民主党は総裁人事案件で党の方針に従わなかった議員の処分問題を検討しているようだが人事などは神でもない限り是非の判断は難しい。
こんなことに時間を割くより他にやるべきことは多いと思う。
選挙協力だってうまく進んでいない。
確かに二大政党制はある意味で理想かもしれないが現状を考えるとまだ時期尚早だ。

往年の名画を我が家で楽しむ

2013年03月17日 | 日記
先日NHK-BSで放送していた映画「風と共に去りぬ」を録画して後日あらためて見たのだが3時間40分という大作でテレビCMもなかったため本当に映画館で見たような満足感に浸ることができた。
この映画はその昔映画館で見たおぼろげな記憶があるのだが何と製作年は1939年ということだからその時点ですでにリバイバル上映だったことも初めて知った。
南北戦争を舞台に没落農園主の娘の波乱に富んだ半生を描いたこの映画はもともと日本でいう時代劇なのだがそれにしても古さを感じさせない。
映画の技術だって今時のCGやVFXもないのだがスぺクタルシーンは十分楽しめる。
それに「Cibilization has gone with the wind」の字幕を見て(南北戦争という)風と共に去ったのは奴隷社会に象徴されるある種の文明だったのかと感じ入ったものだった。
いやー、映画って本当にいいものですねぇ…(笑)

安倍政権の「決められる政治」着々に思う

2013年03月16日 | 日記
日銀総裁人事の国会同意取付に引き続きTPP交渉参加表明と安倍政権が着々と懸案事項をこなしている。
日銀総裁人事を巡っては日本維新の党に亀裂が走ったりTPP参加問題では民主党内で元農相の離党など野党側に騒動が起きているが与党である自民党では党内であれほど白熱した議論があったにも関わらず結局「聖域の有無によっては参加離脱もありうる」の一文を加筆したのみで党内は何とかまとまったようだ。
民主党政権下での「決められない政治」に比べその大きなコントラストに驚かざるを得ない。
安倍政権はその船出以降順風満帆のようだがとにかく政治の世界も一寸先は闇だ。
「勝って兜の緒を締めよ」、先日のWBC対オランダ戦でも引用したこの格言を安倍政権にも提言したい。
蛇足だが野党内で起きている様々な意見の相違は各議員が熟慮の末下した結論であれば尊重すべきであって党議拘束などで縛りつけるよりよほど健全だと思う。
政策は党利党略を超越して進めるべきなのだ。

政府の「準正社員」ルール検討に思う

2013年03月15日 | 日記
政府が職種や勤務地を限定した「準正社員」の雇用ルールを検討し日本経済の活性化を図るとのことだ。
正社員とパート・派遣社員との中間的な位置づけで準正社員という新たなカテゴリーを作ることは労使双方から歓迎されるハズだ。
20年から30年ほど前のことになろうか、あるスーパーが地域限定社員制度を作りスタートさせた。
地域限定限定社員は(居住地から引っ越しを伴う、もしくは単身赴任を余儀なくされるような)転勤はない代わりに昇進や報酬は限定的になるのだが老親介護や子供の教育等で地域を離れられない社員には朗報だろう。
政府が新たに検討する「準正社員」とは何やらこの地域限定社員制度を参考にしたような気がしないでもないがこの際ルーツなどはどうでもいい。
労働者側にとっては無期限雇用で社会保障制度もある、企業側にとっては労務コストや事業所閉鎖時等の解雇・配転リスクが軽減するなどのメリットがある本制度は今どきの日本社会に大変有効ではないか。
是非ルール作り関係者には真剣に取り組んでほしいと思うのである。

昨今の異常気象に思う

2013年03月14日 | 日記
昨日の首都圏を襲った突風は凄かった。
どこだったか自転車が空中の電線に引っ掛かっていたがあんな光景を見たのも生まれて初めてだ。
どうやら近くのマンションのバルコニーにあったものが突風に巻き上げられフェンスを乗り越え落下したものらしいがいくらカバーがしてあったにしろ自転車が突き落とされるなど相当強力な風力が働いたに違いない。
そういえば先日は北日本では吹雪によるホワイトアウト、西日本では黄砂、砂塵による視界不良が同時に起きている。
狭い日本で厳冬と春の現象が同時に現出するなどもあまり記憶にない。
どうやら異常気象が当たり前になりつつあるようだ。
このままでは10年後、20年後どんなことが起きているのか、本当に深刻な問題だ。
人間界の営みが災いしているとすれば早急に手を打つべきだが因果関係の究明は進んでいるのだろうか。

再びWBC対オランダ戦に思う

2013年03月13日 | 日記
さてさてWBCはいろんな教訓を提示してくれるものだ。
昨日の対オランダ戦は初戦の勢いそのままに序盤でいきなり8点の大量得点を獲得したがその後なりを潜め終盤にはとうとう2点差まで追いつかれて試合の行方も分からなくなってしまった。
初戦の大勝時に当ブログで「勝って兜の緒を締めよ」との格言を引用したのだがまるで受け入れられなかったようだ。
試合は結局再度押し返し勝利を得たのだが今になって見ればあの逆襲は侍ジャパンにとっていいクスリになったと思う。
たしか当日のテレビ放送解説者も同様の発言をしていた。
そう人間は学問よりも実体験によって物事を学ぶものだ。
オランダの猛攻にヒヤリとしたがかえってよかったと思う。
それでもう一度あの格言を繰り返そう、「勝って兜の緒を締めよ」