グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

辺野古移転に伴う沖縄県民投票結果に思う

2019年02月25日 | 日記
昨日辺野古移転の是非を問う沖縄県民投票が行われた。
その結果は予想していた以上に「反対」が多かったようだがこれは度重なる日米軍用機の運用トラブルや埋め立て海域の軟弱な地盤発覚などがあるのかもしれない。
最終結果を見てみないので軽はずみに断定はできないが伝えられるところによれば凡そのところ「反対」は70%超、「賛成」は20%割れという。
ちなみに投票率は52%強だ。
これらの数字はどう受け止めたらいいのだろう。
官房長官は数日前に「投票結果の如何に関わらず辺野古移転工事を継続する」と言明していた。
首相は今回の選挙結果速報を受け「(県民の声は)真摯に受け止める」とコメントしていたが首相の「真摯に…」はいつも言葉上だけでその後の行動が変わることはない。
ただ今回はその結果が米国側に伝えられるということだからそこに新たな展開がでてくるのかもしれない。
いっそのこと普天間の担っていた機能を沖縄最大の基地である嘉手納で一体的に運用することができないかあらためて検討したらどうだろう。
本州で2か所イージス・アショアの設置が検討されているがその検討も併せて考える必要もあろう。
「辺野古ありき」は考えはいったん止めたほうがいいのではないか、単なる地域負担の軽減ではなく。