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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

じわり進む習(中国)包囲網

2018年09月26日 | 日記
先日行われたモルディブの総選挙で政権交代が決まったがこれで中国が進める一帯一路政策からの離脱が決定的となった。
マレーシアに続き今度はモルディブが中国の主要政策に「NO」を突き付けることになったが習近平体制には相当の痛打になるのではないか。
経済問題でいえば米国トランプ大統領が貿易収支の均衡化を強要しているがその要求を飲めば中国の国内産業が被る打撃は計り知れない。
残念ながら今のところ合意点は見当たらないようだ。
例の南シナ海の軍事基地化について一時は容認姿勢を見せていたフィリピンのドゥトルテ大統領が国内世論に押され国際司法機関の裁定を重視する姿勢に転じた。
これでまたベトナムなど周辺国も勢いづくのかもしれない。
全く国際環境は分からないものだ。
これではせっかく終身制を勝ち取った習主席も安閑としておれないだろう。
「好事魔多し」、何が起きるか分からないのがこの世である。






「新潮45」の休刊に思う

2018年09月26日 | 日記
新潮社社長の個人的見解の公表は当該誌の休刊という結果に落ち着いたようである。
直近号の広告を見たときにふと違和感を感じたものだが当然同誌の編集部も何かは感じていただろう。
しかし結局は「売らなければ」という気持ちが判断を狂わわせてしまったのではないかと同情する。
今後は「いつ何をもって復刊を決断するか」ということが焦点になろうがこれがなかなか難しい。
ただ今回のアクシデントがもしかしたら再生のいい機会になるかもしれない。
是非ともそんなつもりで出直しを図ってもらいたいものだ。
それにしても騒動の原因となった論文執筆者である国会議員はその後沈黙したままである。
所属政党である自民党幹部の歯切れもよくない。
こんな騒動は「お構いなし」ということだろうか。