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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

物別れに終わった米ロ外相会談に思う

2017年04月13日 | 日記
先日行われた米ロ外相会談は案の上物別れに終わった。
これは当然だろう。
メインテーマのシリア問題は片や現大統領を支持、片や現大統領の更迭を画策しているわけだから話が合うわけはない。
米国側が行ったシリア爆撃なのだがポイントはもともと化学兵器を誰がどう云う形で使ったか、その証拠は何か、なのだ。
それすらハッキリすれば大義は十分なのだから国際世論は間違いなくついてくる。
米国はこの辺りをもう少し手順を追って進めるべきだろう。
話は逸れるがこのシリア爆撃はトランプ大統領の標榜する「アメリカ第一」とは厳密にはミートしない。
化学兵器によって直接アメリカ国民が被害を受けたわけでもないのに結構な軍事コストを投入したのはどういうわけだろう。
大統領が愛娘の強い要求に従ったという説もあるが経緯はともかくとして結果的にアメリカが世界に警察官に戻ってきたと言えなくもない。
大統領がこれを機会に「アメリカ第一」カラーをうすめ「世界主義」を加味していくことが世界のため、ひいては米国のためになるのではないかと
考えたい。