グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米大統領選トランプ候補の健闘に思う

2016年11月08日 | 日記
米国大統領選のトランプ候補の予想外の健闘に驚くばかりである。
当初は泡沫候補、単なる賑やかしだと思っていたがあれよ、あれよという感じで決戦投票まで勝ち残り逆転勝利を窺う状況にある。
彼は共和党の代表だそうだがつい先日同党のエスタブリッシュメントが彼を見限っていた。
それでも彼は統一候補と残っているのだから過去の共和党はもう変質してしまったかのようである。
今回の大統領選は従来の民主党VS共和党の構図ではなく現在の米国の政治に対する肯定層VS不満層の戦いのようにも見える。
それだけ米国自身が追い込まれているのだろう。
トランプ候補優勢の世論調査が明らかになると株価が下がるという現象もユニークだ。
ビジネスマン出身の彼が大統領になると企業活動が鈍化する?、うーん、いろいろ考えてしまう。
ただTPPについていえば両候補とも反対のようだ。
EU各国の引きこもり現象ともどこかで繋がっているのかもしれない。
グローバリゼーションの波は先進国を中心に遠去かりつつあるかのようである。