シリア国内の戦禍を逃れた難民が大挙ヨーロッパに押し寄せ大混乱している。
先日は難民の幼児がトルコの海岸で水死体で発見され世界中の涙を誘った。
そしてこれがきっかけとなってヨーロッパ各国も難民受け入れに向け動き出した。
難民受け入れには各国とも様々な事情があって抵抗勢力もあるのだが人道主義が打ち勝った形だ。
難民支援についてはヨーロッパ各国のみならずカナダや豪州なども手を挙げている。
日本だって今こそ意思表示をするときかもしれない。
カネだけ出せばいいというものではない。
それにしてもシリアの政府軍、反政府軍、ISの三者が入り乱れた惨状は手を付けられないものか。
「難民受け入れ」はともかくその発生源を何とかしなくてはならないと思うのだが国際組織・団体の無力ぶりがどうにももどかしい。
国連事務総長も中国の軍事パレードに参列している場合ではないだろう。