toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

230-270725古希越え男性合唱団

2015年07月25日 | もろもろ

   夏の花(東京深大寺にて)

沼田の旧知の方からのお誘いで、平均年齢が古希を越えた15名ほどの男性合唱団の公演を聴く機会

がありました。 勿論アマチュアの皆さんです。 右から4人目の方が知人です。肝腎の公演場面の写真

が電池切れで撮影することができませんでした。 プログラムの表紙でご容赦ください。

音楽にとんと疎い私ですが、合唱の素晴らしさに圧倒されました。 磨きぬかれた人の声は最高の楽器

であると、どこかで聞いたか、読んだ記憶があります。 どんな素晴らしいCDプレーヤーでもこの迫力に

満ちた生の音を再生することは難しいのかも知れません。 去年まで右耳しか十分に聞き取れなかった

私の耳が今年1月の鼓膜再生術で左も聴こえるようになったのも理由の一つかも知れません。写真右か

ら4人目の方が知人です。

   当日の披露された曲一覧。 オープニングの『いざ起て戦人よ』が特に素晴らし

いハーモニーでした。 その後知ったのですが男声合唱団の定番の歌曲なのだそうです。

 

全く楽譜が読めない私は、小中学校の生徒時代の音楽の時間で2部合唱というのが苦手で、どうまじめ

に取り組んでも主旋律に引きずられてしまい、合唱の役目を果たすことができませんでした。 多分今も

駄目でしょう。 テナー、バリトンそしてバスの三つの旋律が融合し、ボリューム感あるまとまった歌曲とし

て歌われる。素晴らしいものです。 こんな文化的香りの高い老後をおくれる方々に乾杯!

 沼田城址(現沼田公園)にある鐘楼。

 

縁があって沼田の地に度々仕事でも遊びにも出かけることの多かった20年です。 沼田は来年の大河ド

ラマの舞台になります。 眞田幸村です。 幸村の兄信之は父と弟と袂を分かち、関ヶ原決戦を契機にし

て徳川方につきます。 大阪夏の陣で幸村も奮戦及ばす豊臣方は敗れ彼も戦死します。 この幸村の兄

信之が築城したのが沼田城です。 徳川幕府の初期に何らかの問題が起こり、取り壊されてしまいました。

五層の堂々たる天守閣だったようで、もし残っていれば城址の地形をも考慮すると国宝級の城として沼田

の名声を高めたでしょう。 郊外に出るとこれまた秀吉全盛期に小田原北条氏を壊滅させた原因の一つに

なった名胡桃城址の掘割等の遺構が残っています。 群馬県でも小さな市ですが、文化的香りのする街

です。

 

 

 

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