toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

107-250323身を削られても立ち直りつつあるイチョウ

2013年03月23日 | 花・樹木

 

Img_0582_2 Img_0587  P3204373 暖かな気温に誘われて、自転車で走り出す。 今日は久しぶりに島村の渡し迄走る。 なんだかとても調子が良く、通り過ぎて10キロ先のR17号新上武大橋まで走ってしまう。 都会人サイクリストには申し訳ない程整備された自転車道。 そして島村の休憩所付近のほころび始めた河津桜 (3/12)。  そして梅の花 (3/20)

手のひらを返したように春になってしまった。

下横町にある興禅寺の門前のイチョウの樹。20年ほど前に道路幅拡張のために、切られる運命になったが 地元小学生の助命嘆願で生きのびた。
が、何とかしないと規定の道路幅を確保できない。 工事担当者は寺側と協議の結果、幹を削ぐことになった。
直径50cm程の幹は長さ2mにわたり、可哀想なほど削りとられた。そのあとにコールタールを塗られたイチョウの写真が上毛新聞に掲載されたのを覚えている。 イチョウの生命力はやはり大したものだ。

歳月が経過し、立派に生き延びている。削られた平面の端の方から肉が盛り上がってきているのがはっきりと見える。 

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台風の暴風で倒壊した鎌倉鶴岡八幡宮のイチョウは根本から切断されたが、そこから新芽が生えてきたという。 まだまだ生命は終わらない。

一方、大津波にのまれてただ一本残った陸前高田市の黒松は願いむなしく枯死したが、生前採取した新芽が順調に成長しているようで、何時の日にかあの松原を再現してくれるだろう。

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