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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

その時の態度、物腰

2018年07月07日 15時39分49秒 | 思考試行

オームの死刑執行について、単に事実が報道されるばかりで、それがどのように実行されたのか、そのとき、それぞれの受刑者がどんな風だったのか、とりわけ、意思疎通もできないといわれている松本受刑者は、どのように、刑を受けたのだろうか。

最後まで、「狂人」のようだったのか、また、他の受刑者は、どうだったのだろうか。反省し、マインドコントロールから脱した受刑者と、コントロールされたままの受刑者もいたといわれるが、それぞれどんな風だったのだろうか。

人間が人間を裁き、殺すという行為には、批判がある。死刑制度が犯罪抑止にどう貢献しているか、それとも、さまざまな事情、冤罪の可能性などを含めて、死刑制度は廃止すべきだとする意見もある。

人間社会において、犯罪はなくすことは、不可能であるとしても、その生命を奪ってしまうことは、執行者の負担もそうだが、署名する法務大臣の心理的負担も大きいものがあるだろう。

裁判官は死刑を言い渡しても、最後の実行は、法務大臣の指示が必要であり、宗教上の信念などで一切署名しなかった大臣もいるという。

そうなると、署名した大臣は、どうしても目立つわけだし、酷な話ではある。大臣は、死刑の執行状況を詳細に聞いたりしているのだろうか。実際に立ち会ったりすることはないのだろうか。

最後の状況こそ、死刑制度が必要かどうかを示すものではないだろうか。この状況事実こそが、犯罪抑止につながるのではないだろうか。


オーム真理教と死刑執行・・・なさけない記者諸君!

2018年07月06日 15時23分58秒 | 思考試行

何故、こんな事件が起こったのか。優秀な真面目な若者が、どうしてオームの餌食となってしまったのか。

真相に迫る調査がなされたのだろうか。人が人を支配し、マインドコントロールをする。こういう事象は、時々起こるのだが、こういう事件が二度と起こらないように、何らかの手立てはとられたのだろうか。疑問がつのる。

そして、今日、もとオームの広報だった上祐氏が記者会見をした。反省しているような口ぶりだが、いま、約150名もの「信者」を擁して、彼は何をしているのだろうか。アレフの解体を目指しているような口ぶりであるが、公安当局は、アレフと同様の扱いとして、警戒対象のようだ。

それにしても、かつてはオームの幹部であったのだから、この記者会見には注目したのだが、なんと記者の質問がポツンポツンで、これにはタマゲタ。

こんな記者だからこそ、安倍くんは平気でおれるのだなあ。なんと情けなく、覇気のない記者であることか。質問が次々とあって、上祐氏を追い込み、こうしたマインドコントロールの悲劇を繰り返さないとう意気を感じさせてもらいたかった。

 


風潮

2018年07月05日 11時24分45秒 | 思考試行

強いものになびく。この傾向が顕著になってきた。官僚も政治家も、検察も裁判官も、少しでも力の差があれば、強い方へなびく、となれば、こんな社会、世の中はちょっとつまらん傾向だ。

官僚エリートが、息子を医者にしたくて、大学に便宜を図って、それがバレて逮捕されてしまった。

この官僚は、その後どうなるのだろうか。息子は、退学になるのだろうか。どんな風に事態がすすんでいくか、彼等家族の行く末が気になる。個人的な悪は、確かに叩かれるのだが、組織的な悪は、そう簡単にはいかない。

権力に阿った官僚は、栄転し、権力の意向にそう判決を出せば、その裁判官は出世して、最高裁判所裁判官への道を歩む。

アメリカは独善をやめないし、日大の実態もあきらかになってきたけれども、どうなっていくか、人類の将来は、この暗黒面をどうにかしないと、お先真っ暗だ。

「正義の味方」はどう行動すべきだろうか。選挙がすべてと、思っていていいのだろうか。何事か日頃から、日常から、政党もその行動事態を変えなくてはならないのではないだろうか。

選挙対策の著作や、宣伝、政策作りだけではなくて、現実の世界のなかで、具体的な行動を実践する動きが欲しい。


不公平バレバレ

2018年07月03日 18時05分18秒 | 思考試行

国会で、モリカケ問題が長期にわたって、問題となった。財務省、国土交通省、総理大臣秘書、が明らかなウソをついて、そのウソがばれた。

あろうことか、決裁文書の改竄まどやってのけた。すべては、国会答弁と合わせるためという。

国会では、証言拒否を連発した。それでも、起訴さえもされず、無罪放免である。あの騒ぎはなんだったのか。とぼけまくり、論理がとおっていなくとも、はぐらかし、絶対に、認めなければ、通るという状態となった。

そして、特捜検察もその流れに沿った。特捜部長の検察官は、栄転した。こんなことを平気でやっていて、いいのだろうか。

宮古島でも公文書の偽造があった。こちらは有罪となった。首相が、私や妻が関係あるということになれば、議員も辞める、と啖呵を切ったために、官僚は決裁文書の改竄をしなければならなくなった。

一年以上も国会を欺き通しても、なんの問題もない、そんなことがあって、いいはずがない。それもこれも、議席の数の効果であろう。国民も舐められたものである。


いつの間にか主役ではなくなっていた

2018年07月02日 10時35分33秒 | 思考試行

年齢は現役からの引退の大きな原因となりうるし、またそうでなくては新陳代謝しないから、自然の摂理ともいえる。

だが、当事者は、日々の生活のなかで、いつの間にか自分が世の中の主人公ではなくなってきていることに気付かず、いつまでも、現役であるかのように錯覚してしまう。

ある程度、現役の仕事を引き継いでいる場合は特にそうなりがちだ。同じ年齢層の者の振る舞いをみていると、わかりそうなものだが、人は人、自分は自分という観念があって、人のふり見て・・・とはなかなかならない。

テレビ番組などみていて、話がどんどんあわなくなって、感覚的に同感しなくなってくると、年齢を意識させられる。先日も家内と映画にいって、さほど、感動もしなかったね、などと言いつつ、話していたら、家内の横の座席の若い女性が、泣いていたという。

これには、仰天して、どこの場面などと、聞き出してみたが、とても、泣けそうもない場面であった。感性のズレが始まっているのだろうと思うほかなかった。


さあ後半の7月へ・・・サッカーの影響

2018年07月01日 22時15分49秒 | 思考試行

サッカー、決勝トーナメントへの進出を決めた日本の戦術を、外国マスコミが批判しているという。世界の強豪国でも、一次リーグの突破は難事業である。日本の作戦は、みごとだったといえるだろう。レアなケースをよくぞ乗り切ったものだ。一直線に勝負を挑んで、同点をねらう戦法も当然だが、彼我の力関係をみながら、無謀な単純な戦術では、無残な結果となる可能性は高かったとみる。

いずれにしても、新しい段階へすすんで、ステップを踏むことは、いろんなことが起こるだろうし、いいことだと思う。スポーツ界の活躍は、日本社会に、さまざまな効果をもたらす。政治の世界、官僚の世界、社会のこと、ベストを尽くして闘う選手たちの姿は、あきらかに、人びとに影響を与える。努力して、生きていこうとする人びとにとって、力となるのは明らかである。

この中から、人間社会がより一層の前進を図れることが望まれる。今朝のNHKの朝の討論番組に、お笑い芸人が、コメンテイターとして登場していた。素晴らしいコメントをしていた。生き方にも影響があったことを述べていた。さすが芸人である。心にとどくいい発言であった。