まだまだ、人間ができていないことを意味する。ちょっとしたことを、気にして、それが原因で眠れなくなってしまう。
相手からの反応がないとか、当然なんらかの反応があって然るべき時に、完全にシカトされてしまうと、気にしてしまう。
相手に不満があることは、十分に理解するのだが、過去からの経緯で、それぐらいの便宜を計るのが当然だろう、とこちらが考えていたとして、相手は、そんな過去の経緯などは、関係なく、現在のタテマエに合わないとして、しかしながら、過去の経緯もあることから、明確に異論を言うわけにもいかず、その不快感を無反応で表すのである。
当然に、相手の承諾があるに違いないと思っていても、相手は公然と反論はしないが、無反応というやり方を示す。
まさかとは思っていても、そうであることが明確になってくると、こちらも不快感がでてくる。過去のあれこれには、まったく、斟酌せず、感謝もなく、あったことをなかったことにしてくる。黙ってやるべきことをやってきたことは、全くの無駄扱いである。
正解はどうすべきだったか、一々、こちらのやってきたことを振り返り、何をどうしてきたかを、アピールすべきだろうか、それは、こちらの美学に反する。だが、充分アピールしなかったその結果が、今の相手の対応をうんでいるのである。
失敗したなあ、ということか。