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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

アメリカは武力行使をするのか

2017年11月11日 23時42分36秒 | 思考試行

普通に考えて、武力行使はまずい選択だろう。北朝鮮が、核を開発して、戦力を整えたとしても、北から核戦争を始める選択はない。

とすれば、あくまで、アメリカに対抗して、なんかあれば反撃するぞの姿勢を示すことで自らの保身を維持しているにすぎない。

アメリカにすれば、武器輸出をビジネスとしているのだから、小出しの武力闘争というのは、ビジネスに合致する。そこそこ抵抗してくれることは、アメリカにとって、好都合かもしれない。

本当に人類のために考えてはいないから、トランプは、環境問題に関心はなく、信じられないぐらい野卑である。アメリカの自治体が、これではイカンと動き始めているらしいが、至極当然と思える。

地球全体では、しかしながら、本当に環境問題は深刻になっている実感がある。台風が大型化し、頻発している。気温の上昇はとどまるところを知らない。この方面からも、人類の生存は危ぶまれる。

そして、アメリカが武力行使すれば、人類滅亡の動きはグンと早まることだろう。


どこまで真剣か

2017年11月09日 13時17分27秒 | 思考試行

トランプ氏が拉致被害者家族と面会した。家族は、トランプ大統領が真摯に対応してくれたといいながら、その言葉から、日本政府の本腰をいれた取り組みが不十分であるとのニュアンスが伝わってきた。

相手がある話といえども、いつまでも、この問題を解決できないのは、変なわけで、具体的な行動がなされていないと言われても仕方ない。

アメリカの大統領も3代続けて被害者家族と面談している。日本政府の取り組みがどんなものなのか、検証されるべきである。

いま行われている米中首脳会談で、北朝鮮への制裁強化の問題がどこまで話され、中国が具体的行動にどの程度実行するのか、北が動くようなものになるのかどうかである。

トランプはかなり強硬に、制裁行動の実行を中国にせまると言われるが、むしろビジネスの方に関心が強いようにもみえる。

日本は、国として、憲法の制約があるために、他国との関係において、理不尽な扱いを受けている、という短絡的な見方がある。昔の日本なら、ほうっておくはずがない問題だと。

ただ、その解決手段は、武力闘争ということになるから、たいへん危険な話である。一度、戦争となれば、今や、人類滅亡の危機の話である。北への効果的な行動が展開されるべきである。


自民党の欲望

2017年11月08日 00時56分39秒 | 思考試行

与党の質問時間を増やせという要求が出ているという。多数決ならば、どんなに議論しても、適当にやりすごしていけば、時間が来て、採決という手順になる。

緊張感は何もない。まともに議論などする気もないし、噛み合わないようにすればいいだけで、どんなに不都合なことがあっても、実態として、社会が動いていれば、庶民は怒ることもないし、現状で良しとする。

したがって、選挙すれば、誘導された方向へと、なびき、事件が起こりそうな結果にはならない。

そのようにして、政治に関心をもっても仕方がないと、選挙そのものにも行かなくなる。今の状況はそんなところだろうか。しかし、事態は、徐々に危ない方向へ進んでいる。質問時間を与党が独占して、世論形成に走るだろう。少数意見は、抹殺される。

戦争賛美、武力充実、国威発揚、古き良き時代の日本を再びの気分が出てくるかもしれない。アメリカの属国で、いつまでもいるつもりはないし、韓国や中国に舐められてたまるかの本心もある。

これは、結構、国民の気分に合致してきているのではないか。もう平和であることの先頭に立とうという新しい日本の決意はすっかりなくなったのではないか、とさえ思える。

質問時間も議席どおりにという自民党の企みが実現すれば、上記の条件を作り出すことに貢献するだろう。これで本当にいいのかどうか、国民はどこかで、切り替えることができるだろうか。


戦争をしない選択は不可能なのか

2017年11月06日 18時04分41秒 | 思考試行

そんなはずはない。人間同士殺し合うことは、どう考えても、おかしい。自分の家族がころされても復讐することは、できない。法律に基づいて、罰する以外に方法はない。リンチをするわけにはいかない。もし、リンチが可能ならば、世の中の秩序は相当乱れて、収拾がつかなくなることだろう。

だが、国と国との争いでは殺人も罪とはならない。生身の人間の命が、国家の名のもとに、奪われ、戦場で費消される。そして、有力者、富者、権力者の子弟は戦争へ行くことはない。昔、貴族は戦場の先頭にたったというが、それは、例外だから、そんな話がでてくるのではないだろうか。

戦前の日本の場合は、国家の名のもと、国民にモノを言わせず、戦争を遂行してきた。弾圧が強行された。共産党はひどい弾圧を受けた。今だに、その後遺症はある。特別の存在として、別扱いをする政治評論家もいる。タレントもいる。戦争に反対すれば、こうなるという象徴になった。

戦争に突っ込むときは、その前に、国民の手足を縛るだろう。アメリカのようなシステムにならないと思う。今は、アメリカは徴兵制ではない。日本の場合は、強制するために、徴兵制をいれてくるだろう。となれば、戦争反対の共産党を非合法へ追い込むことも考えられる。

選挙は小選挙区のみにして、教育で、宣伝で、反共を正面に打ち出し、あらゆる場面で、民主勢力にイジメを敢行する。抵抗すれば、難癖をつけて、逮捕拘禁、あとは、非合法だ。

本当に民主的な政治形態は、日本で生まれるだろうか。民意を尊重する気風が、国にみちみちていないとそうはならない。勝手にはならない。そうしようという国民の意識が必要だ。


普通でないことがいいだろうか

2017年11月05日 00時33分35秒 | 思考試行

マスコミに常連として、登場する人々は、普通ではないのだろう。格別の収入、権力、普通ではない考え方、常識を外れた行動、贅沢。・・・

それは、人々の、憧れにつながったり、憾み、妬みのもとになったりする。

だが、結局は、静かな、普通の生活こそ、大事なのではないか。金正恩は、結局のところ、普通の静かな生活こそ、もっとも欲しいものではないのか。

どこの人々も、そうではないのか。仕方がなく、銃を持ち、駆け回るのだが、緊張のなかで、なにもかも忘れているだけで、その根底には、静かな心地いい風のふく高原で、なにか、爽やかな飲み物を、飲みながら、恋人か友人か、家族と談笑したりする生活こそ理想ではないのか。

退屈にみえる生活のなかに、何らかの趣味をもち、何らかのささやかな楽しみを見つけて、目立つこともなく、賞賛を受けることもなく、暮らす。

何やかやと、できたら、他人のために、何事かできれば、それは幸せだと、思いながらそれをするためのささやかな努力などもしている、そんな生活を過ごしたい。


イヴァンカの印象

2017年11月04日 17時52分55秒 | 思考試行

大富豪の娘、大統領補佐官、大統領の娘、3児の母親という。自らもビジネス人である。美しく、賢く、あのトランプ大統領がよくこんな娘を育てたものだ、と言われているらしいが、小生もそう思う。

トランプ氏は、大統領になって、いま、どういう具合なのだろうか。当初、アメリカは、滅茶苦茶になるのではないかと思われたが、徐々に、問題が沈静化しているようにみえる。彼女の存在が大きいのではないか。

彼女が、大統領に直接話のできるもっとも近い人間だという。もちろん若いし、経験もないわけだが、ビジネス人としての実績があり、落ち着いた物腰だし、大統領は、彼女のアドバイスを受けているといわれることに、異和感はない。

現実政治のなかで、彼女が、堂々と機能しているとすれば、人類にとって、おそらく初めての現象ではないだろうか。超大国アメリカを動かす大統領の側近として、娘として公職にあるのだが、報酬はなし、というのも好感がもてる。

今後、彼女が、そしてアメリカが、どうなっていくのか、注目したい。


女性が活躍できる社会?

2017年11月03日 11時10分03秒 | 思考試行

すでに、女性は活躍しているわけだが、日本の場合、どこの組織も男性優位となっており、給与の決め方、役職のことなど、女性は不利な立場に立たされている。

役割分担という名前のもとに、女性自身が女性であることを利用して、その位置を受け入れた来た側面もあるかもしれない。

だが、男女に関係なく、その能力に応じて働けるようにするなら、女性の力はもっと活用できるはずである。

人口比で、半分は女性なのだから、今は明らかに、効率の悪い役割分担になっているのだろう。

男性側に、女性を蔑視する考え方は、まだまだ多い。当然のごとく、男性優位の仕組みを不思議とは思わなくなっている。家庭から、すでに、この問題は、出ている。

男性の意識改革と同時に女性の意識改革も必要である。女性と男性と一括りに考えると間違える。当然属人的に考えなければならない。能力の高い人をどう活用し、それぞれの個性のもと、人類全体が生を享受できる社会は、これからである。


正義をめざして

2017年11月02日 11時15分25秒 | 思考試行

正義ということばは、今や死語なのだろうか。政治家、行政、為政者、企業、介護施設等々、正義を念頭において、日々活動を展開しているわけだが、本当にそうなっているだろうか。

儲けさえすれば、若者たちをクイモノにしても構わないという企業の経営者はいないだろうか。どこも、厳しい経営環境のなかで、知恵をしぼっているのだが、社会全体として、経営者、そこで働く人々、年金生活者、青少年、児童、赤ん坊にいたるまで、政治は、思いを隅々にまでいたらせているだろうか。

とかく、自分のセクトの為には、熱心だが、敵対組織を設定して、「うわさ」をまきちらし、とんでもないデマ情報を流すことについても躊躇しないという組織はないだろうか。

宗教組織となれば、違う宗派に対して、鋭い攻撃を加え、命のやりとりまでする。こんな現状をみるたびに、人間にとって、普遍的な正義とは何か、考えなければならないと思うが、あまり、正義がどうのこうのという話はきかない。

自民党は、民意を反映しない選挙制度のもとで、議席を不当にかっさらって、いよいよ憲法改悪路線を走ろうとしている。戦争をしない国から、戦争をする国へと大転換を図ろうとしている。

選挙中は、声高に憲法改定を叫ぶことなく、終われば、早速この調子である。どこに正義があるのか。だましうちの詐欺師の手口を臆面もなく実行している。そして、口だけは「謙虚に」というのである。謙虚に野党の質問時間を削減するのである。こんなわかり易い悪党が、はびこっている現状では、正義はいよいよ大事である。


国会議員の役割

2017年11月01日 12時14分35秒 | 思考試行

真面目に政策を考えたり、論議したり、どうすれば世の中をよくできるかと、本当に努力してくれているのだろうか。また、そのために、国民を啓発するような活動をしているのだろうか。

早朝から駅だちをするとか、辻立ちの演説ばかりではなく、政治の世界の研究集団、市民講座のようなこと、地域の具体的な課題について、提案活動したり、また、意見聴取したり、そういうまっとうな政治活動をしてほしい。

週刊誌の売らんかな戦略に引っかかって、セクハラ、パワハラが相次ぎ、政治家の印象がどんどん低下している。

昔の政治家は、お妾さんがいたり(今もそうかもしれないが)しても、格別問題にならなかったという。今はそうはいかない。すぐに、スキャンダルとして、たたかれる。もっとも、それも、事実が、分かっていたとしても、その発表のタイミングは、わかって直ちにということではない。

わかったらすぐに出すということはしない。各組織は、自分にとって、もっともいいタイミングをねらって、それをだす。勝負どころに出してくるのである。

池田大作元会長も弱みをつかまれ、これを題材に、自民党は相当公明党を利用してきた。公明党が独自で「いいようなことを」言い出すと、国会への喚問を持ち出すなどしてきたのである。それでピタッと動きはとまる。

長期政権になれば、「忖度」がはびこり、自分に都合のいいルール作りを連発する。ああ人間社会は、どうなっていくのだろう。