ワシントンまでとどくような、ミサイルという。北朝鮮は、必死でミサイルにすべてをかけているようにみえる。さきに脱走してきた兵士の健康状態は、寄生虫がいたり、けっしていいとはいえない。兵士の処遇がひどいということは、一般国民はもっとひどいと思われる。
そこまでして、何を守っているのか。金一族の支配体制のみである。国民が全体として一方向へまとまるのは、それ自身が、不自然であり、無理がある。強権的な支配がなければ、成立しないことである。
国民サイドは、監視社会のなかで、反抗することは不可能になっているのかもしれないし、もはや反抗する気力、体力さえないのかもしれない。そんなところへ、軍事行動云々の話がでている。だれをたたくのか。その挙句、軍がやけくその反撃をすれば、当然ながら、周辺国への被害も想定される。
アメリカの軍事産業のみ、喜ぶ事態のようにみえるが、アメリカの軍事産業もいつかは、消滅すべき存在であることは明らかである。こんなものが繁栄する今の時代は、とても不健康な状態であることは確かである。