交通違反は、絶対にしないつもりで運転しているが、久しぶりに過日、違反切符をきられてしまった。
交差点で、前進のみの青矢印の信号となった。当方は、左折なのだが、左方には歩道もないし、車もいない。隣の車線からは、車がどんどん、出て行く。先頭車だったから、青矢印がでて、運転免許をもたない家内に思わず、左折できるのではないか、などと口走っていた。迷っていたのである。
さほど複雑な交差点ではないので、ちょっとした異和感をもちつつ、「行けるのでは」の判断で、交差点を左折した。
と、50ないし100メートルきたところで、パトカーのスピーカーの声が聞こえた。え、俺か、俺かとまだ、はっきりした違反の意識がなかったが、パトカーは上向きライトを点滅させている。
当方の車以外に誰もいないから、これは、俺だと認識、ゆっくりとバス停手前で停車する。その時点で、ああ、あれはアウトだったんだとはっきり認識する。警官がやってきてその旨を言う。
反則金9000円の切符、指紋まで取られた。思えば、迷ったのは、同じ場面に遭遇した経験がなかったように思う。直進青で、左折は赤、そんな信号が思い出せない。
警官は、最後に「有難うございました。」と言った。