真面目に政策を考えたり、論議したり、どうすれば世の中をよくできるかと、本当に努力してくれているのだろうか。また、そのために、国民を啓発するような活動をしているのだろうか。
早朝から駅だちをするとか、辻立ちの演説ばかりではなく、政治の世界の研究集団、市民講座のようなこと、地域の具体的な課題について、提案活動したり、また、意見聴取したり、そういうまっとうな政治活動をしてほしい。
週刊誌の売らんかな戦略に引っかかって、セクハラ、パワハラが相次ぎ、政治家の印象がどんどん低下している。
昔の政治家は、お妾さんがいたり(今もそうかもしれないが)しても、格別問題にならなかったという。今はそうはいかない。すぐに、スキャンダルとして、たたかれる。もっとも、それも、事実が、分かっていたとしても、その発表のタイミングは、わかって直ちにということではない。
わかったらすぐに出すということはしない。各組織は、自分にとって、もっともいいタイミングをねらって、それをだす。勝負どころに出してくるのである。
池田大作元会長も弱みをつかまれ、これを題材に、自民党は相当公明党を利用してきた。公明党が独自で「いいようなことを」言い出すと、国会への喚問を持ち出すなどしてきたのである。それでピタッと動きはとまる。
長期政権になれば、「忖度」がはびこり、自分に都合のいいルール作りを連発する。ああ人間社会は、どうなっていくのだろう。