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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

アメリカはどこへ行くか

2016年11月14日 08時59分34秒 | 思考試行

選挙で多数を占めたといって、それで決着とはいかないかもしれない。アメリカの大統領選挙は、すなおに受け入れられそうにない。

なにしろトランプの言い分がひどすぎる。こんな大統領は、わたしたちの大統領ではない。かれが選挙中に言ったことを実行すれば、当然さまざま混乱に陥ることは明らかだし、国民が怒るのも無理はない。

今のデモがいつまで続くかであるが、就任式まで続くなら果たして、こんな大統領に政治ができるだろうか。

革命は、国民にとって不都合であれば、必ず成立するわけではない。だが、あまりに理不尽であれば、民衆の直接の力でこれを阻止するというのは、ありうることである。

国民全員が賛成とはいかなくても、概ね納得できるのであれば、こんなふうにデモ騒ぎにはならないだろう。これからアメリカはどこへ行くのか、世界に影響するだけに、注視しなければならない。


理不尽はあたりまえの時代になるのか

2016年11月13日 10時11分10秒 | 思考試行

南スーダンから、どこの国も引き上げていない、ケニアは司令官が解雇されたためと防衛大臣はいう。他の国は撤退していない、という。

そもそも自衛隊が南スーダンに行って、新任務を与えられ、殺し殺される場にいることこそが問題である。トランプ大統領になれば、日本の防衛についてあらたな状況がうまれることもあると思われるが、そのなかで、憲法9条を持つ日本はどういう態度をとるべきか。

駆けつけ警護などの新しい任務を与えるというが、本当に、国際的に武器を持ち、銃弾を放つ事態となれば、その混乱をとどめることはできない。

各国の、内向き志向が強まるなかで、あらたな国益の衝突も予想される。日本はこれからどこへ行くのだろう。世界が、国益を言っているかぎり、さまざまな理不尽がはびこる。

どうしても、衝突が免れない。そんな事態になったとき、日本がどういう態度をとれるかが問題である。世界的な視野で、実際の提言ができるのは、憲法9条を持つ日本である。はたして、それを実行できるだろうか。

それができれば、日本は英雄だ。


国意識は無駄といいつつ

2016年11月12日 11時33分02秒 | 思考試行

トランプ大統領が誕生すれば、どうなるのか。選挙の時の言葉がそのまま実行されるとすれば、日本は同盟国ではなくなり、自分の国の防衛は自分でやる他なくなる。軍備を拡張しなければ、国防ができなくなる、そう言い出す人が増えるだろう。

いちいちアメリカの顔色を伺う必要がなくなって、尖閣も竹島もきちんと守るとなる、北方4島も力ずくでも取り返しに行くことが、国として当然となるかもしれない。国としての主張を曲げないのなら、論理的にそうなるだろう。

だが、それがいいのか悪いのかといえば、混乱が始まり、人命、財産の毀損は免れ難く、憎しみが憎しみを呼び、ロクなことにならない。

わかっていても、その方向へと国としては、なだれ込んでいくかもしれない。アメリカのおもしがとれれば、充分に予想できるところである。

それで、よろこぶのは軍需産業だろうし、武器産業である。人殺しのための技術を伸ばし、それが経済活動と結びつく。一旦そうなれば、簡単にこの流れは止まらない。生産活動を止めないためには、紛争が常に起こっていなくてはなならない。意図的な紛争が起こる可能性がある。ロクでもない事態が待っている。


トランプは「市民ケーン」になればいい

2016年11月11日 09時37分24秒 | 思考試行

古い映画で「市民ケーン」という映画があった。金持ちで強欲だったケーンが、反省して弱者のことを理解し、考えをあらためて、いい市民になるというストーリーだったと思うが、トランプもそうなればいい。

あまりにも低劣で、事実誤認があって、改善すべき点は多々あるにしても、その一つひとつを、確かめ改めれば、結構いい大統領になるかもしれない。

まだ、正式に大統領になるまでは時間があるわけだから、この期間中に大いに勉強してもらいたいものである。長丁場の選挙期間で、彼の人間性や、問題点はかなり明らかにされた。

となれば、改善すべきは改善すべきである。歴史、これからの社会、人間そのもの、宗教、社会、その他、かれが認識を改めなければならないことが明らかになっているのではないだろうか。

政権の要職につくものだけではなく、デモも起こっている、これらの声に真摯に向き合うならば、トランプは、自らを変えることができるはずである。できなければ、世界は、大変な混乱が必至である。


教育的指導が必要

2016年11月10日 10時51分31秒 | 思考試行

どういうことになるのか。世界が固唾を飲む事態となった。トランプが大統領になって、かれが、選挙期間中に語っていたことを実行すれば、明らかに、しょうもない混乱が始まるのは目にみえている。

虐げられた人々の怒りが爆発した結果だろうが、よくボケ連中がやりすぎて、あまりに格差をつくったものだから、この結果は、彼らが招いたものだといえる。

アメリカ一国にとどまらず、影響は世界に及ぶ。世界のけったいな連中が口を揃えて歓迎しているところが面白いというか、不気味というか、類は類を呼ぶ感じがする。

ニューヨークの唖然としている街の様子はただごとではない。せっかく出来たオバマケアが、本当になくなるのだろうか。もう生きる条件がなくなったと、自暴自棄になる人がでるのではないか、それとも、さびしく人生をはかなんで、いっそ、この世の地獄とおさらばするか。

罪深い政治が展開されるのを、どうやって、誰が「教育」するのか、その理不尽をどう止めるかが課題となった。儲け主義だけでは、こんなことになるのだ。言わんこっちゃない。


無茶苦茶言っても大丈夫な国アメリカ

2016年11月09日 09時07分11秒 | 思考試行

およそ人間としても叩き落とされても仕方ないかというようなことを発言しまくっても、大統領選挙で接戦となる国。人間というのは、完全無欠の存在ではないことを知っているからなのか、そんなことぐらいでは、変わらないということらしい。

いよいよ、今日の昼過ぎにはどちらが大統領になるのか決まる。まだ、そのあと裁判があるかもしれないという、このしつこさには、呆れるばかりだが、12月のオバマ大統領の任期終了までは、決着がつかないこともありうるという。

しかしながら、もしもトランプが大統領になれば、かれが発言通り実行するとなれば、世界は大混乱が必至であると思われるのに、大したことはあるまいという空気があるのは、少し心配である。

なんだかんだといって、クリントンが勝つだろうと思っているのだろうが、早くも速報というネットで、トランプ有利の州があるようで、落ち着かないことである。来るべき困難をどう切り抜けるのか、少しは考えなければならない。


地盤沈下

2016年11月08日 10時46分01秒 | 思考試行

博多の道路が沈んでいる。恐るべき現実。なにが原因だろうか。地震だろうか。それとも長年にわたる地下水の汲み上げ。あるいは、地下鉄工事の影響。

いろいろ言われているが、土地のような通常は動かないものが、こんなふうに激変すると世の中、本当に安定した動かないものなんてない、という気がしてくる。

アメリカの大統領選挙は、嫌われ者同士の闘いだという。およそ、指導者としてふさわしくない言われ方であり、討論内容も、お互いの弱点を責め合うばかりで、人類社会を代表する国家の大統領を決める選挙とは思えない低レベルである。

トランプ人気には、虐げられた人々の怒りが背景にあるといわれるが、その改善のためにさらに、弱者を痛めつける主張をしているところが痛ましい。トランプの人格的な魅力もない。

何という、地盤沈下であろう。世界全体が変な方向へ向けて動いているようにみえる。紛争解決の方途も見えない。とらわれた状況に全体がはまっているようだ。


指導者の役割

2016年11月07日 09時07分36秒 | 思考試行

いい指導者というのは、やはりいい。松山大学のマラソン指導者大西監督の指導を求めて、全国から指導を求めてきているという。

来るもの拒まずで、どんどん指導するという。惜しみなくおしえるので、実業団、他大学、高校生、などなどその輪が広がっているという。

実績を出し、その指導の効果を求めてくる人々、そして、それを拒まない。すばらしい人がいるもんだ。競技である以上、門外不出とかマル秘にするのが、自然なのかもしれないが、お互いに切磋琢磨して、競うのだから、気持ちのいいことだろう。

みごと優勝した松山大学は、優勝の喜びにひたるまもなく、さっそく朝練をしているという。体育系の人々の努力には、本当に感心する。

やればやっただけの成果がでるところが人をひきつけるのだろうか。何事も、努力しなければ進歩はないし、努力したから正比例して成果が出るとは限らないけれども、努力がなければ、何事も始まらないことは明らかだから、とにかく努力は続けようではないか。


人間の実態

2016年11月06日 10時53分23秒 | 思考試行

男と女がいて、子供が生まれて、人類社会が続いていく。男は女に魅力を感じ、女もまた、そのように感じて、子供を為す。

生物界全体は、この原則がだいたい普通であって、雌雄の存在があって、その生命をつないで行く。うまくできている仕組みである。

人類社会には、まだまだ階級があって、ことさら裕福のものとか、生まれながらにして高貴な方としての扱いを受けている人もいる。

時代の流れのなかで、変化があっても、日本の場合は、天皇制が継続してきている。天皇制は、いずれは、やめた方がいいように思うが、未だに、外交のツールとして、政権は重宝しているようだ。

先の大戦においては、天皇が法的には全権を持っている扱いにも関わらず、軍部の指導層の主要部は、これを無視した。天皇の意思によって、国を動かしているとは思っていないし、そうするつもりは毛頭なかったのである。

こうして、付随して、特権階級がこれを利用する。人間社会に階級を持ち込み、支配の秩序維持の道具とするのである。宗教もまた、似たような構造を持つ。

人間社会は、まだまだたいへんな状況なのである。


現実の政治・何をどうするのか

2016年11月04日 15時53分33秒 | 思考試行

権力を握るために、議席を確保する。そして、その中で、中心メンバーとなり、ついには単一の親分となり、権力をふるう。

政治家の夢なのだろうが、そこには、国民の暮らしはどんな位置づけになっているのだろうか。票がとれるような説得がいる。状況に即応して、民意を獲得する。真に、国民の暮らしをよくするためにという動機ではない。

あくまで、票を獲得して、権力を握ることにある。そのための軍資金集めが必要である。そこで、政治と密接な関係のある財界、官界との関係性がうまれる。かれらの意向に逆らうわけにはいかない。

複雑な利害関係のなかで、論理のすりかえ、ごまかし、なんでもありの策略が展開される。表面的にはあくまで正義を貫く姿勢を見せる。弁舌爽やかにウソもつく。

勝ったものに対しては、手のひらをひっくり返して、態度を豹変する。何事もなかったように振舞う。まったく信用ならない。それが現実だ。

そのなかで、政治家は、何をなしていくのか。そこを国民はみなければならない。彼らは、いったい何をしようとしているのか。


達人になることが目標?

2016年11月03日 09時05分34秒 | 思考試行

何をするにも、上手になりたいというのは、自然なことである。俳句をすれば、いい句を作りたいとなるし、また、努力すれば、時にいい句ができる可能性がある。

手業にしても、訓練とか慣れとか、努力すれば必ず成果はあがると思われる。学問の世界もそのように思いたい。だが、分野によっては、努力したとしても、思い通りにはいかない成果しかない場合もある。

逆に、そうたいして努力をしたわけではないのに、なんだか、うまく回って世間でいう成功者になる人もなかにはいるかもしれない。

人間世界は、そういう人がいるかもしれないと思えば、どうやら必ずいるような気がする。水は高きより低きに流れるわけだが、どんな小さな隙間であろうと、そこに物理的な制約がなければ、流れ込む、一切の隙間に、水は流れ込む。

これと同じに、人間世界も同じような現象があるのではないだろうか。こんなところにも、人がいるという感じである。

苦痛に満ちた暮らしのなかで、喜びを見つけられる人もいれば、そうでない人もいる。

願わくば政治家や官僚や、富裕層などの人々が、その力を有効に発揮して、多くの人々のために、何事かをなすような動きがうまれてこないものかと期待する。


必要なもの

2016年11月02日 09時57分44秒 | 思考試行

衣食住ということになるが、それだけでは、人間は満足しない。よりよく生きるというためには、生きがいがいる。それは生活に追われて、日々暮らすことのなかにもあるけれども、余裕のある暮らしのなかでも、生きがいのない、鬱々とした生活では、健康に生きてはいけない。

人によって、その生きがい感は大きく異なる。いきいきと楽しく生きている人がいる一方では、恵まれた環境にあるにもかかわらず、楽しめない暮らしを続けている人もいる。

それは、考え方だけなのか、身体の物理的事情によるものか、脳細胞、神経回路の異常なのか、最新科学は相当な進歩をみせていて、従来ならば、だから、科学ではすべてはわからない、そこで神さんが登場するのだと、なるところを、踏みとどまり、人が人として生きていくことを、可能にする環境を獲得しつつあるのではないだろうか。

安易に神さんを持ち出さず、迷信の世界から脱却することが健康に生きる出発条件になることがいよいよ鮮明になりつつある。宗教で人を束ねたり、奇跡を言い合うなどの風景は、不健康であることを常識としたいものである。


しくじり先生の感動

2016年11月01日 07時53分11秒 | 思考試行

昨日のテレビ、しくじり先生の講座は、いずれもよかったが、結局は、思い上がり、気付かない他者への思いやり、による問題から、深刻な反省の弁ということになるのだが、とりわけ、ロックンローラーの高橋先生の講義はすばらしかった。

芝居の中で、自らの境遇と同じシチュエーションがあって、子供が会いに来た場面で嬉し泣きをしたのだが、あまりにも現実と符合していたこともあって、6分間も泣き続けていたという。

周囲は、まだ、高橋の現実のことを知ってはいないときだったというが、彼はいかに、日常のありふれたことがいかに幸福だということかを力説した。そうなんだろうと思う。

今なら、夫婦をやり直せるのではと思ったりしたが、それは覆水盆に返らずということだろう。しかし、この反省は、新しいパートナーができれば、きっと生かされるだろうし、大いに彼を見直した。

創価学会の信者ということを、どこかで見たが、それだけは個人的には残念である。あの反共的な団体の広告塔と言われたときもあったと思うが、そのへんの価値観にはまったく同感できないが。