古い映画で「市民ケーン」という映画があった。金持ちで強欲だったケーンが、反省して弱者のことを理解し、考えをあらためて、いい市民になるというストーリーだったと思うが、トランプもそうなればいい。
あまりにも低劣で、事実誤認があって、改善すべき点は多々あるにしても、その一つひとつを、確かめ改めれば、結構いい大統領になるかもしれない。
まだ、正式に大統領になるまでは時間があるわけだから、この期間中に大いに勉強してもらいたいものである。長丁場の選挙期間で、彼の人間性や、問題点はかなり明らかにされた。
となれば、改善すべきは改善すべきである。歴史、これからの社会、人間そのもの、宗教、社会、その他、かれが認識を改めなければならないことが明らかになっているのではないだろうか。
政権の要職につくものだけではなく、デモも起こっている、これらの声に真摯に向き合うならば、トランプは、自らを変えることができるはずである。できなければ、世界は、大変な混乱が必至である。