権力を握るために、議席を確保する。そして、その中で、中心メンバーとなり、ついには単一の親分となり、権力をふるう。
政治家の夢なのだろうが、そこには、国民の暮らしはどんな位置づけになっているのだろうか。票がとれるような説得がいる。状況に即応して、民意を獲得する。真に、国民の暮らしをよくするためにという動機ではない。
あくまで、票を獲得して、権力を握ることにある。そのための軍資金集めが必要である。そこで、政治と密接な関係のある財界、官界との関係性がうまれる。かれらの意向に逆らうわけにはいかない。
複雑な利害関係のなかで、論理のすりかえ、ごまかし、なんでもありの策略が展開される。表面的にはあくまで正義を貫く姿勢を見せる。弁舌爽やかにウソもつく。
勝ったものに対しては、手のひらをひっくり返して、態度を豹変する。何事もなかったように振舞う。まったく信用ならない。それが現実だ。
そのなかで、政治家は、何をなしていくのか。そこを国民はみなければならない。彼らは、いったい何をしようとしているのか。
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