トランプ氏の大統領選挙勝利は、いろいろ波紋が生まれている。当然だと思う。あれだけ変なことを言っても何もないとなれば、それこそ人類滅亡である。およそ、アメリカの大統領としてふさわしいはずがない。
といっても、ヒットラーの例がある。彼は、民主的手続きのなかで、うまれた怪物である。彼のせいで、人類はとんでもないことをした。周辺の人々も、彼に従い、あるいは共鳴して、蛮行を継続した。
アメリカは二分されていると言われる。都市部と郡部での文化の違い、富裕層と貧困層、いつかはなんとかしないことであることは間違いない。
しかし、彼がそれをできるだろうか。明らかに事実誤認があって、彼はどんどん自分に意見を変えるかもしれない。認識が間違っている以上、彼は変えることができる可能性がある。間違っていることに気づいても、これを強行するとは思えないが、そうなれば、アメリカ国民も黙ってはいない可能性がある。
ひるがえって、日本はどうだろうか。電通にみるごとく、働く人のことを考える文化はない。これでいいはずがない。要求する他ないのだ。