空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

前近代的な吉本興業

2019年07月23日 17時10分25秒 | 思考試行

 売れている芸人、タレントには、なにも問題ないようにみえて、ひとたび、今回のような事件になると、会社の前近代的体質がドットでてくる。

 これは悪いことではなく、良くなるための第一歩になるだろう。吉本興業が、ちゃんと体質改善できるかどうかであるが、弁護士が、なんとかできる問題でもなく、会社自身がやるべきことである。

 社長会見で、会社の古い体質が明らかとなり、ここからどうやって、近代的な会社になっていくのか。まさに、日本自身が、似たような、このような古い体質をもっていて、こうした古い体質が、明るみにでることは、有意義なことである。

 これを契機として、世の中が変わることになれば、喜ばしいことである。それにしても、覚悟を決めて、記者会見を行った宮迫氏、田村亮氏のはなしぶりと、岡本社長との違いは、歴然としていた。勝負あった。

 岡本氏は、弁護士の指導があったのか、回りくどい言い方、言質をとられないように、こわごわの調子で、気味が悪かった。こんな低レベルの社長なのかと驚いた。

 今後どうなっていくのか。どんな風に収束していくのか、時間がたてば、何事もなかったようになっていくのかもしれないが、ここで、何か新しい進歩がみられるのか、注視していきたい。

 お笑い芸人が、かつては、どうしようもなくて、挫折の上に、この世界にたどりついた人という理解が一般的であったが、今や違う。もっと力をつけていて、インテリも大勢いるし、難しい政治問題を扱う番組なども、司会として、立派に仕切っている人もいる。

 県知事を務め、大きな成果をあげた実力者もいる。吉本興業も、お笑い芸人出身者が仕切るようになれば、世の中もっと良くなるのではないか。

 お笑い芸人の力が、世間にみとめられてきて、ますます、その役割が大きくなっている。日頃から、いろいろ広い分野で見識を高め、芸風ももっと新しい領域にも進めていただき、世のため人のため、役に立つ芸人、タレントになっていただきたいものである。注意しなければならないのは、政権の意向を酌んだり、しないこと、それこそ、国民ファーストの目線をキチンと持つことである。 

 あまり勉強しないで、政権のおだてにのったりしないように、注意してもらいたい。大事なのは、国民ファーストである。