「サックサク」というのは、頭文字で、ローマ字にすると、SAKSKである。
S 親切にすること
A 明るくしていること
K 謙虚であること
S 素直であること
K 感謝すること
これは、佐藤愛子さんの著書「私の遺言」のなかで、佐藤さんが親しくされている方の人生への対処の仕方が書かれていて、これを、受験勉強風に、暗記しやすく頭文字をつけてみたものである。(なかなかいいでしょう。)簡単そうで、忘れているというか、感謝や謙虚などあまり考えなかったから、意表をつかれた思いがしたものである。というか、素直でもないし、親切でもないし、明るくないし、全部がゴッソリ抜け落ちているではないか、とびっくりしたのである。
それでも、営業の仕事をしてきて、それほどの成果をあげてきたわけでもないが、なんとか食べてこれたのは、どこか、お客様からの支持をいただいてきたのは間違いなく、少しは、自分を認めてやりつつ、遅まきながら、感謝している次第である。
最近、予防歯科の医院を、紹介されて、治療が始まった。というより、治療の前段階だが、歯と歯茎、唾液の検査、及び掃除、歯石とり、にもう3度ほど通った。いままで、さほどのトラブルもなく、よく、手入れされていると言われてきたのだが、問題点をいくつも見つけられた。歯の磨き方、歯間ブラシの使い方、などなど。歯槽膿漏になりかけの部分の指摘もあった。
まだ、本格的な治療には、かかっていないが、ここまでで、認識が変わった。歯科治療に本気で取り組んでいる歯科医院であること、そして、この医院の、歯科医、歯科衛生士、受付の人、それぞれの方がSAKSKなのである。人生を楽しく生きる要諦ではないかと確信する。