空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

売れない芸人はどのように暮らしていくのか

2019年03月14日 00時20分36秒 | 思考試行

売れない芸人を、題材にして、テレビ番組にしていた。アルバイト生活で、収入は劣悪だし、将来を考えると、暗澹たるものである。今のままで、売れることがなければ、間違いなく、老後は生活保護となるほかない。

もっとも生活保護をうければ、なんとか生きていくことはできる。公の援助など、受けないなどと頑張らずに、なにか適当な趣味をみつけて、機嫌よく生きていくことは可能だと思うが、周囲の冷たい視線や、思いやりのない言葉を受けたりして嫌なこともあるかもしれない。

だが、芸人魂で、そのときこそ、ボランティアをするなり、でなくても、内面的にゆたかな暮らしをおくることは可能ではないだろうか。

堂々と、生きていくべきだ。卑屈になる必要なんか絶対にない。生きているだけで、それは、人を救っていることになる。絶対に誰の役にも立たないようにすることは不可能であり、人間は、かならず誰かの役にたってしまうのである。

迷惑ばかりかけて、極悪人であっても、それでも人の役に立ってしまうのである。人間の不思議なところである。彼がいることによって、暮らすことができる人がいるのである。

人を苦しめたり、悪いことばかりをしている人でも、役にたつということは、そうでない人は、さらに、良質に、人の役に立っていることとなる。

堂々と生き抜いて、死ぬまで生きていく。できれば、人が喜ぶことをしたいが、それがまた迷惑だったりするけれども、そんな食い違いも含めて、自分の価値観にしたがい、生きていくほかない。

その価値観が誤ってはいないか、謙虚に反省しながら、点検しながら、生きていくようにしようではないか。売れない芸人さんをみていて、そうの思った。