無理しても仕方がない。あるがまま、なるがままで行くことにする。このところ、介護の方に、少々エネルギーをとられているのだろう。今までは、簡単にこなしていた仕事が、一々、引っかかって、結構、手間がかかるようになってきた。
さすがに、引き時がせまってきたことを自覚せざるを得ないのだけれども、それでも、踏ん切りがつかずに、いままでやってきた。
ちょっとしたことで、その機会がきそうな気もする。何かで、ミスをして、これはいかんと思わされるか、じぶんでも自覚できるぐらいに、能力の減退を感じたときには、これは、いい機会とみて、撤退することになるだろう。
長年の顧客が亡くなったという電話が入った。また、たいへんな事務がはじまる。役所より融通がきかない保険会社とのやりとり、契約者への書類集め説明、等々、なかなか簡単にはいかないのである。
それで、こういう機会に、途中で仕事を投げ出すことはできないから、なんとかやり遂げると、まだいけるなんて気分が出てくる。
流れの中で、しっかりと周囲を観察しながら、無理をせず、だが手抜きせずあるがままに、行こうと思う。