いつの時代にも、熱血漢がいる。彼は、間違いなく、そうだ。やむにやまれずの行為であった。こういう行動は、当然ながら、問題とされる。
昔なら、何らかの法に引っかかって、ひどいことになっているだろう。今の時代でも、その危険性がある。変な方向からの反応だって、考えられる。
それも承知で、この行動にでている。原発で、どんなにひどいことが起こっているか、これが、一番の問題である。マスコミも本当の力になっているのだろうか。そして、為政者の罪は深い。
彼等、為政者、権力の、仕事ぶりは、国民を馬鹿にしているのは、間違いないとしても、国民の側でも、山本議員の行動を、単なるはね返り者とせず、意見表明をしていかなくてはならない。でなければ、権力は、国民の動向を見ながら、国民を馬鹿にする、次の手を考えているからだ。
だいたいにおいて、何らかの力をもち、相対的に有利となると、人は謙虚さを失い、他人を小バカにし始める。無視をする。それが、さまざまな害を与える根幹にある。
時代は、そのせめぎ合いのなかで、進んでいるようだ。どのように変化していくのかは、今この時代に生きる我々一人ひとりの課題であり、後世の人間に何を伝えられるかである。