昨日、偶然に番組の途中であったが、ピアニストが、いろいろ演奏しながらショパンの曲を解説しながら、また、指揮者としての仕事のことなど、自分の仕事は、金、地位、名誉ではなく、人の目を輝かせることだといいながら、熱のこもった、講演というか講義というか、をしていた。
終わりには、聴衆の全てが立ち上がって、笑顔笑顔であった。軽い調子で話しながらも、演奏の力はすごいのだろう、ショパンの曲の演奏に聴衆がウットリする場面もあった。
この人も人生の達人である。こういう人が、いろんな分野にいて、人間社会が善き方向へと徐々に進むのならば、いいことである。
地位、名誉、金ではなく、人の目を輝かせるのが、自分の仕事であるという。これは、各分野で使える考え方ではないだろうか。
具体的な仕事というのは、いろいろあって、別に、人の目を輝かせることが目的になりえない分野もあるがそれでも、根底にその考えがあるかどうかで、大違いになるだろう。